野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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ロボットに母性は目覚めるのか?
ロズの一途な業務遂行プログラムに可変が生じていく過程を人情味あふれる流れで描いた秀作。野生の島の仲間たちの活躍がロボットの覚醒を刺激していく展開が素晴らしいストーリーとなっている。
渡り鳥として生きていくための目覚めと成長に対比して深まるロズの母性が心温まる演出になっています。果たしてAIは個性や愛情を手に入れることができるのか?
見どころ満載の本作を
是非映画館で🎦
15
映像と音響はアカデミー賞級‼️❓
野生のロボット
久しぶりのドリームワークス作品劇場鑑賞‼️。
前に「マダガスカル3」を見て以来かな多分(笑)の劇場鑑賞でした。
予告から面白そうではあったけど、確かに良かった👍。
お手伝いロボット(ロズ)を積んだ飛行機が事故で荷物のロボットが落下、何体かの一体が起動しお手伝いロボットだから依頼人を探し島を歩き回るが人間がいないため会話できない。動物(ロズは思ってないが)の言語を学ぶため勉強モード的なものになってしばらく休眠する。学習を終えて動物達に改めて仕事を探しまわる〜っで序盤のスタートかな〜😊。
動物の言語学習して会話をできるようにするとか今のAIにもできないのかな❓(笑)、すごいよね😳でもなんか笑えた。
色んな動物達から怪物扱いされるが最終的には仲良くなれるしその理由も感動だよね🥺。
声優さんはロズの綾瀬はるかさんは予告編の段階でも気づきました😊特徴ある声ですからね。
ロズの声ハマりました。
他の方は全然気づかなくてエンドロールで「あっそうなんだ」と驚きました(笑)。
キツネのフィンク、セリフではチィンクって聞こえてたけど調べたらフィンクなんだね(笑)。
「マリオ」をAmazon primeで見た時からかな❓ドリームワークスのロゴにシュレックやアレックス達がいたから新しくなったね〜、釣り人くんがイタズラや痛い目にあうのはもうないのかな❓(笑)
期待値より高いものがきた
子供をトランプ信者にさせたくなければこの映画を観せるべき
予告を観た時は子供向きと思って敬遠していたが、評判の高さで鑑賞。
子供も大人も楽しめる、凄い映画だった。
まず、映像が凄い。
うまく言葉で説明できないが、明らかにアニメなのに、リアルな世界のように感じた。
とにかく映像を観ているだけで楽しく、ワクワクした。
出てくる動物の挙動はリアルなのに、思考はとても人間的。
ロボットのロズと動物たちの会話で笑える場面が多く、何度も吹き出してしまった。
笑いのセンスが自分好みだった。
オポッサムの子供たちの言動が常に予想の斜め上で、心掴まれまくり。
食物連鎖の中で生きる野生動物たちにとって「死」は日常の出来事で、誰かが亡くなっても基本的に深く思い悩むことはなく、そこは人間社会と違うところに感じた。
ロズが雁(渡り鳥)の卵を見つけたことで、孵化したひな鳥を「キラリ」と名付けて育成をしていくことになるが、ロズはプログラム通りに動くだけのロボットのはずなのに、親が亡くなった真相をキラリにいつ伝えるかで悩んだり、成長して反抗期を迎えたキラリに四苦八苦するロズの姿が、人間の子育てと同じように見えるのは面白い作りに感じた。
ロズが家を建築中、まだまだ幼いキラリが仕事を手伝おうとするも、力不足で大したことができず、ロズにとっては明らかに足手まといなのに、ウンザリした顔をしながらも付き合ってあげるのが素晴らしいと思った。
なかなかこういうことができる親は少ない気がする。
子供の「人の力になりたい」という気持ちを、まずは肯定してあげるって大事なことだと思う。
キラリが渡り鳥として旅立つ場面が壮観。
「今まで島のどこにいたんだ?」と思うぐらいの大量の雁が一斉に飛び立つ映像がものすごい迫力で、映画のクライマックスとしてふさわしい場面と思っていたら、後から考えるとこの場面はまだ映画の真ん中だったという衝撃。
この後、大量の雁が人間世界に迷い込むが、人間視点からすると大量の鳥が集団で動いているのを見ると恐怖を覚えたり迷惑に感じたりするが、それを鳥側の視点で見せていくのは興味深かった。
野生の島の動物たちが冬眠をする場面。
異常気象が起こるというのも今時を反映しているが、ロズの家で起こることが、今の社会にぶっ刺さる素晴らしすぎるメッセージに感じた。
みんなが弱肉強食の本能のまま生きていたら世界は混沌し、容易に滅亡する未来が見えるが、それを防ぐために本能というプログラムを超えてみんなで手を取り合った方が良くない?というメッセージ。
さらに、キツネのチャッカリが言う「みんなが死ねば島を独り占めできる」という考え方をロズが否定し、ロズの利他的行動があったからこそみんなが助かる展開。
トランプ的思考のまま世界が突き進んだら世の中どうなるか、それを防ぐためにはどうすべきか、野生動物たちの取る行動を鑑賞しているとそれが伝わる作りになっていて、圧巻の内容だった。
この場面だけでも観た価値十分だが、この後も動物軍団VSロボット軍団による2019年公開『アベンジャーズ エンドゲーム 』のクライマックスみたいな盛り上がりが待っていて、最後まで徹底的に作り込まれた素晴らしい映画だった。
おいおいおいおい、騙すなよー
ディズニーはこう言うのを作れよ!
綺麗な映像と怒涛のストーリー展開!!
マザー
子が成長し、それ以上に大人が成長し、母と成り、世界が1つと成り、時に敵対もする個人がその世界と個々を互いに認め合い尊重し、世界を得てビッグマザーが産まれる素晴らしい物語。
俺にも母ちゃん居てさ、俺も年齢重ねる程に母大好き人生なんだけど、俺の母ちゃんもボケが始まっちゃってて俺の名前も間違えちゃうレベルなんだわ。
でもそんなのフル無視に俺は母ちゃんが世界で一番大好きな大人の女性なんだわ、最近毎日自覚してる。
笑ってくれ、ゴリゴリのマザコンと罵ってもらって構わない。
やっぱ俺に取っちゃ母は世界で一番の存在なんだよ。
だからさ、ロズがコケと汚れまみれになって、機能も徐々に壊れて行くも、人生で学習したプログラムと、そのプログラムを超越した愛なんか見せられてもう色々声殺して泣いちゃったよ。
うん、知ってるよ、俺クソヲタだからまあまあ色んな物語見てんだ。
そのプログラムを超えた愛って、心って言うんだぜ。
そもそも道具、便利ガジェット、工業製品として生産されたロズが心を得る。
母と成り、世界が母と認め世界そのものが母を求め愛を知る物語だ。
生きて行くため時に狩ったり狩られたり世界は残酷だけど、僕達は母から産まれ愛を教わるから生きて行けるんだな。
はあ、良い映画を見た。
大好きだよ。
感情移入が
子供の情操教育にはいいかな。
ロボットと人間の共生というのは色々な映画でテーマになってきたが今回はロボットと動物と視点を変えてきた。
とは言っても動物の言葉も翻訳して理解してしまうので結局はロボットと人間の関係と変わらなくなってしまってるけど。
それにしても最新鋭のお手伝いロボットとはいえ有能過ぎるかな。
とにかく何でも出来ちゃうんだもんな。
こういう事が苦手とか弱みがあったりすると人間味?が出て感情移入しやすいと思うんだけどね。
ストーリーは申し分なく、ロボットが感情を持つようになるのだがそれが行き過ぎた表現になってないところがいい。
動物たちがイイヤツ過ぎるのが気になるけどね。
食物連鎖は大丈夫なんだろか。
アニメでしか描けない
2016年に出版されたばかりのベストセラー児童文学「The Wild Robot」をドリームワークスが映画化したディズニーには作れないであろう傑作アニメである。冒頭ロズが危機を乗り越えるために崖の這い上り方をお手本にしたカニがあっという間に鳥にさらわれ餌となる。人間がいない動物だけの島で食う食われるの生態系が端的に描かれ、擬人化とは逆に鳥や狐やビーバーに「擬動物化」された人間が「自然本能」を乗り越え人種や格差を克服して協力し「愛と平和」を勝ち取るというあまりにもベタなテーマに臆せず真正面から取り組んでいて純粋に泣ける。予告編でわかる通りロボットと鳥に親子愛が芽生え、動物たちが食べちゃいたい本能を抑えて一致団結する童話なのだけれど打ち込まれたプログラムが役に立たないロズと同じく動物たちもDNAプログラムに反逆してみせるという展開に戦闘のやまぬ現代人の理性が問われている。飛行練習で凧揚げのように鳥を腕に乗せて走り、渡りへの出発で一緒に駆け出し断崖で雁の群れを見上げる「半泣き顔の」ロズ、この素晴らしい描写はアニメにしかできないし繊細な画に支えられたカメラワークがこれぞ映画の醍醐味を味合わせてくれてやはりアニメは最強。吹き替えの綾瀬はるかもグッジョブ。
愛とは
期待は超えてこなかった
...かな。
ビジュアルデザインは好きな感じで映像もすこぶる綺麗でスゴイの一言なんですが。
生まれて初めて見たものを親と認識するひな鳥を"仕事"として育てることになって"感情"を持つに至ったお助けロボットの話。
見る前に「どうするのかな」と思っていたのは、まず人間が一人もいない世界で動物相手にロボットがどうやって会話を成立させるのかな?という点でした。これは動物が共通語らしきものをもって会話をしている、という設定でクリアです
この時点で、動物が完全に擬人化されてしまうので、"野生の島"前提が崩壊です。動物が人間社会的な世界に生きている設定は、この手のファンタジーでは常套手段なので驚きはしませんが、物語が進むうちにそれがちょっと行き過ぎてしまうために(ネタバレなのでココまで!)、全体的になんともつまらない話に落ち着いてしまいます。
確かに舞台は大自然なんだけど、実際は"野生"を描かないので、せっかく人間が出てこないのに、"野生のロボット"というコンセプト(決めゼリフ!!)がぜんぜん"入ってこない"ことに。この辺が今ひとつ期待を超えてこなかった理由だと思います
これだと泣けないんだよな〜的な。
オマケ:
ホントは字幕版を観たかったんですが、レア過ぎて殆ど観られません。綾瀬はるかさんもまぁ、合ってましたけど。ちょっと綾瀬はるか感が出すぎてしまったかもしれませんが。このへんは意見が分かれるでしょうね。(吹替キャスティングに話題性があり過ぎると字幕版を観られるチャンスが減りすぎて困りもんですね。)ニョンゴ姉さんでどんな感じになるか、すごく興味があります
綾瀬はるかさん良かったです
吹き替え版で見ました。
ロズが単なるサービスロボットから、だんだんと愛情を持った優しい母親に成長していく姿は、声が綾瀬はるかさんということもあり「義母と娘のブルース」みたいでとても良かったです
柄本佑さん、鈴木福さん、いとうまい子さんもみなうまくて楽しめました
ただ、最後の戦闘、よくよく考えると戦わなくてもよかったのではないかと(まぁ結果論ですね
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