「子育ての役割を担うのは」野生の島のロズ ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
子育ての役割を担うのは
ロボットと動物の組み合わせのアニメというと近作ではロボット・ドリームズを想起するが、こっちはジブリ風味も入ったドリームのように美しいCG映像ワークス。
話は、ロボットがプログラムを逸脱して、そして母になる、というものなのだが、ロズが任務(どんな任務だったかわからんが)に忠実なロボットを逸脱して感情が表出すればするほど醒めてしまう感があった。野生の島での弱肉強食ルールも次第に緩んでぼんやりしていくし。大作少年の命令に忠実だったジャイアント・ロボは最後の最後に裏切るから泣けるわけで(古すぎ)。まあ、ウェルメイドなご家族向け作品といえばそれまでなので、人生に擦れたおっさんが文句つけるもんでもないけど。
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