「そうか、今はユニバーサル傘下かドリームワークス」野生の島のロズ Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
そうか、今はユニバーサル傘下かドリームワークス
右手小指を骨折して劇場での鑑賞が減っていたので今日はハシゴ。
TOHOシネマズ日本橋「かなさんどー」に続いて2本目は「野生の島のロズ」吹替版を(本当は字幕版が良かったのだが、公開から2週間が過ぎ、もうやってなかった)。
東宝東和、GAGAに続いて出たドリームワークスのプレゼントマークにシュレック等過去作のキャラが登場していた。
こんなだったかなと思って調べたら、元はスピルバーグだが、アニメ配給はパラマウント⇒フォックス⇒ユニバーサルと変遷していた。フォックス時代は殆ど日本では劇場公開されていないようだ。私は「カンフーパンダ」以降は観ていないね、多分。
鉄腕アトムにアトムが感情を欲しがるエピソードがあった。花火を見ても美しいと思わないアトムは「美しい」と思う感情を欲しがり御茶ノ水博士に感情を持つ回路を作ってもらうが、「美しい」と同時に「怖い」と言う感情も持ってしまい敵と戦えなくなってしまう。
依頼主からの仕事をこなすようプログラムされたアシスタントロボットのロズもキラリを育てて行くうちに「胸にこみ上げてくるこの温かい気持ちは何?」感情を持ったのだ。
T2にも「私は涙は出ないが、気持ちは判る」と言うシュワちゃんの台詞があったっけ。
ロズは野生の島の皆を救うためにユニバーサル・ダイナミクス社に自らの記憶と体を犠牲に差し出す(犠牲的精神も持ち合わせている)。
だから、ラストはちょっと違うかなとも思うけど。
CGアニメの画像はとても綺麗だし、綾瀬はるかのふんわりした雰囲気と尖っていない声がロズに合っていて、いい吹替だった。
クリス・サンダース監督は「となりのトトロ」が大好きで、特に雨のバス停のシーンがお気に入りだそうだ。
綾瀬はるかの雰囲気、とっても合ってましたよね。ここは名刺出すとこだ、というのもありましたし。
無粋で申し訳ないのですが、学習するろぼっとなので、理論どおりにいかないヒトと関わって対処を学習するうちに、疑似感情みたいなものを獲得し、学習が進むにつれて細やかな発達をして行けば、ロボットが「感情」(らしきものですが)を獲得するのも理にかなっているような気がします。
考えてみたらドラえもんって、どんだけ高度なロボットなんでしょうか
!
コメントありがとうございます。
最近は吹き替え多いですねー。
字幕派の人も多いから選べるようにしてもらえると嬉しいと思うのですが。
私も今回は綾瀬はるかさんの声が合ってたように思いました。
Mr.C.B.2さん、お邪魔します。・_・
アトムのエピソード、初めて知りました。
漫画のほうでしょうか?それともTVアニメ?
何となく、漫画の方のエピソードのような気がしますが…
他にも、10万馬力では力負けする相手に対し一時的に100万
馬力にパワーアップして戦う話もあったような気がします。
破壊的なパワーを持つことへの葛藤が描かれていた記憶があ
りますが、詳細は記憶あいまいです @_@;;
このようなエピソード、いかにも手塚治虫の描く世界かな
という気がしました。
あと、ドリームワークス作品は観ていないと思っていたので
すが、「シュレック」はドリームワークス制作なのですか。
この作品ならば、鑑賞した記憶があります。
とても面白かった作品と記憶しています。
共感&コメントをありがとうございます。字幕版は早々と上映がなくなっていたのですね・・・でも、Mr.C.B.2さんが吹き替えで満足いただけたようで良かったです!