劇場公開日 2025年2月7日

「王道子供向けアニメなのに技術力エグすぎ。」野生の島のロズ ゆたかちひろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5王道子供向けアニメなのに技術力エグすぎ。

2025年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

なんでもっと早く、IMAXで観なかったんだ!と少し後悔した。でも、吹き替えしかやってなくて、いつもなら字幕見るんだけど、吹替大正解でした。翻訳が素敵すぎる!

名前ひとつ取っても、子供向けに分かりやすく可愛らしく名付けられた日本名、とても良い。俳優さんたちの声もすごく合ってる。

超!王道のストーリーなんだけど、美しい背景や、計算された構図に、可愛らしいキャラクターの仕草が、全て子供たちを物語に引き込むようにとても丁寧に作られてて、これはちびっ子連れて観に行く映画過ぎる。なんで春休みに公開しなかったんだよ。

真摯に子供に響くように作られた作品は大人も感動する様になってるよね。泣いた泣いた。どのキャラクターもみんな愛おしい。

あと、アニメーションの技術力がエグい。どこまで進化するんだ。子供向け映画と油断してたけど、とんでもない映像美だよこれ。

【パンフレット A4変形36P 990円】
最初のページ開くと雁の渡りシーンが見開きでドーンとあって涙腺刺激される。背景は手描きらしいのだけど、その背景に馴染むCGで作られた手描きのようなキャラクターがほんとにすごいなと。劇中カットが沢山載せられてて、どのシーンも額に入れて飾れる映像美を改めて思い出せる。作品紹介、キャラクター紹介、あらすじ、米日キャストコメント、解説3本、プロダクションノート4ページ、監督インタビュー。宣伝2ページ。
欲を言えばもっとプロダクションノートとかメイキングとか欲しかったなー。Blu-rayにメイキングあれば買っちゃうかも。アニメーションの技術力の進化が感じられるほんとに凄い映像だったな。

ゆたかちひろ