劇場公開日 2025年2月7日

「わかってても泣く」野生の島のロズ こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0わかってても泣く

2025年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

プログラミングに従って動く間無視され続けるロズが可哀想で、初めから掴まれてしまう。
心のないはずのロボットが、いつのまにか愛を知る、というパターンのものは昔から好きなストーリーであり、それゆえにおおよその流れは想像がついてしまう。

しかしそれでも、広い世界へ飛び立っていくキラリの成長を喜びながらも別れを受け入れるくだりには、ハンカチを濡らすこと必定。

意外にもその後の島の様子も描かれる。ディズニーでもそうだが、皆で本能を抑えて団結ガうまれる。それは私がもう薄汚れた大人だから、きれいごとよねえと少し引いてしまう。

とはいえ見終わっても優しい気持ちで劇場を出られる作品。何みるか彷徨ったなら、とりあえずこれを選んでおけばOKな安心感もある。

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こまめぞう