「よくできたハートウォーミングストーリーで気持ちよく感動。背景となるSF設定、デザイン、自然の美しい描写が素晴らしい が、どうしても宮崎アニメのロボット兵を思い出す。」野生の島のロズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
よくできたハートウォーミングストーリーで気持ちよく感動。背景となるSF設定、デザイン、自然の美しい描写が素晴らしい が、どうしても宮崎アニメのロボット兵を思い出す。
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無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、島の動物たちと出会い、一羽のガンの雛を育てることで母親の心が芽生える。
当初予告編からは、自然の中にいる手足が柔軟に曲がる背の高い宮崎アニメのロボット兵のイメージを拡大すると出来そうな話と思っていましたが、美しい自然を舞台に繰り広げられるハートウォーミングストーリーがとっても良かった。
声優陣も好演。
個人的には、冒頭から、動物たちが人間の言葉で話すのはアニメのお約束ですが、本作では漂着したロボットが周囲の動物たちの鳴き声の長年のデータ蓄積から、その言葉を解析して理解したことで、そこから動物たちが人間の言葉で話し出すという展開が斬新で実に面白い。
また、渡り鳥が渡った先の光景を見てびっくり!
舞台は、どこかの惑星の話かと思っていたら、なんと地球の話だったというのが驚きでした。
(皆さんはどうだったのでしょう?)
詳細は語られない部分も含め、SF的世界観から細かい設定も良くできていて面白い。話の展開は自然で大人の目線では予定調和的かもしれないが、納得がいかないような嫌な部分が無く、気持ちよく感動できました。
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