「思ったより複雑」破墓 パミョ Pinoさんの映画レビュー(感想・評価)
思ったより複雑
クリックして本文を読む
私はホラー(というよりジャンプスケア演出)が苦手ですが、サスペンススリラーなら…と思い、なにより予告が面白そうすぎて鑑賞しました。
みてみると、意外と予告では本編の2割程度しか情報開示してないなと感じました。
そして意外と内容が複雑。
最後に鬼を誘き寄せて抜こうとしていた鉄の杭というのは、鬼の甲冑そのものだったということで合ってるのでしょうか?
だから杭を探しても見つかるはずもないということなのかな?
日本や韓国の歴史や風水の知識がないので、鬼がなぜ日本語で将軍や関ヶ原の話をしていたのかは微妙に理解できず、、
また、甲冑が埋められていただけだったとしたら、その中身となっている魂は何人でどんな立場なのかもイマイチ理解できず。
結果、「近寄っただけで殺しにかかってくる鬼」だから主人公たちも襲われている、という風に捉えるしかできませんでした。
意外と実態を持ってかかってくる鬼とのバトルシーンの記憶しか残らず、そういえば最初に依頼してきたおじいさんの霊はどうなったんだっけ?とか思ってしまいました。
前半は「来る」と同じじゃーん!絶対電話じゃないよ!!ドアの方が本物だよーー!!とか思いつつ楽しめました。
後半は歴史と風水の複雑さにちょっと置いてかれてしまった感じがありました。
最後の結婚式、写真を撮って映画は終わりますが、この写真を現像したらあの薄暗い顔が映り込んでるんだろうな、祟りは続くんだろうなと思ったのは自分だけでしょうか。笑
コメントする