「期待度○鑑賞後の満足度△ 反日ホラー?(っても怖くないけど) かなり訳の分からん話だが最後まで馬鹿馬鹿しく感じないのは日本人の持つ罪悪感をそこはかとなく揺さぶるから?」破墓 パミョ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度○鑑賞後の満足度△ 反日ホラー?(っても怖くないけど) かなり訳の分からん話だが最後まで馬鹿馬鹿しく感じないのは日本人の持つ罪悪感をそこはかとなく揺さぶるから?
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①恐怖(でもないけど)を二段階にしたのは(前例がないわけではない)なかなか工夫しているわい、とは思った。
で、第一段の恐怖の遠因が戦前の韓国併合にあった、というのは日本人として“あらあら、そう来たか”という印象だったけど、第二段の恐怖の原因が文禄・慶長の役を踏まえていることは分かるが、関ヶ原で討ち死にした武将が何故か朝鮮半島に埋められた、という話の展開には目が三角になった。
②関ヶ原の敗戦で斬首されたのは石田三成だけど彼は朝鮮征伐には参加していないし、他に朝鮮征伐に参加して関ヶ原で斬首された武将っていたかな?
いたとしても将軍ではなかったし、ここは『将軍』がUSAをはじめ世界で大ヒットし評判が高かったことに対するアンチテーゼかと思ってしまった。
反日テーマを扱うのは良いけれど、「もう少し日本の歴史を勉強して」と思う。
③トラは朝鮮でキツネは日本という暗喩で(日本はトラの衣を着たキツネと言いたいのでしょうか)、別にそれはそれで良いのだけれど(私は嫌韓派ではないので)、トラの脊髄に当たる土地が「悪地」だと云うのは空に向かって唾を吐いていることになるのではないのでしょうか?
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