「大風呂敷を畳まない」ACIDE アシッド ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
大風呂敷を畳まない
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『ツイスターズ』みたいな作品だといいな〜と期待して鑑賞しました。
が、しかーし、全然違いましたね(笑)
こんな強力な酸性雨って突然降ってくるものなのかな〜と考えちゃいまして、
頭の中が整理できないまま、
酸性雨から逃げる主人公家族(元夫婦&娘)の話がスタート。
主人公ミシャルと今のパートナーと思しきカリンとの関係性が冒頭に描かれ、
ミシャルはカリンのところに行こうとしか言わないから、娘セルマもイラついちゃうというか
あ、ダメだこいつみたいになって自由奔放に動くので、ミシャルもめっちゃ困るという
そんな感じなんですよね。
元妻エリーズもパートナーカリンも亡くなってしまうので、なんともせつなく、悲しいですし、
逃亡中関わった母子も恐らく亡くなっていますから、
サバイバルな状況であり、そこから自由奔放に動く娘セルマを守り抜く父ミシャル。
ここで娘の信頼も得られるというか、カリンのとこへ行くのが大事というより、
家族を守ることが大事だったんだなということがわかります。
だから、人間vs酸性雨とかではないのですよね〜。それが観たかったのに!
率直に申し上げて、監督が何を伝えたかったのかな?というのは
私としてはハッキリとしませんでしたが、結局は家族の絆的なことが言いたかったのかなぁと
思いました。
殺人酸性雨、今後どうなるんでしょうね。全然畳まないし、これ、解決しなかったら人類滅亡ですね。
という、モヤっとした映画でした(笑)
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