うちの弟どもがすみませんのレビュー・感想・評価
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家族愛モノは好きだわ~
前半は室井慎次の家族愛を見ているときのような心地良さがあった。
賛否別れそうなのは恋愛要素だね。あんな可愛い子が来ても恋愛感情を抱かない長男には男のロマンを感じたが、最終的にはそうなっちゃうか・・・と言ったところ。2時間映画だから何らかの結末は付けないといけないのが辛いところだね。原作は見てないけど、お互いに気持ちを打ち明けずにモンモンとする日々という内容ではないかと予想する。
個人的には、好きになるのは仕方ないとしても告白はせず色々な大事件を家族愛で解決する、という展開のほうが良かったかな。もっと言うと、命がけで家族を助けるぐらいの大事件が起きても良かったかも。ラブコメというかサスペンスになりそうだけどね。
総括として、恋愛=汚らわしいものという感じがしてしまうので、恋より家族愛のほうが強し!という結論のほうが良かった。元は少女漫画だから仕方ないか!?次男と四男が空気すぎるのは気にしないでおこうw
イケメン目的の鑑賞ならアリかな
鑑賞を迷っていたのですが、公開2日目に舞台挨拶中継付き上映があったので、キャストのトークを期待して鑑賞してきました。
ストーリーは、母親の再婚によっていきなり義父の連れ子4人が弟となったうえ、義父の転勤に母が同行したため、同い年の長男・源を筆頭に、同じ高校に通う1歳下の次男・洛、自室にひこきもる2歳下の三男・柊、天真爛漫な小学生の四男・類との新生活が始まり、その中で奮闘する女子高生・糸の恋と姉弟の絆を描くというもの。
親の再婚により突然家族となった男女の恋愛を描くという鉄板設定で、そこに目新しさはありません。あえて言えば、糸が姉であること、年齢の近い兄弟3人が恋のライバルとなりそうなことが、他の作品と差別化できそうな点です。
その点では、長男としての責任感と不器用さが目立つ源、全体を俯瞰するかのような立ち回りを見せる洛、引きこもりからしだいに心を開く柊、一家のマスコット的な類、そこに戸惑いながらも姉として溶け込もうとする糸と、主要キャラの設定はうまく機能していたと思います。
ただ、原作は少女コミックらしいですが、実写となると違和感を覚える部分があり、それがちょっと引っ掛かります。まずは、母親の無責任な振る舞い。再婚相手に4人も連れ子がいることを糸に伝えてないなんてことありますか? おまけに、同居が始まったばかりの思春期の男女を残して、夫と一緒に転居とか考えられません。しかも、両親ともども以降は登場なし。アホなのか無責任なのか、理解に苦しみます。
それから、引きこもりだった柊。糸の頑張りで心を開くまでは本当によかったです。オンラインゲームでの交流シーンは熱いものが込み上げてきます。でも、だからといってその後の別人レベルの変容は、あまりにもアグレッシブで許容しがたかったです。そんなキャラなら最初から引きこもることはなかったでしょと感じてしまいます。
あと、糸の幼なじみや同級生たちも多少絡みますが、ほぼモブ状態。森の中のかくれんぼ中に起きる、ラブコメ界の王道イベントのためのきっかけ要員に過ぎなかったように思います。結局、糸と弟たちの5人以外に関係性が広がらないため、すごく狭い世界での話に終始してしまっていたのはもったいなく思います。いろいろ不満点も述べましたが、軽いラブコメと割り切って、イケメン目的の鑑賞なら十分楽しめると思います。
主演は畑芽育さんで、4人の弟たちのために奮闘する姿がかわいかったです。脇を固めるのは、作間龍斗くん、那須雄登くん、織山尚大くん、内田煌音くんら。おそらく人気アイドルだと思いますが、自然な演技は悪くなかったです。
舞台挨拶中継は、主要キャスト5人が登壇され、クイズで盛り上がっていました。観客を楽しませようとする試みは理解しますが、撮影裏話や作品に関する話を期待していたので、肩透かしを食らったようでちょっと残念でした。
親狂っとるんか
2024年劇場鑑賞321本目。
母が再婚したまだ会ったことのない父とその家族の家に住むことになったが、同級生の高3と高2と高1と小学生の弟もいることをその場で知り、そのうち高2は引きこもり状態なのに早々に父と母は転勤でその5人を放置して行ってしまうという話。
これ完全に育児放棄で犯罪でしょう。年子3人も結構前の奥さん身体に負担あったと思います。これさらに弟か妹作って帰ってくるぞ。この状況無理なく作るなら交通事故で2人とも死ぬか、新婚旅行先で遭難して行方不明になって最後に帰ってくるとかしないと無理だって。
そんな狂った状況でも弟の世話を家政婦のようにする主人公。これなに、令和のおしんなの?タイトル通りだと弟たちが問題児でこれ幸いとばかりに主人公をこき使う話かと思いきやみんないい子。まぁ最初は素直じゃなかったり、先の引きこもりもいますけれど、少なくとも人様に迷惑をかける子は一人もおらず、姉が頑張ってるのもそんなことしなくていいのにと思ってるけど遠慮して言えないくらいいい子。何がすみませんなのかと思っていましたが最後の最後に昼間庭でわいわいやってて、隣の人があらにぎやかでいいわね、と別に怒ってないのに対してのこのセリフだったのでタイトルすらろくに回収できていません。
原作は未読なので両親が死んだり、弟どもがクズで同級生を妊娠させたり学校のガラス割ってまわったり町内に放火したりしてるんですかね。
転勤で子供を連れて行かない親なんて居る?
母親が再婚して義理の父の家に来た高校生の畑芽育演じる糸は、突然に弟が4人もできた事にビックリ。何で母は伝えてなかったんだろうね。あれ?って思ったのが川島明演じる父親が北海道に転勤となったので、この家族みんなで引っ越したと思っていたら、ずっと両親が出てこない。家事をやってるのは糸ばかりなので、演出で出てこないだけかと思っていたら、この家には子供達しか居ないじゃん、凄い違和感。ちっちゃい子も居るし、中学生の弟なんて引きこもりなのに、両親だけ引っ越しちゃうなんて家族に対する責任感無さすぎの酷い親じゃね。それから続く新家族のやり取り、そりゃ難しいよ。長男の源なんて誕生日が1日遅いだけなのに、弟扱いされちゃうなんて、そりゃ腹立つでしょ。それまで1番歳上の長男としてやってきたんだもんね。優しい次男の洛が恋の相手かと思ってたら、おやおや。引きこもりの柊との関係改善の方法はとても意外で楽しめました。ラストはハッピーエンドなんだけど、若いのでまだまだ問題が発生しそうだな。畑芽育ちゃん趣里ちゃんみたいで可愛かったです。エンドロールの最後に映った家族の写真、両親が帰ってくるのか、子供達が引っ越すのか知りたかった。ストーリー的にはあまり動かない会話がメインでしたが、みんなの心の進展がとても楽しかったです。
思いやりあるとても良い家族でした
うちの弟どもがすみませんなどと言うタイトルだから、一体どんだけヤンチャな弟どもだと思ってたら、そんなことなかったですね。みんなそれぞれ家族思いの優しい弟たちでした。
いきなり4人の弟が出来た糸ちゃんは千輝くん以来に見る畑芽育ちゃんですが、やっぱりかわいいです。
これはもう設定かどうのとかアレコレ細かいこと気にせずにお姉ちゃんの糸の奮闘っぷりと弟くんたちと心通わせる家族の様子を楽しんだり心配したりしながら見るのが一度良いです。
そりゃいきなりあんなかわいくて優しいお姉ちゃんが来たら、男の子たち心穏やかでは無くなりますよ。でもそこも家族のこと考えて動く弟くんたちやっぱり良い子です。この先の糸ちゃんと弟くんの話しの続きが気になります。
笛木優子さんのお母さんをもう少し見てみたかったのですが、最初にほんの少しだけで残念でした。
いい映画を見ました
漫画の中の世界感。面白い。。
オタク大満足のサービスPV
ありふれたストーリー
人気コミックを実写映画化したラブコメディで母の再婚により4人の弟と同居することになった女子高生の奮闘を描いた物語。
つまらなくは無いが、ありふれた見え見えのストーリーでいまひとつ盛り上がりに欠ける印象を受けた。
2024-199
ほのぼのした恋愛映画
畑芽育を愛でる映画
原作未読ですが、マンガならではの設定だなあと。
ストーリー自体はよくある感じだと思うのですが、
長男くんと血のつながらない姉になった糸ちゃんが
まどろっこしく恋愛に発展していき
ハッピーエンドでよかったね、という。そんな感じです。
四兄弟それぞれキャラが立っていてよかったと思いますし
何よりも糸を演じた畑芽育が素晴らしいですね。
本作で私の頭にしっかりとインプットされました。
上映後の舞台挨拶ライブ中継も微笑ましくて
鑑賞できてラッキーでした。
今後も畑芽育は応援していきたいと思います。
毎年ある「いつもの枠」は今年はすごく多いなぁ。
今年428本目(合計1,519本目/今月(2024年12月度)7本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
原作(マンガ?)は読んでいないほうです。
なお、作品の性質上、想定される視聴者は当然中高生の方(の女子生徒がメイン?)となり、(家庭の方針や計画等で、少なくとも)日曜日終わりまではネタバレにもなりますのでネタバレになりうる部分は飛ばします。
まぁ、ストーリーからすれば「ギャグ強めの「いつもの枠」」ですね。
「いつもの枠」というのは私は個人的には「ちぎら君みたいな枠」と言っているわけですが、要は主人公が女子中学生か高校生かでラブラブするという趣旨の、映画のタイトル等はかわっても大筋は変わらない(その意味で作品内容で差をつけにくい)点はあります。
他の方も書かれていた通り、確かに法律上ありえてもいきなり弟が4人もいる環境になるような状況が生じるのかとか突っ込みどころはあるんですが、それを言うとこの映画は成り立たないし(何ならそれが「タイトル通り」なんだし)、いわゆる「ちぎら君みたいな枠」の主な部分はメインとしつつもギャグ要素多めだったので(とはいえ、いわゆる女子中高生がメインなので多少のギャグ要素多めとはいっても大体の「お約束展開」に収束させるためにある程度の脱線は自然にコントロールされている)、そこは他の作品と違ってよかったかなと思います。
原作ファンにはおすすめといったところでしょうか。もっとも私のような属性がこの映画をみて「まともに」感想を書き込むほうがむしろ気持ち悪いという向きもありそうですが…。また、多少のギャグ要素はあるとしてもこの手の映画の全体的共通特徴として「極端に不愉快になるシーンは存在しない」(この手の映画でよくありがちな、ラブシーンにいたるまでにその恋愛を邪魔する「邪魔キャラ」はいても、それは当然のことで逆にいないとストーリーが完全一本道になるし、「邪魔キャラ」が常識的範囲内で邪魔する点についてはこの点の映画では仕方なし。むしろ度を越えた暴力をふるうなど一線を超えるほうがこの手の映画ではアウトか)ので、まぁいい大人が(想定視聴者が女子中高生であろうと思われる作品で)見に行くかという論点はあるとしても、ストーリーはわかりやすいし、「6回みたら1回ただ」系でもおすすめといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/心裡留保と身分行為)
心裡留保は身分行為に適用がありません(第三者が保護されるほかされないとかという話ではない)
(減点0.2/心裡留保の対抗要件)
(身分行為ではない)心裡留保は善意無過失の相手方、および、善意の第三者に対抗できません。
(※) この手の「ちぎら君系映画」は毎回このことは指摘しているんですが…。まぁかといって、この手の作品に弁護士の方など法律監修が入ることは想定しづらいので、仕方なしかなという気がします(ただ、何であろうと条件を満たす限り指摘はしますし減点対象にもなります)。
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(減点なし/映画館帰責事由/入場者特典など)
映画館においては入場者特典等を配るところがありますが、それとは別に、個々のサービス(デリバリーサービス等)と契約して入場者特典として「無理にでも」配布することが時々問題視される(押し付けられるように渡される等)ことがありますが、この映画のように想定視聴者が女子中高生であることが明確な作品において、デリバリーサービスのクーポンを配ることにどれだけの意味があるのかまるで謎です(民法上はお小遣いの範囲で何をするのも自由ですが、一般的家庭においてそれらの視聴者が配布されたそれらクーポンを利用して何かをデリバリーすると、親側としては「自分の食事が気に入らないのかな」とでも思われてもどうかと思うし、やや配慮が足りない。これが「少女アニメ系VODシステム1か月無料サービス」ほかなら、その指摘は起きない)。
設定凄!
再婚して転勤で子供を残して行くか???
女子高生の糸は母が再婚し、新しい家へ新しい父との生活に憧れやって来た。しかし、その新しい父には4人の連れ子がいて、糸は突然4人の弟を持つことになり戸惑った。冷静でスマートな次男・洛や甘えん坊の四男・類は良いとして、長男・源はいつもぶっきらぼうで突っかかってくるし、三男・柊は何が原因かわからないが部屋に引きこもり不登校。そして、突然の父の転勤に母がついて行き、糸と弟4人の生活が始まった。糸は、姉としての責任感、面倒見の良さで家事全般を引き受けて頑張ってた。そんな中、源の弟たちへの気づかいに糸は・・・さてどうなる、という話。
再婚した母が、娘を残して再婚相手の転勤について行く???
そして父も引きこもりで不登校の三男を残して転勤する???
いきなりのあり得ない設定に白けてしまった。
畑芽育が糸役で頑張ってたし、4兄弟役は誰も知らなかったが、まぁ良かったんじゃない、というくらい。
もう少し、糸が新しい家に残らないといけなかった理由、4兄弟も父について行けなかった理由について観てる人に、なるほど、と思わせるシーンを入れて欲しかった。
その他はほっこりさせるシーンも多く良かっただけにもったいなかった。
小湊鉄道や上総鶴舞駅の風景は良かった。ロケ地行ってみたい。
王道少女漫画のラブコメ。品行方正な温かいムードとわちゃわちゃ感が楽しい。けれどもっと欲しい。
男女が突然一つ屋根の下でいきなり同居生活!
という、王道少女漫画のラブコメ。
品行方正な温かいムードとわちゃわちゃ感が楽しい。
本作のような作品は全面的に好きですが、けれど、せっかくだから、すべての面で「もっと欲しい」。
と言うか、ラブ要素以外が少しずつ足りないのがもったいない。
5姉弟の「ドラマ」の積み重ねが醸し出す「何でもないけど楽しい」家族愛がわいてくるように、映画でつくるのは難しいけど、構成、脚本を頑張ればもっとできた。
1時間45分で終わってしまう中、その部分にあと10分使って長くしても良かった。
原作の連載漫画には、十分有ったのでしょうか。
また、糸ちゃんが、あれだけがんばって一人で庭をきれいにしたのに、誰も褒めてくれないし。
ああ見えても苦労してたというのも、そのセリフ1か所だけだし。
それに対する源のフォローもないし。
みんな投げっぱなしで拾わない。
そういう端々の受けはほんとに大事。
神は細部に宿る!
出演してる役者さんたちは、主演を始めみんな良かった。
特に故郷の二人!前田旺志郎と中島瑠菜!
どうしても目立つと思っていたら、中島瑠菜は、松竹カレンダーにも選ばれてるほどの人だったとは。
あと、青春もの?学園もの?いつも思うのですが、もっと実年齢に近づけられないものでしょうか。
演技の出来る、本当の中高生の役者、アイドルはやっぱり少ないのかな?
みんな、カッコイイ、カワイイけれど、中高生に見えない人ばっかりで、見ていて照れる。
本作と「矢野くんの普通の日々」は、同時期に劇場で予告編を観続けてきて、
両作とも楽しみにしていましたが、比べてはいけないけど、やっぱり「矢野くん」の勝ちかな。
ちなみにそっちのヒロイン、池端杏慈は16歳!
幸せの時間
目の肥やし☺️
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