「トランスジェンダーとか関係なくても、優柔不断すぎるお前が悪い。」ジョイランド わたしの願い ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
トランスジェンダーとか関係なくても、優柔不断すぎるお前が悪い。
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パキスタンの保守的な家庭で育った主人公の男が、トランスジェンダーの女性との出会いをきっかけに、これまで当たり前のように過ごしていた毎日が、若い夫婦の、家族の人生が大きく変わっていく。
そして悲劇の結末を迎えることになる。
そもそも、全ては、主人公が妻となる女性と結婚の際に「妻になっても働きに出て良い」と安請け合いの約束をしておきながら、結局父親にさからえずに約束を破ったことから始まる。
自分は仕事に出て、そればかりか仕事先で浮気までしたお前が悪い。
挙句の果てに、浮気がばれて、妻に出て行かれそうになると泣きつく。
泣きたいのは妻の方のはずなのに。
もっと許せないのは、トランスジェンダーのダンサーとの仲を、バックダンサー仲間からかわれて、かつらをかぶせられて、写真まで取られても逆らわないのには、本当にあきれて、頭にきた。
なんか、70から80年代の、山田太一、市川森一、とかのドラマを思い出してしまった。
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