「親目線で見てしまう」ぼくとパパ、約束の週末 しじみさんの映画レビュー(感想・評価)
親目線で見てしまう
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アスペルガーの息子を育てる親の思いが痛いほど伝わってくる。
息子のこだわり、音や接触に敏感なところの表現がリアル。子役の演技が素晴らしい。小学生と接する仕事をしてきたので、ここまでではなくともこのような子は、クラスに1人はいる感覚だ。本人の苦しみも良く表現されていた。
周りの反応も無知からくるものが多く、どの国も似たり寄ったりなのだなと痛感。
観ていて涙がにじんだ。
それでも、ラストでは自分のことを客観的にみることができ、クラスの人たちに伝えることができた。
ドイツ中のスタジアムを巡るのだが、ちょっとした旅行気分を味わった。様々な列車、スタジアムの形状、ファンの応援の様子…圧巻だった。また、トイレについては、知ってはいたのだが、あんなに酷いとは!日本は、衛生的な国だとつくづく感じた。
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