MaXXXine マキシーンのレビュー・感想・評価
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期待しすぎた
パールのラストの長回しのように
観たことがないものを観たくて足を運んだが、
フツーにドラマだった。
それはそれで退屈せず観たが、
それは前2作を鑑賞していたり
ミアが可愛かったり
80年代の空気感だったり
そういう部分に対しての満足感で、
それらを削ぎ落として筋だけ眺めると
かなりどうでもいいというか
カタルシスの少ない平凡なスリラー? サスペンス? だった。
個人的には、ミアが怒りで殺戮マシーンと化し、
そこまでの抑圧ぶん
犯人らを気持ちよく損壊して回るなど欲しかった。
そもそも「犯人はじつは…」のくだりの
入れ込みかたが巧くなく
Xや冒頭で示唆されてたのかもだけど覚えちゃいない。
だから明かされたときにポカンとする。
妄想TV出演とかも
慌ててフォローアップしたような感が否めないし。
言及があってもよさそうな女監督も放りっぱなし。
女刑事もビデオ屋も、プロモーターも
もうちょっと人が見たかった。
無駄に男刑事の情報は多かった。
ケビン・ベーコンは死に方含めてよかった。
キ◯タマとショットガンはよかった。
スーツケースはいまひとつ。
てか路地裏のキン◯マは誰?
ナイトストーカーが別人なら、
キンタ◯のためだけに用意された人?
とりあえずピューリタン1&2が観たい。
どこかの新人監督が'80年代スラッシャー映画オマージュで作ったB級映画のようで 2作目から大いにテンション・ダウンで非常に残念! 自らMAXまで上げたハードルを大きく下回って自己更新ならずという感じ
前作が、あれだけ狂気に満ちた、とんでもない怪演作だったので、三部作完結編は、さぞかしすごいだろうと目いっぱい期待していたら、どこかの新人監督が'80年代スラッシャー映画オマージュで作ったB級映画のようで、2作目から大いにテンション・ダウンで非常に残念!
自らMAXまで上げたハードルを大きく下回って自己更新ならずという感じでした。
ミア・ゴスがあのポスターのメイクで出動するところで、いよいよ来るぞ!
クライマックスは敵メンバーを大殺戮、血の海になるぞ!と思って観てたら、あっけなく捕まってはりつけ。
デコボコ刑事コンビの中途半端な活躍はお約束だけれど、全然活躍しない。
生首のラストカットでエンディング…2があれだったから、何かあるのか!と思ったら何もなし。
最後の最後まで普通に終わってしまって、オモロなっ!
あの中途半端に情けない探偵がケヴィン・ベーコンだったと終わってパンフ見て気づいた。
女監督エリザベス・デビッキがカッコよくて印象的でしたが、特別な活躍をしたわけでもなく。
何より、ミア・ゴスの怪演が無く、「普通」だったので拍子抜けしてしまった。
ポルノスターなのに脱ぎっぷりも悪いし(「インフィニティ・プール」であれだけ思い切りが良かったのに…)。
VHSビデオ世代真っ只中だった自分にとっては、あるある満載の共感できる内容ではありましたが、そこ止まり。
突き抜けた作品を期待していたのですが。
迫力ある血とロックと空気感
連続殺人。流血の場面はやや執拗に、残虐に描かれる。
例えば、ショットガンで頭を吹きとばすときには、吹きとばされて血と肉塊になった頭部の残骸が描かれる。
80年代のロックが迫力のある音量で流れる。ディスコの場面、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが懐かしい。
マキシーンが何度かコカインを使う場面があった。気合いを入れている、という以外の意味はわからなかったが、まあそれでいいのか。
前2作は見ていないので物語のつながりはわからなかったが、迫力のある血とロックとロサンゼルスの乾いた空気感を感じたので、問題ないことにする。
連続殺人の犯人はやや陳腐な設定。
やはり不思議なシリーズ
X、pearlと続いて三作目の本作。
Xはまともなホラーテイストではあるが、前作パールはXに出ていた、いちキャラクターの物語である。
ホラー要素は少しはあるものの、全編通してはかなりマトモな内容である。
三作目の本作も前作寄りで、ホラー要素は少ない。
しかし、シリーズ全編にクラッシックな雰囲気があり、なんとなく観ていて心地が良い。
ジャンカルロ・エスポジートが人当たりの良さそうなエージェントだったが、最終的に「ガス」の様な事をしてくれた点も満足だ。
そんなシリーズなのだが、前作と同様に本作でも設定以外ではそこまで繋がりのある内容でも無い。一作目からのトラウマの描写程度はあるが、それが何かを起こす要素もあまり感じられない。
本作はカルト教が流行していた時代が設定になっている。
カルト教聞いて悪魔崇拝などを連想してしまうが、
熱狂的なカトリックが悪魔祓いと称してカルト教団化してしまうというのは興味深いラストである。
ホラーではスターになれないという劇中のセリフの様に前作パールで素晴らしい演技をしたミア・ゴスだが、アカデミーには一切見向きもされなかった。
その代わりとでもいうようにマキシーンをスターにしたエンディングは素晴らしい。
サブスタンスの時にも書いたが、デミ・ムーアのノミネートを機に今後はホラー作品への評価も期待したい。
マキシーンの活躍がない
要するにポルノ女優のマキシーンが、映画スターになる話なのだが、連続殺人犯などのサイドストーリーがゴタゴタしていて分かりにくい。
ミア・ゴスのはじけっぷりも物足りなく、3部作の締めにしては、期待外れ。
キャストは豪華なのだが、ケビン・ベーコンの探偵はまあまあにしても、ミシェル・モナハンやリリー・コリンズをこんな風に使うの、もったいない、とびっくりした。
以下、ネタばらしになるので、映画未見の方は注意!!!
↓
結局、ナイトストーカー連続殺人は、本筋と関係なかったんでしょうか?
それにしては、かなりしつこくテレビ画面を映してましたけど。
ナイトストーカー事件を模倣した、マキシーンの父親が、娘をスターにするために、ハリウッドの丘で、連続殺人をした、ということなのでしょうか?
そのへん、さっぱり分かりませんでした。
【”エゼキエル書16章14項。そして私らしくない人生は受け入れない!”ポルノ映画のスターになった女優の”更なる夢”が、まるでミア・ゴスの”夢”の様に感じた血塗れホラー映画。凄いなあ、女優の執念って。】
ー 6月6日(金)に公開なんてチャーミングだなあ、と思いつつ初日は別の映画を鑑賞。コラコラ。-
■エゼキエル書16章14項(NOBU流、解釈)
”貴女の美しさ故に、貴女の名声は国々に広まった。これは、私が貴女に施した”飾り”によって全うされたからと、”神“は仰る。”
■粗筋
凄惨な殺人現場から只一人逃げ延びたマキシーン(ミア・ゴス)は、ポルノ映画のスターになっており、更にハリウッド進出を夢見る。
だが、ロサンゼルスではナイトストーカーと呼ばれる殺人鬼による連続殺人が横行していた。ホラー映画のオーディションで女性監督(エリザベス・デビッキ)に気に入られ、主役の座を勝ち取ったマキシーンの周囲でも、次々と彼女の知り合いが惨殺される事件が発生する。
◆感想<Caution!内容に触れているかな?>
・ご存じの通り、ミア・ゴスがブレイクしたのは、今作を含めた”Xシリーズ”であるが、デビューは鬼才というか、変態というか、”貴方、精神的に絶対にオカシイでしょう!”ラース・フォン・トリアー監督の”R40+”でも良いと思った、「ニンフォマニアックⅡ」である。
彼女は、最初は可哀想な少女風に出演するが、最後半その本性を表し、DV男(シャイア・ラブーフ君:イロイロ有ったが、再びミア・ゴスの現在の夫。)に”1・2・3、1・2”(良い子は、真似しちゃ駄目だよ!)をされた後に、ナント、主人公のシャルロット・ゲーンズブールに対し、立ち”ピー”をするのである。あのシーンはビックリしたなあ。
ミア・ゴス、僅か20歳ちょっとの時である。
・という衝撃的なデビューをしているので、ミア・ゴスの”スターになる!”と言うど根性は凄いのである。でもって、今作のマキシーンの所業と彼女の姿がダブって見えてしまうのであるよ。
■ストーリー展開は、チョイ粗いが、要するにマキシーンの疎遠になっていた悪魔教に染まっていた父親が、イロイロな手口や人(含むナイトストーカー、カナ。)を使って、娘の”過去”を知る人を次々に惨殺して、(と言うか、これは推論だが、マキシーンに心理操作されていたのかな、と思いながら観賞。)マキシーンは、そんな父の顔をショットガンで打ち砕き、名声を得て、女性監督の最新作に臨むという、マア、凄い!と言うモノでありました。
<今作は、ポルノ映画のスターになった女優の更なる”夢”が、まるでミア・ゴスの更なる”夢”の様に感じた、血塗れホラー映画なのである。
”ベティ・デイビスの瞳”が流れる中、生首の眼が、カッと見開いているラストもナカナカでありました。ふう。
女優の”ハリウッドスターになる!”執念って、凄いなあと思った作品でもあります。>
ついにハリウッドへ
「X」「Pearl」に続く、ミア・ゴス主演の3部作の完結編です。待ってました…ヨッ👏 👏
「X」の6年後という設定で展開していきます。不快感もゴア描写も控えめでしたが、3作を通してマキシーンの“本物のスターになる”という夢がついに叶い感無量でした。
ミア・ゴスは声のトーンがとっても可愛いんですよね。
そして、まさかのリリー・コリンズ!こんなちょろっとの役なわけないよな、でもそっくりだな…と思っていたらご本人でした😂
“巻き戻してから返却を”
理想の生活を手に出来てないと人気セクシー女優から映画女優へと転身する6年前の惨殺な殺人事件からの生き残りマキシーン・ミンクスと、ロスで起こる連続殺人鬼ナイトストーカーの話。
ヒルズパーティーに誘われた女優仲間達が次々と殺害されるなか、6年前の事件を知る男からコンタクトがあり…。
マキシーン演じたミア・ゴスのサービスショット的な何かを期待しながらも、6年前の事件、現在起こってる連続殺人鬼・ナイトストーカー事件、現在撮影中のホラー映画と絡むんだけど何かごちゃ混ぜ感がありで分かりにくい。
終盤ラストのロス市警のヘリから“包囲されてる武器を置け!”のシーンは何でマキシーんが悪者!?と感じたし、撮影中の映画のワンシーンにも思えてしまって、ん~やっぱり分かりにくかった。
ピューリタン観たすぎる!!
Xエックス/perlパールに続いて3部作・A24スタジオホラー!
1985年のハリウッドを舞台として、Xで殺人鬼から生き残ったマキシーンが、ポルノ女優からハリウッドスター目指して奮闘する中、連続殺人鬼が現れる。
ミアゴス、今回でまた好きになったわ😍
強いしかわいいし、かっこいい!
そんで嫌な探偵役のケビンベーコンもさすがよな。
すんごい死に方したけどw
劇中に出てくる悪魔系ホラー映画「ピューリタン」!
天才監督がこだわり抜いた過激すぎてデモ隊まで現れるトンデモ映画、見たすぎるっっっ!!!!
A24ならきっと映画化してくれると信じてる😂笑
スターとは怪物であり、その怪物が世界を喰らっていく様を観たかった。
3部作すべて劇場で観ていて、久々に公開が楽しみな映画だったんだけど。
マキシーンは1作目でパール婆を超えたはずだったのに、2作目のパールよりも今作はキャラ的にもおとなしくなってしまったな?
(あんなに白い薬をキメてたのに…)
なんかもっと練れたのではないかと要所要所思ってしまう。
マキシーンにはハリウッド全体とか州警察を敵に回すなど、もっとデカいものと戦ってほしかった。認められたい欲求を持つ彼女がトラウマ幻影を打ち破って世界(ハリウッド)と戦うのが最終章ではなかったのか。
撮影規模が大がかりになったことでコントロールできないことが増えてしまったのかな、など事情を勘ぐってしまう。
ハリウッドスタジオ内の撮影とか。
ベイツモーテルの家の中、もっと見たかった。
3作とも方向性が違う作品にする、という構成はサービス精神に溢れていて凄いと思う。
3部作が完結?して寂しい気持ち。
自分らしく生きる!
前2作を観ていたので、本作も楽しみにしていた。
冒頭のシーン、父親がマキシーンを撮影している映像で
「私らしくない人生は受け入れない(うろ覚え)」というセリフが入り
ここに始まり、ここに帰結するのは見事だと思った。
というか、もう出オチだったのだなぁとラストでわかった。
そういうまとめ方は好き。
マキシーンが映画のオーディションを受け、会場を出るやいなや
待っている女優たちに、「受かるのは私だから無駄」的なセリフを吐くのは
『Pearl パール』を彷彿とさせる。
スターへの夢はマキシーンもパールも通じるものがあるなぁと。
パールは異常性があったが、マキシーンはストイック。
ただ、あの父親に育てられたせいか、至極おかしな成長を遂げていると思う。
あんな激しくなる?って思うのだ。
その片鱗(というか全貌)はすでに『X エックス』で明らかになっている。
父親がナイトストーカーとしてマキシーンを狙う、
しかも、ナイトストーカーの父親は
悪魔教の信者(司教的なポジション)ということで、
最近のホラー映画あるある設定なのは、ちょっと残念というか、なんだかなーと感じた。
それにしても、そんな父親だし、『X エックス』でえらいな目にあっていてトラウマになっているし、
本作ではマキシーンの周囲の人たちが殺されていくし、
ホント不幸な人だなぁと感じるものの、スターへの道に対してはものすごくストイックで、
夢に近づきつつある、希望のあるエンディングには救われる気がしたし、
マキシーンには幸せになってほしいと思う。
前2作のような強烈なスラッシャー描写はないし、ホラーテイストは非常に薄めではあるものの、
マキシーンとパールの物語をきっちり終わらせてくれて、スッキリはした。
そしてなんといってもマキシーン(パールも)を演じたミア・ゴスのやさぐれ感や
死んだ目の演技は本当に素晴らしい。
ミア・ゴス ファンとして、今後にも期待したいし、できればホラー以外の作品で観てみたい俳優である。
前2作のような描写を期待していた人は肩透かしをくらうかもしれないが、
ちゃんと終わらせてくれている本作は是非ご鑑賞いただきたい。
Sophie Thatcherが出てるので
会いたくて映画館行きました
今作では、FXのクルーを演ってました
異端者の家とコンパニオンと、短期間に続けて作品が観れるので日本、サイコーです!
今回は歌うことはありません。
そういえばホールジー演技だけです。
ニュース映像的なシーンにTwisted Sisterのボーカリスト、ディー・スナイダーが
インタヴューに応えてるのが出てくるんですが、当時なんか事件があったのでしょうか、
そっちがストーリーより気になってました
時代が85年なので
古い楽曲がわんさか耳にできます
とはいえ85年以外のも。
エンドクレジットはキムカーンズが歌うBette Davis Eyes
冒頭の言葉とのつながりでしょうが、映画館の音圧で聴けて幸せ〜
元々いい曲ですし、しっかり主題歌になってました♪
前作、前々作も観てはいます。
主演ががんばってる以外、あんまり覚えてません。
スプラッタは好きじゃないのになんで観に行ったのか?なぞです。
本作も頭ドッカンや股間再起不能など痛々しいですが、怖くはなかったです。
ベーコンさんはぺちゃんこになって肉汁をワンちゃんたちに啜られてました、
リリーコリンズさんは絶叫首化、ホールジーは五芒星もどきの焼印押されて、公園にゴロン、ミッションインポッシブルでイーサンの奥さん演ってた人も十字架目玉撃ちされて
ハリウッドサインの丘を転がっていきます。
なんだか知ってる俳優さんいっぱい出てますね〜
キャスティングディレクター、いい仕事してます。
特に主演の女性は本作がいちばんかわいいーと思います
本作鑑賞の直前、マリリンさんの伝記映画を観てました、
なので不憫な境遇で育った、というか適切な愛情を受けられなかった
主人公がハリウッドで這い上がる、そんな部分が頭の中で特色づけられてしまったかも。
なんか、いい映画だった♪になっちゃいましたー。
pícaro
これはこれで、ハッピーエンドなんだろうなぁ(苦笑
踏み越えて踏み越えて"スター"になる まぁその能力以上に"殺し"への躊躇の無さは類い希なるだけどw
でも、あの刑事への止血は、唯一の"善行"だったのでは?
スターになるの
原題
MaXXXine
感想
『X エックス』『Pearl パール』に次ぐ3部作の完結編で『X エックス』の後日譚となる。
A24発、最高にクールで最高にイカしたニューヒロイン誕生!
最盛期80’Sハリウッドの暗黒面を描くスターダム・スリラー・エンターテイメント!
物語は、『X エックス』で描かれたテキサスでの凄惨な猟奇的殺人事件の現場から、ただ一人逃げのびた主人公マキシーンの6年後からはじまる。
シリーズで1番退屈だったかもしれないです。
80年代の作り込みは凄くて、BGMは懐かしく感じたんですが物語がスローペースとあんまり面白くなくて…笑
ホラーもグロも狂気も足りない気がします。
ただ金◯潰しや頭部破壊描写はよかったです!
ラバトのスクラップ、モリーの絶叫生首は笑いました笑
父親はキ◯ガイ、マキシーンは輝いてました!
このシリーズこれで完結で良かったんじゃないかと思います。
ショウビズ界では怪物と呼ばれてこそスター、ベティ・デイビス
※ナイト・ストーカー
※巻き戻して返却を
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