MaXXXine マキシーンのレビュー・感想・評価
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MaXXXine(映画の記憶2025/6/6)
今までからすると優しいミア・ゴスの映画だったな。
今までの映画じゃあるっちゃありそうな話だし、自分の感覚だとスリラー。
内容的にはこれで合ってると思う。
クラシカルなスリラー感が懐かしい気がした。
85年を舞台にしてるので、車からフォント、映像のエフェクトまで80年代っぽい。
ちなみに曲や背景のニュースまでこだわった感じで作られてた。
80年代ホラー好きな人はそれっぽい感じを味わえると思うので、世界観に入りやすいかも。
今の若い方はあの感覚を知らないだろうから世界観に入りにくいかもしれん。
割とこの映画の肝にもなってると思うので、なんで?が入るか入らないかはデカい気がする。
ミア・ゴスさは残しつつ、イカれ具合は控えめという今までの作品とは違う。
別軸のイメージで観に行かれると良いでしょう。
彼女なりに演技分けしてるのが伝わってきて自分はこの感じのミア・ゴスが観れてよかったけどね。
(個人的評価6点/10点中)
日本版のポスターが素晴らしい 素晴らしすぎる
「エックス」の強烈なゴア・スラッシャーとエロティック、「パール」の不気味な笑顔。印象的なシーンが多かったが、本作では…。
ゴア・シーンがないわけではないが印象は弱い。前作までのプロットがどう生きているのか?
でも初めからストーリーが頭に入らない。エックスで発見されたVHSテープや父親の存在がなんだったのか理解できなかった。
過去2作がかなり良かったので元々見るつもりでいたが、日本版のポスターがあまりにも良すぎるので期待度もすごく増した。(U.S.版ポスターは特に何も思わないし印象も薄い)
ポスター柄のシーンも一瞬だったし。それだけにガッカリ度も大きい。
本シリーズは元々3部作で計画されていたが、本作公開前に続編の可能性があったらしい。しかし公開後中止になったと思われる。(英語版wiki)
3作では最も興行収入は良いが、予算も多い分ちょっとガッカリなのだろう。
エンドクレジットでキム・カーンズの『ベティ・デイビスの瞳』。この曲の選曲理由はなんだったのだろう。
以降映画なしの独り言
『ベティ・デイビスの瞳』
1981年発表ビルボード9週連続No.1
1982年グラミー賞ソング&レコード・オブザイヤー
本作がオリジナルではないが、後に大きな影響を与えたヴァージョン
途中からのリズムが印象的
単純に面白く無い。
タイ・ウエストとミア・ゴスのタッグに期待したが今回は単純に面白くなかった。
脚本が非常に微妙。とっ散らかっているだけならまだしも見せ場が無い。撮影スタジオを観光したり追いかけっこに参加する為に映画見たいわけじゃない。オチもよくわからない。唯一良かったのはエンディングテーマに選曲されたベティー・デイビス・アイズ。懐かしくて思わずのってしまった。
最早ミア・ゴス演じる主人公を可愛いと崇拝するだけのものになってしまった今作は作ることに意味があったのだろうか?
前ニ作があまりにパワフルだった為に今作はとにかく印象に残らない3作目としてシリーズを閉じてしまうのだろうか。ミア・ゴスが生んだ怪物のラストを見れたのは良かったが厳しい言い方になってしまうがネタギレするぐらいなら作らなかった方が良かった3作目だと強く感じた。
監督のセンス
とても80年生まれとは思えない、日本で言うところの昭和末期の空気感を映像にしてくれて(ハリウッドなので大違いではありますが)監督のセンスを楽しめました!
本編のストーリーというと、ほとんどサスペンスでホラー味少なめ。3部作の最後として大きく捉えたらこのラストで良かったのかも。厳密には「X」からですが。
あの女性監督の価値観や仕事観は当時の日本のエロ本編集者やライターの価値観に近いのかなぁと思ったり。
ゴア描写も適度によく、エロ描写も控えめ、大事なパールも出てこないながらパワフルな作品の全体像はやはりタイ・ウェスト監督の力量なのかと早くも次回作が楽しみになりました!
3本セットのBlu-rayBOX欲しいですね。
小さくまとまんなよ、マキシーン!
とにかくマキシーンの暴れっぷりが足りん。冒頭の「あれ潰し」が最高で、どうなるんだと思わせといてクライマックスシーンがしょぼすぎる。ショットガンであそこにいたやつら全員叩き殺すくらいでよかったろ。冒頭のやつと釣り合いが取れてない。
あとマキシーンの「ビッグになりたい」と言う欲望と事件の展開がかみあってない。もっとはっきり障害としてたちはだかり、そこをマキシーンが薙ぎ倒していく展開じゃないと。
細かいこと言うとケビン・ベーコンを「始末」するとこもこれじゃ問題の根本的解決にならないのははっきりしてる。なのに「これがエージェントの仕事だ」とドヤ顔されてもね。
ちなみにビデオ屋の友人はなんで殺されたの?私が何か見落としてるのか?
サイコやチャイナタウンへのオマージュ(他にデビット・リンチ風とか)はクスッとはしたけどね。
3部作だったのね
常に自分らしく生きよ
全シリーズ落ちない作品
A24発ヒロイン有終の美
トビー・フーパー監督作にオマージュを捧げた『X エックス』、『オズの魔法使』風テクニカラーミュージカルを意識した『Pearl パール』と、作品のテイストを変えてきたA24の人気ホラーシリーズ。シリーズ完結編の本作では、80年代の町中にVHSビデオレンタル店向けに大量に製作されたスプラッターホラーの様相を呈している。
本作の主人公にして『X エックス』唯一の生存者マキシーンは、ポルノ業界出身と蔑む有識者のターゲットにされる存在。しかし彼女は野心と自信を武器にスターの座にのし上がっていこうとする。一方で、そんな彼女を主役に抜擢した女性監督のエリザベスもまた、男性社会が色濃いハリウッドを変えようとする1人。『サブスタンス』同様、本作はそうした世間のパワーバランスに抗う女性達の物語だ。ケヴィン・ベーコンが例によって信頼できる脇役ぶりを発揮しているのも見逃せない。
過去2作よりスプラッター度は抑えめなせいか(いや、そうでもないかな…)、本国アメリカの興収は芳しくなかったようだが、「私らしくない人生は受け入れない」と豪語するマキシーンの有終の美を飾るにふさわしい一作。
タイ・ウエスト監督、ミア・ゴス主演、85年ハリウッドを舞台にした三...
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