MaXXXine マキシーンのレビュー・感想・評価
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映画『サイコ』好きな人は観たらアガるかも
『エックス』『パール』と
スターになりたい女子が
まさに死に物狂いで生き残る様が良く
今回3作目はどんな狂気を観せてくれるのかと
期待して挑んだんだけど…………あれ?
一応前作との繋がりも出てくるけど………あれ?
80年代のアメリカのホットな空気感や
それこそその辺りの映画の様な作りも良かったし、
映画のオマージュやショービズ界の皮肉なんかもあって
そこら辺は楽しめたんだけど、
マキシーン、どしたん?
で、最後の最後にお前誰やねん状態で。
いきなり〇〇です、とか言われても…
変な謎カルトとか、実際の事件とかなんか
盛りすぎて、で、肝心のマキシーンの
狂乱ぶりが無くてですね………
結局夢を叶えて満足できたのか?
マキシーンは?
あたしはもうちょい期待してたぞ。
畳み方
タイ・ウエストにふさわしくない映画は認めない
X、パール、そしてマキシーン。
タイ・ウェストによるA24製作の本シリーズは、
この『マキシーン』でついに終止符を打つのであろうか。
もしそうであるならば、
今作のシナリオは最初からこの形で構想されていたのか、
という疑問が残る。
なぜパールがモンスター化したのか、
それを受け入れたハワードは、
戦争でなにがあった、
そこはやらないのか。
マキシーンとパールが鏡像のように対峙するような、
「サイコ」を彷彿とさせる設定、
(異端者の家との被りを避けたか)
それをスプリットしたりカットバックしたり、
あるいは、「チャイナタウン」のジャック・ニコルソンのように、
ケビン・ベーコン(鼻バンドエイド、衣裳)が、
執拗にマキシーンを追い詰めるような、
より濃密なサスペンス劇を、
準備しいたのではないか、
そんな気がしてならない。
前々作、前作を完成させたチームが本作のようなものを製作するだろうか。
その背景には、『サブスタンス』『アノーラ』
『エミリア・ペレス』『ベイビー・ガール』のような、
〈私にふさわしくない人生は認めない〉系、
類似作品との被りを避けたのか・・・
いろいろと邪推をしてしまう。
しかし、ないものねだりをしてもしょうがない。
「MAX〈XX〉INE」というナンバープレートのタイトル、
〈ZZ〉TOP(マキシーンがセリフでTOPをSTARと言っていた)。
そして「私は私に似合わない人生は受け入れない」
と、
「X」では〈聖なる干渉〉
本作では〈神の介入〉
と訳されていた(たぶん)、
宗教二世のマキシーンの
「Divine intervention」
ジャンカルロ・エスポジートの、
表でニコニコ裏はこわい、
ロス・ポジョス・エルマノスの店長的な存在、
ボビー・カナヴェイルの、
やっとHOLLYWOODまで来て・・血。
「X」の劇中監督RJが、
ジャンル映画をアート映画に見せかけて、
やってることは、
ホラーっぽいポルノ映画で一攫千金、
を成し遂げたタイ・ウエストが、
ジャンル映画をエンターテインメント映画に昇華させ、
ビジネスの流れを、
再構築することに執念を燃やす(A24含)、
プリンセス・ダイアナのイメージがまだまだ色濃い、
エリザベス・デビツキの劇中監督、
ゲームチェンジャーとしてのシンボリックなイメージとしては、
最適なキャスティング、
と合わせ鏡。
などを最低限は決めていた所をみると、
そうそうに邪推したような内容はあきらめて、
タイ・ウエスト自身に、
私にふさわしくない映画は認めない、
と、
結局この5点だけを見せられた気もした。
ホラーというよりアクション映画に近い内容だ
ケビンでもケイジでもどちらでも
うん?
エンドクレジットの最後の方に〝For Kevin〟て出てませんでしたか?
ケビンに捧ぐ、という意味かと思ってしまったのですが、まだ亡くなってないですよね?
なんか自分、大きな勘違いをしてる?
ケビンもそうなんですが、シリーズ三作目でいきなり俳優陣が大物化しててビックリ!
でも、その分シリーズの特異性が平凡化してしまったのでガッカリ!
(サブスタンスを見たばかりというのもあるのかもしれませんが)
呆れながらも「やってくれちゃったね」という何とも言えない、普段は使うことのない妙な感性を刺激してくるシリーズだったのに、真っ当に更生してしまい寂しいというか。
同級生の誰もが一目置くような無軌道で破茶滅茶な友だちが、同窓会で再会したら誰よりもマトモな常識人になってしまっていて寂しい。そんな感じです。
ケビン・ベーコンがニコラス・ケイジだったとしても、作品のテイストはさして変わらないかも。
あまり面白く無かったので、そんなどうでもいいことを考えてしまいました。
好き嫌いで問われれば「好き」、なのですが…
ようやく日本公開となった『MaXXXine マキシーン』。米国映画レビューサイトの評価はあまり高くありませんが、3部作の締めくくりとなれば当然「劇場鑑賞しない」と言う選択肢はありません。
と言うことで、昨日改めて『X エックス(3回目)』『Pearl パール(2回目)』を観直しましたが、確かにシリーズになるだけあって、初見よりも2回、3回と回を重ねて観るほどに味わい深く楽しめます。ただ、勿論それでハードルが上がったわけではありませんが、本作を観ての総論としては、やや強引さが否めないかな。。
まず、1985年のハリウッド、そして「ある実在する人物/事件」を使った設定自体は目の付け所が高くて巧いと思います。作品内に(当時の)映画や音楽などのカルチャーを散りばめ、現代よりもずさんで怪しく、乱れた風紀と不穏さ極まりない状況を背景に、そこ生きるマキシーンが見事に同化し、よりその「存在」が強調された世界観は完璧。ところが肝心となるストーリー、特に真相が明らかになる後半になるにつれて、諸々に無理を感じて引っかからざるを得ません。勿論、マキシーンを追い詰めて苦しめることになる「過去」の清算としては、正に彼女らしい決着のつけ方だと納得出来るのですが、如何せん「(あの展開で)そうはならんだろう」と感じる最後はあまりにも雑で、残念ながら「後を濁している」と感じてしまいます。
一方、出来ることなら(パール同様に)何故「その後のマキシーン」が形成されたのかを知りたくなり、抜け落ちた時間が語られる「4作目」もついつい観たくなります。そう思えるのは、本シリーズを通して感じる「キャラクターの一貫性」がしっかり守られているところ。勿論、時間の経過や立場が変わることによって「色濃く」こそなりますが、パール、そしてマキシーンと言うキャラクターが作品ごとにブレることがなく、彼女(達)であり続けることにそれぞれの「人生」、更には「人間、怖い」を感じて味わえるところが、シリーズの魅力につながっているような気がします。(そういった意味では、やはり「パール」という存在こそこのシリーズの珠玉。彼女がいない本作に物足りなさを感じてしまうのも実は…)
なお今作、出演者がかなり豪華な面々となっており且つその扱いもなかなかに酷い(いい意味です)。こういったところは当然前2作からの良き影響なのでしょう。皆さん、嬉々として演じられているように感じます。
或いは、本作もいずれ2度、3度と観直せば良さが際立ってくるのかもしれませんが、どうしても「どさくさ」感が否めないストーリーがネックとなって高評価は付けづらく、、好き嫌いで問われれば「好き」なこともあって煮え切らないレビューです。いやはや申し訳ない。
KODAI YOSHIZAWAを見つけて!
エンドロール眺めてたら日本人の名前見つけた!是非探してくださいな!
基本、ストーリーの展開が重要とか、繋がりとかはあんまなくて、
殺し方
なんだよね。探偵を車ごとプレスするとかさ。まあ、あそこは上下だけでなく、前後もプレスしてキューブにしてほしかったけどね。
最初のバスターキートンは、不運でした。あれだって意味はないよね。マキシーンの周りの女性が被害にあるのは無理やり理屈つけられるけど、ビデオ屋の男友達がやられるのは意味不明。でも、そういうところがB級というか、スラッシャー系なんだよね。
音楽やフィルムの荒さ、ファッションなど、80年代風なのは個人的には大好物。「あの頃のハリウッド」ってやっぱ、懐古主義的な風が吹いてんのかね?
やっぱ「エックス」おさらいしてからの方が色々繋ぎが見えてくると思うなあ。当然「パール」のラストのような狂気を求めちゃうんだけど、今回のラストの作り物の生首も、結構面白いけどね。「パール」のラスト意識してるよね、あれは。
女性監督が、「ロッキー4」のドラゴの奥さんか、「YAWARA!」のテレシコワみたいで、、、ちょっと笑いかけた。でもあれも80年代風だよね。
三部作だからこそ、★5はつけにくかったし、三部作だからこそ、★4.5をつけられたというかね。これ単体なら3.5〜4.0くらいかなあ。でも、今作が1番B級ホラー感出てたと思うよ。良い意味でも悪い意味でも。
三部作全てパンフは購入。これは仕方ない。シリーズ通してみると、結構オススメではあるなあ。
2025年度劇場鑑賞26作品目(27回鑑賞)
しかし、中々ミッションインポッシブルに手が届かないなあ笑
ミア・ゴスは177センチもあるのか!
「MaXXXine マキシーン」をTOHOシネマズ日本橋で鑑賞。(日本は11ヶ月遅れでの劇場公開)
三部作ホラーの完結作はまさかのクライムサスペンス。前作”PEARL パール”がサイコキラーの傑作だったので、あまりハードルを上げずに見たが、方向転換は誤りではない。しかしながら、不穏で残虐なマキシーン(ミア・ゴス)の狂った演技が減少したため、正直に言えば物足りなさが残った。(ハリウッドのトップになる最中に殺人なんか起こせないからそれは当然だろう)
テキサスでの猟奇殺人事件から生還した女優志望のマキシーンが、邪魔する者たちに立ち向かいながらハリウッドの頂点を目指すストーリー。前2作より予算が大幅に増えたので大物俳優をキャスティングし、ハリウッドで撮影したのは良し悪し賛否両論ありそう。
1985年夏のロサンゼルスの設定らしいが、実在のナイトストーカー(1984〜85年にLAを震撼させた実在の連続殺人犯)がまだ捕まっていなかった時期のストーリーとの事。
私立探偵役のケビン・ベーコンの胡散臭さと振舞い、あのペシャンコになる最期も笑える(探偵役、そんなに必要はないでしょう)
女性映画監督役のエリザベス・デビッキは存在感もありとても良かった。スタジオでの、あのサバサバした流血シーン演出なんかとても板についてる。
先輩女優モリー役のリリー・コリンズの出演に軽く驚いた!(彼女はシリーズのファンらしいがあんな悲惨な顛末でも出演するのね)
マキシーンを縛りつけ悪魔祓いを始めるあの不気味な神父の存在たるや…マキシーンは過去にこの男との間に色々あったのだろうと想像する。頭部をブッ放すラストはまるでクローネンバーグ監督の”スキャナーズ”のようなオマージュも良い
ラスト、キム・カーンズの大ヒット曲「ベティ・デイビスの瞳」により冒頭のベティ・デイヴィスの名言、「ハリウッドでモンスターとして知られるようになるまではスターではない」は本作を象徴する格言。ハリウッドで成功してスターに登り詰める人間ってそういう事。タイウェスト監督は、ハリウッドは化け物だけが生き残る世界を表現したかったのだろうか。
(メモ)
ミア・ゴス 177センチは意外だった。しかし、
エリザベス・デビッキ 身長191センチもあるのか!
期待しすぎた
パールのラストの長回しのように
観たことがないものを観たくて足を運んだが、
フツーにドラマだった。
それはそれで退屈せず観たが、
それは前2作を鑑賞していたり
ミアが可愛かったり
80年代の空気感だったり
そういう部分に対しての満足感で、
それらを削ぎ落として筋だけ眺めると
かなりどうでもいいというか
カタルシスの少ない平凡なスリラー? サスペンス? だった。
個人的には、ミアが怒りで殺戮マシーンと化し、
そこまでの抑圧ぶん
犯人らを気持ちよく損壊して回るなど欲しかった。
そもそも「犯人はじつは…」のくだりの
入れ込みかたが巧くなく
Xや冒頭で示唆されてたのかもだけど覚えちゃいない。
だから明かされたときにポカンとする。
妄想TV出演とかも
慌ててフォローアップしたような感が否めないし。
言及があってもよさそうな女監督も放りっぱなし。
女刑事もビデオ屋も、プロモーターも
もうちょっと人が見たかった。
無駄に男刑事の情報は多かった。
ケビン・ベーコンは死に方含めてよかった。
キ◯タマとショットガンはよかった。
スーツケースはいまひとつ。
てか路地裏のキン◯マは誰?
ナイトストーカーが別人なら、
キンタ◯のためだけに用意された人?
とりあえずピューリタン1&2が観たい。
80's LAとジャッロの組み合わせが新鮮。笑えて楽しくてカッコイイ映画。
今作もこのシリーズのどれとも違う方向の作り。毎度、スタッフのクリエイティビティとチャレンジ精神が素晴らしい。
舞台は1985年のハリウッド。シンセポップとヘビメタが鳴り響き、VHSのカセットやブラウン管テレビがずっと映っている。懐かしくも未来的な感覚。連続殺人が描かれるが、ホラーでもスラッシャーでもない。今作は何と、緩くて真っ赤なジャッロ映画。
ということで、今回はかなり笑える作品。まったく怖くない。ミア・ゴスも冒頭のオーディションのシーンでエグい演技力を見せつけるが、以降はセリフも少なくクールな演出を崩さない。前2作とまったく違う演出をすることによって、シリーズの中でのこの作品の個性が際立ったと思う。
音楽、撮影、美術、編集、衣装、どれもすべて素晴らしい。ケビン・ベーコンをはじめキャスティングも最高。
いくら凄いスタッフが集まろうが、シリーズ3作ともそれぞれ素晴らしい出来というのはなかなかないこと。タイ・ウェストとミア・ゴスはよっぽど相性が良いのでしょうな。素晴らしいシン・ジャンル映画になっている。
どこかの新人監督が'80年代スラッシャー映画オマージュで作ったB級映画のようで 2作目から大いにテンション・ダウンで非常に残念! 自らMAXまで上げたハードルを大きく下回って自己更新ならずという感じ
前作が、あれだけ狂気に満ちた、とんでもない怪演作だったので、三部作完結編は、さぞかしすごいだろうと目いっぱい期待していたら、どこかの新人監督が'80年代スラッシャー映画オマージュで作ったB級映画のようで、2作目から大いにテンション・ダウンで非常に残念!
自らMAXまで上げたハードルを大きく下回って自己更新ならずという感じでした。
ミア・ゴスがあのポスターのメイクで出動するところで、いよいよ来るぞ!
クライマックスは敵メンバーを大殺戮、血の海になるぞ!と思って観てたら、あっけなく捕まってはりつけ。
デコボコ刑事コンビの中途半端な活躍はお約束だけれど、全然活躍しない。
生首のラストカットでエンディング…2があれだったから、何かあるのか!と思ったら何もなし。
最後の最後まで普通に終わってしまって、オモロなっ!
あの中途半端に情けない探偵がケヴィン・ベーコンだったと終わってパンフ見て気づいた。
女監督エリザベス・デビッキがカッコよくて印象的でしたが、特別な活躍をしたわけでもなく。
何より、ミア・ゴスの怪演が無く、「普通」だったので拍子抜けしてしまった。
ポルノスターなのに脱ぎっぷりも悪いし(「インフィニティ・プール」であれだけ思い切りが良かったのに…)。
VHSビデオ世代真っ只中だった自分にとっては、あるある満載の共感できる内容ではありましたが、そこ止まり。
突き抜けた作品を期待していたのですが。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドへの返歌
迫力ある血とロックと空気感
連続殺人。流血の場面はやや執拗に、残虐に描かれる。
例えば、ショットガンで頭を吹きとばすときには、吹きとばされて血と肉塊になった頭部の残骸が描かれる。
80年代のロックが迫力のある音量で流れる。ディスコの場面、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが懐かしい。
マキシーンが何度かコカインを使う場面があった。気合いを入れている、という以外の意味はわからなかったが、まあそれでいいのか。
前2作は見ていないので物語のつながりはわからなかったが、迫力のある血とロックとロサンゼルスの乾いた空気感を感じたので、問題ないことにする。
連続殺人の犯人はやや陳腐な設定。
私はスター
猟奇的な老夫婦に襲われた6年後、ポルノ女優として有名になりハリウッド映画への進出を目指すマキシーンに、過去の因縁や連続殺人犯の影が忍び寄る話。
3部作の1作目「X」から6年後の1985年、ホラー映画「ピューリタン2」のオーディションを受けたマキシーンに、ビデオや手紙が送り付けられて巻き起こっていくストーリー。
マキシーンの周りで殺人事件が起きたり、怪しい輩に襲われそうになったり、当時実在したナイト・ストーカーによる事件や事件を追う警察を絡めつつみせて行く展開で、主人公こそ本シリーズのマキシーンだけれど、なんだか普通でちょっと古臭いサスペンススリラーという感じ。
ゴア描写もチョロチョロっとはあるし、話しもまあつまらなくはないけれど、わざわざ「X」を観ていないとわからないフリを織り込んだりして面倒くさいし、別にこの主人公じゃなくても…と感じてしまった。
似ているようで全く違う3部作
“ナイト・ストーカー”ことリチャード・ラミレスは劇中の舞台となる1985年にLAを恐怖に陥れた有名な実在の連続殺人鬼。
作中、マキシーンを追うナイト・ストーカーの正体が明かされて事件が終わった後、実際のナイトストーカー(ラミレス)が逮捕されたニュース映像も入るので、こっちのナイトストーカーはラミレスの模倣犯で2つの事件は並行して起きてた、ということみたいだ…正直、ちょっと混乱した。
さて、70年代の『X』から時代が変わって今作はコテコテの80's調。犯人の描写や殺人シーンは完全にジャッロ映画風。マキシーンは既にXでの事件で開眼しており、『パール』のように狂気に堕ちていく展開を期待していくと肩透かしを喰らうかもしれない。よく考えれば他の登場人物たちも多くが欲望塗れで良心のタガが外れた人物だが、それが80年代という時代と言われればその通りな気もする。
パールが果たせなかった「スターになる」という夢をマキシーンが血塗れになって叶える、というのは3部作の帰結としては至極まっとうな着地かなと思って帰路に着きました。
ところで、劇中の「ホラー映画出身のスター」には名前が上がらなかったケビン・ベーコンは『13日の金曜日』を経て84年には『フットルース』が大ヒットしたはずだが、あの世界線にはベーコンは存在しているのかしら?
3部作中1番の‥
1980年代の雰囲気はすごい
2025年劇場鑑賞165本目。
エンドロール後映像有り。
Xは石川でやったのにパールは石川でやらず、2時間かけて富山まで観に行った一ヶ月後に石川で公開しやがった思い出のあるシリーズ第3弾。完結編ですよね?
殺人鬼と主人公を同じ女優が演じたX、ラストシーンの顔が凄まじかったパールと続いて、どうなるんだろう、こういう展開になったらやだな、と思った方向には幸い進まず、ちゃんとヒロインしてました。
これ1980年代に撮ったのか?と思うような独特の色彩感覚があって、すごく懐かしい気持ちにはなれたのは良かったです。
ただ、あの強烈キャラのパールはもういないわけで、今回別の殺人鬼が出てくるのですが、その動機がまた1980年代のサスペンスにありがちなやつで、そこまで一緒にしなくてもとは思いながら、終盤急に雑な展開になるのも雰囲気あるなぁと楽しめたので評価が難しい作品だと思いました。まぁこれまでのシリーズのとんがったのを期待していた人には肩透かしかもしれません。
全172件中、101~120件目を表示













