「容赦ない殺傷力が健全」MaXXXine マキシーン Another Popcorn Timeさんの映画レビュー(感想・評価)
容赦ない殺傷力が健全
やっぱりこのタイ・ウェスト監督×ミア・ゴスシリーズは楽しい。
一作目の「X エックス」から変わらない主人公たちの容赦ない殺傷力には、つい吹き出してしまう。
シリーズを一貫して、スターを夢見る主人公という構図は安定だが、実際に数日ハリウッド大通りを閉鎖して撮影したという今作(映画「サイコ」で使用された屋敷まで!)は、微妙なリアリティがまた新鮮。今回の"悪役”になる「ナイト・ストーカー」は80年代に実在した殺人鬼リチャード・ラミレスがモデルだそう。言葉通り血塗られたハリウッドの暗黒面をコミカルに映し出す今作では、一作目とはまた違う雰囲気のマキシーンを堪能できる。
マキシーンを演じるミア・ゴスはもちろん、他キャスト陣もすごい。ケビン・ベーコンの笑い方がウザいのなんの笑リリー・コリンズってこんな風に使っていいの??笑エリザベス・デビッキは、グレタ・ガーウィグを連想させる?(見た目オンリー)
唯一クライマックスがあっけない印象で、ストーリーは比較的驚きがなかったのが少し残念だが、今回も楽しませてもらいました。
あなたが特に記憶に残る殺人シーンはどれですか?
真っ赤に染まったシーツには、ゾッとしてしまった。
コメントする
