劇場公開日 2024年11月15日

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価

全318件中、41~60件目を表示

3.5うまくできた映画だった。

2024年12月1日
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すごく面白いし、示唆的だし、ちょっと長いけど、最後まで楽しく観ることができたので、とても良かったのだけど、なんだかあんまり感想がない。不思議。
なぜだ。
ウェルメイドすぎるのかな。

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bando-8

2.0竜頭蛇尾の駄作

2024年12月1日
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寝られる

最初の30分はなかなか面白いしワクワクする。
しかし、そこからは暗い陰謀劇のお話となり、肝心の闘技場は茶番ばかり。
熱いバトルを期待して観に行ったらがっかりするのは間違いない。
陰謀劇も、史実とは人物名以外まったくかすりもしないフィクションの上に、つまらない。
(カラカラ帝って高校の教科書にも出てくる人なのに)
前作の皇帝は、自分が絶対勝つようにイカサマする悪辣さがあるから最後の戦いも盛り
上がったのに、今作のラスボスはそういう展開もなく、まったく盛り上がらないままあっさり終わる。
「竜頭蛇尾」とは、まさにこの映画のこと。

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deazhoul

4.0しっかり繋げてくれた

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

1のグラディエーターをしっかり反映してくれた
1のファンにはこれは刺さるかと

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シュウ

3.5大味な展開で普通

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

一作目の世界観には及びませんし、迫力もかないません。開幕時の戦闘シーンの生々しい情景は再現されていません。コロッセウムの海戦は正直なところ冗漫と感じましたし、作品規模の割にはVFXがいただけません。

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チェリー

5.0面白かった

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

食べすぎで、胃酸が逆流しそうだったけど

始まったら、スッキリ忘れてた。

程よく食べて、この映画を観ると
没入感が増して良いかも。

痛みを忘れる映画で
どんな精神の薬よりも良いかも。

後、服とアクセサリーが楽しかった。
華美ではなくて、なんか見たことない感じで
服装だけでも観てみて欲しいな。

邦画は型があって、安心感があるけど
思いがあるから言いにくい。

けど洋画は、そもそも型を知らないから。
好き勝手に言えて、気が楽。

エロなし、自分が主人公でいれて
ある意味では、ハリーポッター的

女性や母から怒られるかもだけど
たまにはこの、没入感に浸らせて。

夢は夢でも、母は母。

孤独を貫くのだ
なんて思ってたけど
この映画をみて、ちゃんと畏れようと思った。

人ときちんと関われてないけど
周りの優しさに救われてるだなと思いました。

姉からはいろんな神を頼りすぎて、神が喧嘩すると言われる始末。

そうかも。でもそうなら
失礼のないようにしようと思うことにする。

ちなみに、一緒に見た人が教えてくれたけど
1の方が面白いらしい。
主人公の周りをきっちり固めすぎとのこと。
僕からすると、初心者には良いと思うのだけども。

しかし、ホームアローンもやっぱ
1だしね。

今度1 見てみるよ。
そして、またローマにいけると思った。

全ての道はローマに通じるだものね。

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ミネサカモ

2.0お金はかけているけどつまらない

2024年11月30日
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セットや衣装にお金はかけていますが、内容は前作の焼き直しでつまらないです。

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alias

4.0大迫力なれど熱量が足らないローマ史劇

2024年11月30日
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名作『グラディエーター』からなんと四半世紀振りの続編で、監督は前作から引き続きリドリー・スコットで、最近の彼の作品としてはまあまあの出来でした。冒頭の海戦やコロシアムでの戦いなどのスペクタクルシーンは、スコット監督の得意とする所だけにものすごい迫力で映画館のスクリーンで見なきゃ損ですね。お話しは、主人公の隠された出自や奴隷商人の野望など色々工夫してあるんだけど、何か表面的にサラッと描いてあるだけでもっと深掘りしてほしかったです。しかし、何よりも前作にあって本作にないものは、主人公の強いカリスマ性と戦闘シーンでの強烈なカタルシスです。なので、グラディエーター同士の団結や相手を打ちのめす高揚感みたいなものが感じられないのが、とても残念でした。音楽も悪くないけど、ハンス・ジマーの音楽ほど記憶に残るスコアもなかったです。役者では、主役のポール・メスカルは相当な鍛錬を積んできた感じだけど、ラッセル・クロウのインパクトには及ばず。将軍役のペドロ・パスカルは、とても存在感があり心正しき武人役を見事に演じていました。デンゼル・ワシントンは、悪辣な役柄を楽しそうに軽々と演じているようでさすがの貫禄でした。

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シネマディクト

4.0あの生き物は何だったんだ一体……(多分サル)

2024年11月30日
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興奮

前作の予習を終えた翌日に劇場で鑑賞。

冒頭、Part1の名シーンを独特なアニメーション?のダイジェストで見せてくれるのが楽しい。
つい前日観たばかりだったので、「ああ、そこ使うのね!」など余計に感心した(笑)

直近で『aftersun/アフターサン』も観たばかりだったので、主演のポール・メスカルがどうなっているのか楽しみだったが、ローマ帝国の時代にマッチする風貌というのか、とにかく違和感なく彼がリードする物語に入りこめた。

冒頭の戦闘シーン、ペドロ・パスカルとポール・メスカルの邂逅をドラマチックに描く。(何気に主人公の妻が戦士というのが、作劇上よかったように思う)
グラディエーターとなってからの主人公・ハンノがたどる道は、ほぼ前作と同じなように思えたのだけれど、どれもパワーアップしている印象。
コロセウムの海戦やサイのシーンも凄いのだけど、個人的には最初のほうで戦わされるサルにびっくり!「なんなんだこの生き物は・・・」と気づけば口をあんぐりとあけて観ていた(笑)

そしてみんなが言っているデンゼル・ワシントン!
悪そうな役をやるときの彼は、「よく喋るし、よく動くんだよなぁ」と勝手なイメージがある(笑)

ミステリアスな雰囲気をもつポール・メスカルと、圧倒的にパワフルなデンゼル・ワシントン。
前作のラッセル・クロウとホアキン・フェニックスのように、柱になる主要キャラに魅せられた超大作だった。

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orokamono

4.0好きは変わらない

2024年11月30日
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映画のなかで一番好きな、グラディエーター。
20年以上前??
1作目を観た時はシビれたのをいまだに覚えてます。

2作目の異常な難しさを知ってるので
さすがに越えてくることはないだろうって思いながら。
結果的には、超えはしないがやっぱり好きなのは変わらないなぁという感想。

前半がちょっとダレたかなぁというのと、
ほんのちょっとだけど、キレイに描こうとした?感があって、
それが見えたからか、命の闘いというところでの
怒りや荒々しさが薄れてた気がしました。
あれがリアルだとすると俺なら怒りは収まらない(笑)

ラッセルの映画のなかでの色気はものすごいものがあったので今回もそれに劣らない人選だったら
もう少し変わっていたかも。

さらに難しいだろうけど3作目いってほしい。

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よしザイル

2.0全く入り込めない映画

2024年11月30日
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ストーリーはありきたりで、登場人物の感情の起伏が不自然で、俳優陣の魅力に欠け、アクションはCG丸出しの一昔前な感じで終始退屈な映画でした。

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hirahira

4.0騎士の戦い

2024年11月30日
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ローマ帝国時代、戦争に敗北し奴隷となった主人公ルシアスは剣闘士となり復讐を誓う。自分が前皇帝の息子だと知ってから突然覚醒するまでの尺が短いのでラストが軽くなってしまったのが残念。中盤の剣闘士の戦いは西洋チャンバラで見応えがあった。大画面で見る作品です。

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タクチャン

4.5最後はローマの歴史の物悲しさを感じた

2024年11月30日
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泣ける

悲しい

興奮

前作をちゃんと予習し、YouTubeの予習動画も見てから挑んだので、人物の繋がりや変化などもなんとなくわかった。

ローマの歴史はほとんどわからないのですが、愛する人と共に過ごすことすら、ままならない世界で、どう生き抜いていくか、とい、生の力を感じた。

地獄への道は平坦という詩が心に残りました。

親子のシーンは、毎シーン泣けました。

ローマ壮絶。
ローマの歴史に興味を持得た作品でした!

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きく

3.5終盤はちょっと残念。

2024年11月30日
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セットや衣装は素晴らしく俳優陣も良かった、ストーリーもコロッセオでの闘いまではよかったがラストは着地失敗レベル。
本当に終盤が勿体無かった。

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はまぐりの短い感想文

4.0暴力性

2024年11月30日
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前作は意図的にそう言うシーンを入れたらしいが、今作は血湧き肉躍るみたいなシーンはあんまりなかったかな。邦画界隈では時代劇が何やらフューチャーされてますが、これも西洋版時代劇と言えなくもないかな。お金はかかってますね。

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HAL-9000

4.0巨匠渾身のスペクタクル!

2024年11月30日
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20数年を隔てての続編なので、列伝的な別の物語かと思ったら、れっきとした続編だった。

五賢帝によるローマ帝国史上最も平和で安定した時代は皇帝マルクス・アウレリウスの死によって終焉し、後継者コモドゥス帝による暴政時代へと移り変わる。
アウレリウスの嫡男コモドゥスと、アウレリウスが後継者に指名したローマ軍の将軍マキシマスとの抗争を描いたのが前作だった。

コモドゥスの死後、コモドゥスには実子も養子もいなかったことから「ネルウァ=アントニヌス朝」は断絶、かつてアウレリウスやコモドゥスに仕えていた軍人たちが入り乱れて帝位を争い5人の皇帝が乱立した内乱の時代となる。
間もなく内戦を制したセプティミウス・セウェルスが「セウェルス朝」を樹立するのだが、この映画はその王朝の二代目当主ルキウス・セプティミウス・バッシアヌス(通称=カラカラ)とプブリウス・セプティミウス・ゲタの兄弟が共同皇帝として統治した時代を舞台としている。

歴史的には、カラカラが暗殺されるのがコモドゥス暗殺の約25年後なので、前作と本作との間隔とほぼ合致している。

コニー・ニールセンが唯一前作から継続したキャスティングでルッシラ(アウレリウスの娘でありコモドゥスの姉)を演じている。
ルッシラは将軍アカシウスの妻となっていた。
前作ではマキシマスへの純愛を持ちつつ弟コモドゥスからの近親愛的な執着を受け入れた、運命に抗えない女だったが、本作では幼い頃に手放した息子への贖罪の思いを抱えながらも、マキシマスの遺伝子に暴政打倒の希望を抱き、夫への愛と信頼を示しながら夫を革命に向かって歩ませる強い女になっている。
内乱前の王朝の血筋だから粛清されていてもおかしくないが、現皇帝の特別な計らいで(常に監視されながらも)貴族的な生活をしているという設定だ。

主人公ハンノことルシアスを演じたポール・メスカルはアイルランド人俳優で、国技ゲーリックフットボールの選手だったらしい。その鍛えあげられた肉体で説得力のあるグラディエーターぶりを見せている。
出演していた英国のTVドラマを観たリドリー・スコットに抜擢されたとのこと。
前作の主人公マキシマスと同様に亡き妻への愛を貫く男だが、ルシアスには母親への愛と葛藤がそこに重なっている。

ルッシラの夫アカシウス役のペドロ・パスカルは、『ワンダーウーマン 1984』(’20)で情けない敵役マックス・ロードを演じた人。
一転して、本作での役どころは肉体も精神も強靭で威厳も兼ね備えた将軍だ。
妻への熱い愛情から、彼女の生き別れた息子であるルシアスに対しても特別な感情を抱く。

ルシアスとアカシウスの二人は架空の人物(のはず)だ。

カラカラ(フレッド・ヘッキンジャー)とゲタ(ジョセフ・クイン)を双子の兄弟という設定にしたのはなぜだろうか。
父セウェルス帝が兄カラカラを副帝に任命したことに弟ゲタが反発して兄弟が不仲になったため、セウェルス帝は後にゲタも副帝に任命して兄弟の立場を対等にした。そのままセウェルス帝の後を継いで兄弟で共同皇帝に就いたのだが、その経緯の説明を省くために双子の共同皇帝としたのか…。
とにかく、この兄弟は出生地も誕生年も違うので実際は双子ではなかった。

カラカラの側近に成り上がるマクリヌスも実在の人物だが、黒人のデンゼル・ワシントンを配役したのには驚いた。
元奴隷で、ハンノ=ルシアスを剣闘士として見出したことで王朝との距離を詰めていく狡猾な商人の設定だが、実際のマクリヌスは騎士階級の家系出身で、セウェルス帝時代に役人になっている。ただ、そもそもローマ民族は多民族の混成だったので、属州には黒人の騎士階級一族があったのかもしれないし、マクリヌスがイタリア民族だったとか、ゲルマン民族だったとかを確認したわけではないので、単に私の印象に過ぎない。
それはさておき、デンゼル・ワシントンの存在感がこの映画のドラマ部分のスケールを上げているのは間違いない。衣装の袖や裾をたくし上げる仕草が優雅で、借金を負わせた元老院議員の一人を追い詰める場面では強烈な威圧感があった。朝廷の要職に就いたときの、椅子を撫でる恍惚の姿も印象的だ。

映画のオープニングに映し出される、前作を振り返る油絵調のアニメーションが…良い。(“スコット・フリー・プロダクションズ”のロゴ映像と似た手法だ)
画面が実写に切り替わって穀物の粒が映し出されると、それを手ですくい取る主人公ルシアスが登場する秀逸なイントロダクションだ。
ルシアスは後にコロセウムでも地面の砂をすくい取る場面があり、マキシマスと同じ行動で血縁を匂わせている。

開巻間もなく、ローマの海軍が北アフリカの一国を攻め落とす海岸の合戦が描かれる。
ローマ軍を指揮するのはアカシウス、防衛側の大将がハンノ=ルシアスで、ルシアスとアカシウスの因縁がここから始まる。
のっけから迫力の戦闘場面だ。
やはり戦士であった妻をこの戦闘で亡くしたルシアスは、捕虜となりやがて剣闘士となるのだが、アカシウスへの仇討ちの機会を探るのだった。

コロセウムでの闘技会が折あるごとに開かれ、剣闘士となったハンノ=ルシアスは過酷な戦いを強いられる。
人間だけでなく、凶暴なヒヒやサイを相手に戦う。オマケに、このヒヒとサイがまるで怪獣なのだ。
こういう奇抜な(もはやSF的な)戦いで前作と異なるバリエーションを見せてくれるのだが、予告編にも使われていたコロセウムに水を張った疑似海戦が特に圧巻だ。水中にはサメがウヨウヨいるのだ。さすがにルシアスが水中でサメと戦うことはないが、落ちたら一巻の終わりとなる。
いったいどこからサメを連れてきたのか、海水をどうやって運んだのか(サメが元気なので、海水なんだろう)…と、思ったのだが、どうやら実際にコロセウムに水を張って海戦を行った記録があるみたいだから、驚く。

この海戦の最中にルシアスがアカシウスがいる観覧席に矢を射る。
役人に誰が射たのか問い詰められたルシアス率いる奴隷闘士たちが、口々に自分だと言う場面が感動的だ。
リドリー・スコットが敬愛するスタンリー・キューブリックの『スパルタカス』(’60)の名場面を模している。

さて物語では、ハンノ=ルシアスの出自と復讐、マクリヌスの陰謀にカラカラ帝の暴走、アカシウスとルッシラ夫妻の体制への抵抗が絡み合って、狂気と愛の模様が展開する。

基本的な構成は前作をなぞっている。
合戦→奴隷から剣闘士→闘技会で連勝→皇帝の狂乱・暴挙→脱走→暴動→決闘……
変化要素として工夫されているのは、敵役がアカシウス→カラカラとゲタ→マクリヌスと、二転三転するところだ。

正義と愛のキャラクターがルシアスとアカシウスの2人登場するため、前作と違って感情移入が主人公に集中しきれない面がある。
ましてや、妻は戦士として合戦で死んだのに敵側の将軍を仇だと狙うのに違和感があるし、その仇討ちも途中で立ち消えになるから、この主人公の闘いに寄り添いにくいのが難点と言える。

最後の決闘を終えたルシアスが国境の門の前に仁王立ちし、内側にいるマクリヌス配下だった近衛兵団と外側にいるマキシマスの精神が息づくローマ軍に存在を誇示する場面は、これで悪政が打破され新しいローマ帝国に踏み出す第一歩を示唆するという、前作と同じ大団円の図だ。

なにはともあれ、史実を下敷きにしたファンタジーとして、よく考えられたストーリーだと感心する。
前作から画的にも物語的にもにスケールは倍化していて、大迫力のスペクタクルを堪能するには、劇場で観るべき映画だと断言する。

狂人のように描かれたカラカラ帝であるが、暴君であったことだけでなく、全ローマ領民へ国籍を付与して民族・人種の差別を撤廃し、ローマ民族を地中海世界を統合した大民族へ発展させた皇帝としても歴史に記録されている。
共同皇帝だった弟ゲタ帝とは副帝のころから対立していて、自らの手で殺したのも事実とされている。
マクリヌスは、カラカラ暗殺を主導したと見られており、その直後に実子との共同で帝位に就いている。だが、カラカラの血族であるヘリオガバルスに敗れて殺害されるまで、わずか1年強の短命政権だった…。

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kazz

4.5リドリー・スコットの思いが詰まった傑作

2024年11月30日
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先日ようやく観ることができた2000年の「グラディエーター」。そしてこれは24年ぶりの続編、とはいえ自分にとってはわずか6週間のインターバル‼︎

ラッセル・クロウのマキシマスがポール・メスカルのルシアスに直結した。熱く感動した。

そう、リドリー・スコットのプライドを全身で浴びた。


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エロくそチキン2

4.0続編?

2024年11月29日
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興奮

前作見ないまま鑑賞してしまったのですが、とても2とは思えないできに感動しました。捕虜からの成り上がり。血筋の使命に夢中で鑑賞。前作全く調べてないけど父親の話とかなのかな、ストリーミングで鑑賞きます。

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ショカタロウ

5.0これぞ体育会系映画、かっこいい!!

2024年11月29日
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泣ける

単純

興奮

・これぞ体育会系の映画、ストーリーもわかりやすくて面白い!!
・みんな筋肉モリモリでかっこいい!!
・映像も凄く綺麗!!
・是非続編も期待したいです。

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ノリスケ

3.0グラディエーターの後の話って…

2024年11月29日
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単純

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グラディエーターの方がかなりの印象的だったのね。。。相関図見ても『?』ピンと来ず…でも、コロシアムの凄さよりローマに入る為の門が印象深かったかな〜^ ^海戦も時間短くて…勿体無いorz

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映画LOVE

4.5ポール・メスカル目当てで観に行きました。前作は観ていない&予備知識...

2024年11月28日
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ポール・メスカル目当てで観に行きました。前作は観ていない&予備知識なしだったけれど、なのか、だったから、なのか分かりませんが非常に満足感があり最後まで飽きずに楽しめました。何でもありのやりたい放題。セットや映像がとことん贅沢で最高。コロッセオの門が開いて聴衆を見渡すアングルは言葉にならないほど圧巻。

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やぎ