「前作と合わせて一つの剣闘士(グラディエーター)の物語」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 BANAO1975さんの映画レビュー(感想・評価)
前作と合わせて一つの剣闘士(グラディエーター)の物語
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アカデミー賞で、作品賞など5部門を受賞した前作「グラディエーター」の続編として、24年ぶりに製作された映画。
前作が良かっただけに、今作もかなり期待して鑑賞しました。
まず、この作品の主人公・ルシアスが実は前作の主人公だったマキシマスの息子という設定には驚いた。しかも、ローマ皇帝の血筋をひいているルシアスが、なぜ異国の地にいるのかというのも不思議でしたが、物語が進展するなかで理由も分かるなど構成も良かった。
主人公・ルシアスが歩む道のりも、父であるマキシマスと同じ道を歩む姿から前作を彷彿とさせる内容で、気付いたら物語の世界に没入していました。
そして、コロセウムでのシーンは前作を圧倒するようなシーンが盛り込まれていて、特に海戦シーンの再現は凄いとしか言いようがなかった。この作品、映画館などの大画面で見たらもっと迫力があっただろうなと感じました。
ルシアスを利用して、皇帝の座を狙っていたデンゼル・ワシントン演じるマクリヌスの狡猾さも、物語を一層引き立て役になっていたので良かった。
自分としては、前作同様に面白い作品で上映時間は148分ありましたが、長いとは思わないほど楽しむことができた映画でした。
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