「古代ローマに吹き荒れる血汐の嵐!」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
古代ローマに吹き荒れる血汐の嵐!
あの名作「グラディエーター」の続編を、名匠リドリー・スコットが創るんだから、期待しないわけにはいかない。
予告編で見かけた数々の映像は、まさに興味をそそるものばかりだった。
平日の昼間って事もあってか、映画館内は壮年世代の人で、かなり入ってました。
さて、本編ですが・・・
大猿?との戦いは、なかなか見応えありましたね。まぁ、全体をとおしても、手が飛ぶ、首が飛ぶ、ストレートなグロい映像はリアルで楽しませてもらいました。
ただ、予告編で見たサイとの戦いとか、コロッセオに水を敷き詰めての海軍戦を模倣した戦いとか、思ったほどではなかったかな。
オープニングで海戦を見せつけられているもんだから、大掛かりであってもコロッセオのそれは、ちょっと迫力不足に感じてしまった。そもそも、あの時代にコロッセオに水を敷き詰めて船を入れることが可能なのか?ってところが気になって、リアルさを感じられなかったのも要因かもしれない。まぁ、そういうストーリーだからと割り切っちゃえば良かったんだろうけど。
主役の俳優さんもちょっと弱いかな。
グラディエーターとしての戦いが、安心して見れちゃうと言う致命的な感じだった。ラッセル・クロウみたいな危機感というか、迫力があまり感じられなかった。
【ネタバレ】
ラストにしても呆気なかった。
ローマ帝国が新たに生まれ変わるってのが、メイン・テーマになるのかな。
五千の反乱軍と六千強の近衛兵が対峙して一触即発の場面(CGかエキストラか分かりませんが、凄い人海戦術でした)も、ただの睨み合いで済んじゃったし。
どの場面も迫力満点で大掛かりだし、面白い作品ではあるんだけど、危機感っていうか、ドキドキする興奮がイマイチ感じられなかった残念な一本です。
共感ありがとうございます。
まぁあんまりルシアス功労者!って感じもしませんよね。デンゼルの野望を挫いたんでしょうが、ローマの人たちにとっては人気剣闘士、マキシマスの息子?と判れば人気は上がるのかもしれませんが。
コメントありがとうございます。
こちらこそ再度のフォローそして共感もありがとうございます。
ログイン出来なかったことで、ご心配かけてすみません。
こちらのミスでもあり、新規蒔き直しで、新しい気持ちです。
今までのレビューも残っているようですので、
良いかなあ・・・なんて思っています。