「先に前作を観ておけばよかった」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
先に前作を観ておけばよかった
壮大なスケールの予告に興味と期待を抱いていた本作。公開初日にさっそく鑑賞してきました。時間の都合で通常スクリーンでの鑑賞となりましたが、できればIMAXで鑑賞したかったです。
ストーリーは、古代ローマ時代、ローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を失った男ルシアスが、軍を率いていた将軍アカシウスへの復讐を誓い、その機会を得るため、奴隷商人マクリヌスのもとで剣闘士(グラディエーター)として戦う日々に身を投じていくが、その裏で、圧政を行う皇帝ゲタとカラカラに対して、ある人物たちが密かに計画を遂行していくというもの。
本作のキモはなんといっても大迫力のバトルでしょう。まずは開幕早々の海からのヌミディア攻防戦に度肝を抜かれます。投石器の凄まじい破壊力と船を巧みに操りながらの上陸戦の難しさを感じて、冒頭から大興奮です。なんなら全編通していちばんの見どころだったようにも思います。
その後は、剣闘士となったルシアスの闘技場での戦いが何度も描かれます。武器を用いた単純な格闘だけでなく、猿もどきの凶暴な動物との格闘や闘技場を海に見立てての海戦など、趣向を凝らした戦闘の数々が熱いです。闘技場に水を張るなんてすごい発想だと感心していたのですが、後で調べたら本当に行われていたと知って超ビックリです!ローマ人の娯楽へのあくなきこだわりに脱帽です。
そんな激しい戦いに身を投じるルシアスの周囲で、暴君ゲタ&カラカラに対してにわかにきな臭くなっていく雰囲気が、この先の展開に興味をそそります。ここにルシアスの出自の秘密も加わり、物語にさらに奥行きが広がります。
こんな感じで、ダイナミックな映像とドラマチックなストーリーにわくわくするはずなのに、なぜか胸にイマイチ響いてこないのは残念です。その原因は、前作未鑑賞のせいで人名や相関がよくわからなかったからだと思います。そのため、前作の知識や情報が不要な前半までは、そのクーデター計画の行方を巡ってわくわくしたのですが、ルシアスの出自が絡むあたりから登場人物の思惑がわかりにくくなってしまいました。おかげで、ラストもそれほど響くものがなかったです。機会があれば前作を鑑賞してから本作を再鑑賞してみたいです。
主演はポール・メスカルで、鍛え上げた肉体がグラディエーターとしの説得力をもたせています。脇を固めるのは、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーら。中でも、デンゼル・ワシントンの絶妙な演技が、物語を興味深く演出しています。
ケイさん、コメントありがとうございます。
そうですよね、もったいないですよね。
なるべく前作を事前に観るようにしているのですが、なかなか時間が取れなくて…。
そして、新作を早く観たいという気持ちを抑えきれず…。
というわけで、続編から観てしまいました。
返信お気遣いありがとうございました😊邪道ですみません🙇 私も有料🈶パンフ欲しかった。
あっ 問い合わせた売店の学生らしきお兄さんも『そうですよね。私も買いたかったんです。』と言ってました。
失礼します。
イイねありがとうございました。予習 まさに正論😊おっしゃるとおりですね。正義。人の道。正しい。
【邪道ショートカットジジイの たわごと ですみません🙇】
ただ 無料リーフ3種 ホームページ全て 事前動画全て 繰り返し見てたら 【本作は有料🈶パンフ存在しないですね】
前作の内容ほぼほぼ 会得しました。邪道ですみません🙇 私には前作予習の苦行はムリです。
最初のバトル と 架空のサメ🦈ありコロッセウムの描写は良かったです。ご指摘のとおり
ただ 砂っぽい 普通の対戦で 眠くなりました ごめんなさい🙏🙇🙇🙇
共感ありがとうございます。
オープニングの絵で、前作のストーリーはほぼおさらい出来てましたが、名前迄はね。ただこの作品ではローマ帝国モノお馴染みの、例)マルクス・アウレリウス・アントニヌスの長ったらしい名前呼称は少なかったですね。