ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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ハリウッドならではの豪華さ
IMAXで鑑賞。
ブロードウェイミュージカルの映画化。2部作の前編。
オズの魔法使いの前日談を、ディズニーランドが2つ3つ出来そうなくらいの、ハリウッドならではの豪華なセットの数々で描いた。
歌の素晴らしさ、メッセージ性の豊かさもさることながら、夢のような美しい画面の連続に酔いしれた。
ちょっと勘違い気味のグリンダのキャラクターが面白く、それをキャラに乗った感じで演じるアリアナ・グランデが、特に気に入った。
161分はやや長過ぎで疲れたが、それでも後編が楽しみ。
あまりにTLが熱いので突撃w ミュージカル映画あまり観ないのだけど...
アリアナ・グランデが…
〝見知らぬ人って会ったことがないだけ〟
容姿の為に父から疎まれ存在を認められず、みんなから理不尽な嫌悪で距離を置かれてきたがそれに抗うための自信もつけてこれなかったエルファバ
裕福な環境で不自由なく愛を注がれ、鮮やかなピンクの花そのもののように可憐で屈託なしのポジティブなグリンダ
〝見知らぬ人って会ったことがないだけ〟
まさに対極的な2人の出会いと出来事によって育まれる感情がシンシアとアリアナを中心に華麗なダンスと胸に響く歌にのってリズミカルに表現されていく
映像ならではのものすごい贅沢に追求された迫力と繊細さがファンタジーの世界の奥へ奥へと引き寄せれば、自然と五感が弾み出し
さらにこれでもかといわんばかりに続く圧巻のパフォーマンスに楽しい目眩もしそうな没入感で繰り広げられる160分の第一幕
彼女にあって彼女にないもの
彼女になくて彼女にあるもの
皆が皆同じとは限らないから
unlimitedだ
さらに熱く巻き起こるだろう次の風
予感と期待もunlimited!
壮大な自分探しの旅
入場時に驚いた。
ほぼ女性グループ、或いは女性おひとり様、稀にカップル。
私のような、おっさんはいない。
正直間違えた(涙)と思った。
上映すぐに分かるのは、ハリウッドが作った本気のミュージカルってこと。
ディズニー映画実写版をも凌駕する豪華絢爛なセット、キレキレのダンスと圧倒的な歌唱力。
そりゃあ女性はウットリする。私でもわかる。
160分の長尺は感じさせず、あっという間に終了。
見応えあります。後編も観るでしょう。
ん?
でも何か印象薄めで既視感がある。
エンドロール見ながら、考えてみた。
これってエルファバの自分探しの旅、序章なのね。
「おまえは何者なのだ、何がしたいのだ、
心の声に耳を傾けよ。己の信じた道を進むのだ!」
ってこと。
よくある話じゃん。
長い!
可愛いとパワフルがいっぱい
ふたりの魔女の圧巻の歌声が劇場に響く!
「ピンクと緑、ピッタリじゃない?」
伝説のミュージカルがついに映画化!
▼感想
ずっと楽しみにしていた作品!
期待通りの魔法のような160分だった!
まず歌がすごい!アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォの歌声は物凄いパワーがあった!特にお気に入りなのは、PopularとDefying Gravity!Popularは曲も映像もアリアナの可愛さが全開で、耳にずっと残るようなポップな曲。Defying Gravityは歌にはシンシアの力強さがあり、歌詞にもエルファバの決断が強く訴えられていた。歌だけでなく、ダンスも印象的で特にDancing Through Lifeは図書館のユニークな構造も合わさり素敵なシーンだった。
ミュージカル映画だけど、ストーリーも面白い!前半のシズ大学では洋画の学園青春コメディのような感じでストーリーが進む。最初は主人公のグリンダが思っていたより意地悪な子でびっくり!笑。そんなグリンダがエルファバと友情を築いていくストーリーに感動した。コミカルなシーンも多くて、グリンダがそっとエルファバの眼鏡を戻すところとかめっちゃ笑った。今作のキャラクターは深みがあるキャラクターが多くて、ただの陽気なイケメンではないフィエロやマダム・モリブルも後半の展開には意外性があった。どのキャラクターもパート2でどんな活躍を見せてくれるか楽しみ!
今作はアカデミー賞で衣装デザイン賞と美術賞を受賞!衣装はグリンダの衣装はとにかく可愛くて華やかだった!ラストのエルファバの魔女の衣装もシンプルなデザインなのに楽曲も相まって神々しく見えた。小物も箒一本でも束の部分が禍々しかったり、細部までこだわりを感じた。この映画の鑑賞後に東京ミッドタウンの展示を見に行ったが、近くで見ると服というより、芸術品のような美しさだった。
パート2が待ち遠しい!日本では続編も3月公開かな?早速iTunesで購入したPopularとDefying Gravityをリピートして続編を待ちます!
▼トリビア
歌唱シーンは生歌で撮影!アリアナとシンシアの二人だからこそできた撮影方法。さらにDefying Gravityの空を飛ぶシーンはスタントマンでなく、シンシア自らこなした!ウィキッドを通して固い絆で結ばれた二人はお揃いのタトゥーを4つも入れた!
▼お気に入りのシーン
グリンダとエルファバがダンスパーティで一緒に踊るシーン!
初めてお互いが相手に向き合い、二人の友情が始まるのが美しくてこのシーンは泣いてしまった。
CGに頼りすぎていないという美術や衣装が超豪華。歌とダンス、主演2...
虹の彼方に。
見応えあり、2人の歌唱力に拍手
舞台ミュージカルとして既に有名なこの作品を映画にする意味はやはり現代のテクノロジーを駆使した美しい映像、だけじゃない。歌は演技を撮った時に同時に録音したそうで、そこは監督も演者もこだわったらしい。あの歌をライブで歌っているって凄い。二人とも物凄く努力したのだろう。アリアナ、彼女がこんなにオペラ的な発声で歌えるとは知らなかった。浅はかな自己顕示欲の塊みたいな役の雰囲気から、人の痛みを感じ取り、急に心を寄せていく微妙な変化をとても上手く演じていて、最後まで自分の価値観と揺れ動く危うさが上手く表現されていた。なかなかディズニー作品でこの微妙な演技の匙加減は普通描かないのでは。そしてシンシア・エルボの素晴らしさは言葉で現しきれない、圧巻とはこの事。このキャストで Part2も制作されるのだろうか。是非して欲しいけれど、簡単ではないのだろう…と想像。 胡散臭いオズのジェフ・ゴールドプラムも、ただ良い人は演じないミッシェル・ヨーもさすがのキャスティング。始めの方はザ・ディズニーミュージカルっぽい甘さにむせそうになったが、後半の畳みかけが凄く大満足の作品、IMAXで見た甲斐がありました。
ディズニーとはまた違う世界
予告編ではミュージカル映画とは思わなかったけど最近のファンタジー映画はこんな感じかな〜❓元々の「オズの魔法使い」もミュージカル映画やからまぁいいか(笑)。
本作の物語は「オズの魔法使い」よりも前の話なのだがスタートはオズ達が悪い魔女を倒した所からスタートして、良い魔女が過去を回想する形で昔に戻る。
昔のDVDも見たし「オズ…」の原作も読んでるから、最初の物語をみれる点は興味も湧いて楽しみでした😊。
良い魔女って良くあるティーン映画の金持ちお嬢様キャラなの笑える、出会いの頃ははどちらかと言えばいじめっ子タイプだからこちらが悪やん(笑)、アリアナ・グランデさんの綺麗さもあって尚の事ハマり役やったけど。
悪い魔女のが主人公的ポジションの冴えない学生的な位置でどっかで化ける的な感じはその辺の映画好きだから入り込みは軽い笑いもあって良かった‼️。
良い魔女もキャラがブレずに最後まで行くから(多少の理解で丸くなったが)それも良かったかな(とても美しいので見惚れちゃうのもあったが)。
公開ギリギリまで2部作なのわからなかったけど見る前にそれを知ったからちょい長くは感じたかな〜、少し眠くなりかけたから2時間ぐらいで後編が3時間か3部にするんじゃダメだったかな、売り上げ良くないと宙ぶらりんするからそこも考慮したら仕方ないか(笑)。
見応えたっぷりの2時間40分
160分を感じさせないのは凄い
ジョナサンベイリーが出演しているジュラシックパークの予告が流れて、ガチの売れっ子なんだなぁと思いながらスタート。
これまたジョナサンベイリーとアリアナグランデの絵に描いたような美に見惚れつつ、シンシア・エリヴォの孤独の表現力に圧倒されていたらあっという間に「to be continue!」でした。
グリンダが「こういう美女いるよね…」って感じでまあまあ嫌な奴なのが何だかリアルで新しいヒロイン像ですね。女子高生が「アリアナの役の子と友達になれなくない?」って話してました。
夢の国のアトラクションに乗った感がとにかく素晴らしかった。舞浜が遠い方にお勧めです!
※使われなかったシーン集が公式にあるのですが、そこ入れたら2人が仲良くなっていく過程がわかりやすかったのに…と思う位良いから見てみて下さい!
こりゃあ、後編も観なくちゃ仕方ないでしょ
絶賛コメントが溢れているので小さな声でひっそりと。オズの魔法使いの前日譚とされる二人の魔女のお話の前編です。
アリアナ・グランデとシンシア・エルボ二人の歌声も豪華な映像も文句なしなのですが、物語にどうも馴染めませんでした。グリンダって勝馬に乗りたがるだけで、決して友達にしたくない人物じゃない? それなのに、正直に生きようとするエルファバとなぜ友情が結ばれるの? そこを力づくで押し流してしまっていいの? そして、エルファバがやがて悪い魔女として死んでしまい、グリンダが良い魔女になるのはなぜ? これは「後編を見ずばなるまい」とさせる罠なの? その罠にまんまと嵌まりそうだけど。
そして、今回改めて気づいた事。「オズの魔法使い」って、かかしとライオンとブリキ男とドロシーのロード・ムービー位にしか思っていなかったけど、実は詳しくは何も知らなかったんだな。これも原作を読まなくっちゃな。
豪華絢爛な映像が素晴らしい
西の魔女エルファバが死んだという所から始まり、グリンダの回想で綴られる物語は終始軽快に進み飽きさせない。
ただ、正直な所、ドラマとしてはかなり食い足りなかった。そもそも本作は前後編の前編である。舞台版未見、原作小説未読の自分にとって、今回の物語はまだ序章にすぎないという感じがした。
また、序盤からラストに至るまで、終始先の読める展開が続くのも物足りない。ミュージカルはどうしても歌唱やダンスシーンが中心でドラマが希薄になりがちだが、それを鑑みても展開にもう少し捻りが欲しい所である。
テーマはルッキズム、偏見に対する批判といったことになろうか。これについては生まれながらに緑色の肌をしたエルファバの苦悩によく表れていると思った。
また、彼女と固い友情で結ばれていくグリンダがアイドルのような見た目というのも対比が利いていて、テーマをより鮮明にしている。
ただ、ここではグリンダの身勝手な部分が結構フィーチャーされており、そのせいで彼女の印象が大分悪くなってしまった感は否めない。この辺りが後編でどう変化するのか、気になる所である。
一方で、見所となるミュージカルシーンはいずれも素晴らしかった。
ポップでカラフルな映像、エネルギッシュな群舞、エルファバを演じるシンシア・エリヴォとグリンダ演じるアリアナ・グランデの見事なパフォーマンスは感動モノである。
特に、後半のエメラルドシティのミュージカルシーンは圧巻である。美術、衣装、撮影、編集、音楽。全てにおいてクオリティが高く引き込まれた。
また、図書室のダンスシーンも印象に残る。凝りに凝ったプロダクションデザインと超絶技巧なカメラワークが斬新な映像を作り出している。
今回はアリアナ・グランデの歌唱シーンが多いが、ラストはシンシア・エリヴァがしっかりと締め、続編の期待を持たせる内容になっている。この配分も中々巧妙に思えた。
Wヒロイン以外にも魅力的なキャラクターが登場してくる。生まれつき足が不自由なエルファバの妹ネッサローズ、ハンサムでやんちゃ気質な王子フィエロ、グリンダに淡い恋心を寄せるボック。彼らが織りなす複雑な恋愛模様も一つの見所となっている。この辺りもどうなるのか後編に期待したい。
主演の2人が良すぎる
終始鳥肌が止まらない至極の映画体験
ウィキッドやオズの魔法使いについては最低限の知識のみで鑑賞。ただ、何の知識を入れずとも問題なく普通に楽しめる作品であると感じた。冒頭は特に後編に向けてもしっかりと目に焼き付けておいた方が良いかも。
とにかくあまりにも良すぎてエンドロールあたりで放心状態に。最後の最後のシーンまで世界観にお芝居に歌全てに心掴まれ圧倒され、濃いけれどあっという間な160分。鑑賞直後はあまりにも良すぎて最高としか思えないし言葉にならない感覚に。感動だけじゃなくて楽しい気持ちになれるところも好き。何より2人の友情が愛おしくて、でも切なくて…。これはもう一度劇場で観たいし、思い出しただけで泣きそうになるくらい。
シンシアの繊細な表情や目のお芝居、アリアナのキュートで芯のあるお芝居が素晴らしい。何よりお二人の歌声がもう鳥肌もの。個人的には字幕で鑑賞して大正解。映像美も歌唱も劇場で観る価値大あり。かけがえのない作品と、至極の映画体験がここにあり!
主にエルファバに焦点が当てられるが、グリンダ、フィエロ、ネッサローズ、その他のキャラクターどの立場でもそれぞれに苦悩があって、守りたいものがある。善悪関係なくどのキャラクターにもそれぞれの正義があるところがどこまでもリアルだ。文化や価値観の違い、集団心理のようなものにより生まれた差別や偏見に溢れた世界がそこにはあるけれど、きっと観た人の中にもまた無意識に生まれる先入観があることに気付かされるだろう。戦うのか抗うのか守るのか。自分を生きる勇気を貰える作品だ。
全482件中、301~320件目を表示














