ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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圧巻
ウィキッド誕生の秘密
少し退屈だったが次作への期待は高め
オリジナルの舞台は未鑑賞。だから前知識はほぼない状態での鑑賞。
昔の漫画で、レイプされた後妊娠した女性が、生まれてきた子どもの肌が黒いことを絶望して自殺するって話があった。そりゃ、(ファンタジーとはいえ)緑の赤ちゃんが生まれてきたら驚く。シュレックもピッコロも最初は恐れられていたし、緑の肌はなかなか受け入れがたい。ここらへんは人種差別やルッキズムに対する警鐘なんだろうなと感じる。
始まってすぐのタイトルで「パート1」ってなってるから覚悟はしていたが、あまりにも話が進まなくて驚いた。本来、舞台では休憩入れて3時間くらいで上映する内容を、前後編で5〜6時間の映画にするとなると間延びしてしまうのかもしれない。歌と踊りがいくらすごくても少し退屈に感じてしまった。
それでも後半のほうきが浮き始めるあたりからは、ちょっぴり面白くなってしまったのも事実。最初にウィキッドが死んだことを報告するシーンから始まっているから、次作はどうなっていくのか気になってしまう。
それなりに退屈していたくせに続編が気になってしまうこの不思議。レビューの点数も個人的な印象としてはもっと低くていいかもしれないが、歌と踊りの素晴らしさと次作への期待度で少し加点しておいた。
ハリウッド王道の秀作だったとは
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
結論から言うと、今作の映画『ウィキッド ふたりの魔女』を大変面白く観ました。
そして今作は、今年のアカデミー賞の関連作品の中では1番ハリウッド的な王道作品だったと個人的には思われました。
豪華な舞台美術、大人数の美しい衣裳とミュージカルダンスシーン、物語も意外性ある価値の転倒もあり、最後まで楽しく今作を面白く観ました。
中でも、生まれながらにして緑の肌を持ち幼少期から差別的に扱われて来た主人公・エルファバ(シンシア・エリボさん)と、無邪気で直線的なグリンダ(アリアナ・グランデさん)との、対照的な人物像と関係性は、王道の中に分厚さがあったと思われます。
特にグリンダを演じたアリアナ・グランデさんのリズミカルな演技と歌声は、図抜けて圧巻だったと思われました。
今作は全体の前編に当たるようで、続編の後編も見ないと物語の全体の評価はまだできませんが、今作の前編だけでも、満足度の高い作品になっていると、僭越思われました。
つい最近書き下ろされたかのようなストーリーです
ウィキッド ふたりの魔女
2024年11月22日米国公開
素晴らしい!感動しました
プロダクション、衣裳、楽曲、VFX ・・・
いくら激賞しても足らない
あらゆる面で期待を超えてきました
何から何まで恐ろしく高いレベルです
文句のつけようもありません
衰えたりといえど、ハリウッドの底力恐るべしです
ミュージカル好きなら当然マストです
お話は「オズの魔法使い」の外伝です
2003年から現在も公演が続くブロードウェィミュージカルが原作です
なのについ最近書き下ろされたかのようなストーリーなのです
オズの国はアメリカ
オズの魔法使いはトランプ大統領
シズ大学はハーバード大学のことを当て擦っていると感じると思います
しかし物語は、冒頭で西の悪い魔女が死んだとのニュースから始まるのです
魔女を殺せ!と書かれた火炙り台に火を投げ入れるのはグリンダなのです
パート2でどのようにドンデン返しされるのか楽しみで仕方ありません
多様性の国自由と公正の国アメリカの復活がどうなされるのかの物語になるはずです
私達は無限
二人一緒なら何だってできる
二人一緒なら最強のチーム
思い描いた夢
二人で手を携えれば
勝てない戦はない
あなたと私、重力に抗って進む
あなたと私、重力に抗って飛べば
誰にもひきずり落とせない
この歌が現実でも実現されんがことを
アリアナ・グランデはグリンダになりきっており、あざとさを誇張した可笑しみのある演技は賞賛すべきものです
エルファバ役のシンシア・エリヴォの歌唱も素晴らしかった
歌声がビヨンセに似ています
壮大な世界観
好きな色である緑の扱いが雑。
とても素晴らしい作品。かなり手が込んでます。
歌の圧が凄い!
全くの無知鑑賞
ミュージカル映画だーいすきなので舞台とかには疎く全く舞台版の知識はありません。オズの魔法使いに関してもボヤケた記憶にしか無いけれど女のコンビでミュージカルって言うなら観ましょう。と鑑賞しましたが、グリンダとエルファバのそれぞれの愛らしさにノックアウトです。グリンダのあざとさとエルファバのいじらしさがもう、それぞれ可愛い。Popularはグリンダの空回りながら彼女なりの優しさがキュートに伝わる。
I'm Not That Girlはエルファバの切なさが本当に!画面越しにそんなことないよー!って言いたくなるくらい切ない。
そして何よりDefying Gravityです。
とんでもないですね???とんでもない曲を知らなかったんですね??私??とパニックになるぐらい圧倒されて涙がブワッと溢れました。
エルファバの羽化のような曲だなぁという印象。でもただの羽化じゃなくて爆発のような羽化なのでその衝撃にこっちの感情も誘爆されて泣いちゃった!みたいな涙です。ウィキッドって凄いお話なのですね??無知で挑むべきでは無かったのでは??と劇場を後にする頃には色んな感情が渋滞したのでとりあえず舞台版とか色々調べちゃいました。続編も楽しみです。
★5じゃない理由は全くの無知で鑑賞したので開始のタイトルロゴで「Part1」って見た瞬間に「いや続編ものだったんかーーーい」っていうちょっと騙された感によるマイナスです。
オズの世界
曲の楽しさは観る前から分かっていたけど、それだけでなく、映画の始まりから終わりまで、オズの世界が画面全体に広がっていた。
前後編に分かれる映画は苦手だけど、この映画は気にならなかった。ストーリーがシンプルなのと、主人公が信念を持って選択をして旅立つラストに、心が高揚したからだと思う。
ふたりの魔女は、対照的だけど、善悪で分かれるわけではない。どちらにも優しさや繊細さがあって、補い合い、思い合う姿が素敵だと思った。
良かった。
原作知らずに観ました。
グリンダと打ち解けて髪のフリフリを真似してたエルファバが、最後にはためかせたのはマントだったんだなぁ………。
そういった各所の描写が対比になってて、良かった。
内容知らなくても楽しめる
もうこのジャンルはアメリカ人に任せよう。
ミュージカル映画?になるのだと思いますが、
歌って踊ってのくだりがとにかく豪華で、
どこまでがセットでどこからがCGなのか全く分からない。
それぞれのキャラクターも立っていて、
観ていて全く飽きなかった。
ここまで煌びやかな世界観を歌って踊られると、
アメリカのミュージカルそのものの歴史の厚さ?重み?のようなものがズシリと胸に響いてしまって見終わった後には、
「うん、これは日本人にはムリ!別ジャンルで頑張ろう。」
とキッパリと思わせてくれる程の凄さがあった。
それぞれのシーンを追っているうちにあっという間の160分でしたが、急に終わって続く!となって、
あ、続編ありなのね!
と終わってしまいました。
でも本当に、映画って素晴らしいな、
と思わせてくれる、映画でしか描けない、
素晴らしい作品でした。
オススメします。
歌うシーンはホントに圧巻
満足です!
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