ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価
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失礼、ありふれたファンの皆様
ブロードウェイ・ミュージカルがオスカーで作品賞を手にしたのは2003年の『シカゴ』以来、見放されている。でも、主演の一人は何時かは "Triple Crown of Acting" を獲得するのは間違いがないかも!?
『オズの魔法使い』が子供向けとするなら、その副産物でスピンオフ『ウィキッド ふたりの魔女』の次の言葉が、象徴するように決して子供向けとは個人的には思わないし、事実、大人向けとなっている。(※Common Sense Mediaによると10才からの視聴を推奨)
"ANIMALS SHOULD BE SEEN AND NOT HEARD"
そんなこんなで、皆さんにはどうでもいいけど
あたしには、3本ほどトラウマとなっている作品がある。個人的な事でどうも...
予めトリガー警告で暗示し知らせることもなくグロテスクで不快で見たくもないシーンを垂れ流す事を平気でしている。(自分が知らないのが悪いってか? ところで人間の五感による知覚の割合は、視覚が約8割だそうで)
『マタンゴ』... ラヴクラフトも注目をしていたホジスンが原作者で翻案者
に星新一の名前も。
『椿三十郎』... 『用心棒』の続編。彼には珍しく続編を製作している。
そして、そして、またそして...
『The Wizard of Oz(1939)』
あるスポーツ紙の見出しより、なんちゃって『小津のアホウ使い』なんてね? 冗談はこれぐらいにしておいてと
でもって、個人的な想いを載せるので失礼します。
映画『The Wizard of Oz(1939)』は『風と共に去りぬ』の監督さんで、製作者には娯楽作品を作らせれば右に出るものがいない方だったし、何と言っても極めつけは総天然色だったこと。カラー映画の革命とも称賛されている。
実は、この映画のドロシー役は、当初ジュディ・ガーランドではなかった。拝金主義の元祖"ディズニー" 社に買収されて "20th Century Fox" 社のタイトルロゴからFoxが今はなくなってしまったけど... 世界恐慌の余韻がまだ冷めやらない時に屋台骨が傾きかけたFox社を一人の少女が "V字回復" したのに...
その『細腕繁盛記』を地で行く彼女はホボホボ、ドロシー役が決まっていた。でも『雨で歌えば』で知られる敏腕プロデューサーであり、変〇でもあるユダ〇人アー〇ー・フリードが#MeToo運動の引き金になった "the Casting Couch" をその当時にやらかしていた。彼のその祖〇ンを12才の少女の前で御開帳したのだ。だから表向きはMGMとFoxとの物別れにしている。このことはフリードが死んでからやんわりと朗らかに彼のそれを見て「クスクス」と笑ったとされる彼女の自伝に載っている。コカコーラや自由の女神と並ぶアメリカの三種の神器と例えられ、また「アメリカン・イノセンス」と呼ばれている方。
ある意味、スターってどう転ぶかが、ジュディ・ガーランドと彼女とでは分水嶺のように分かれてしまう。
一方のガーランドは13才からフリードと性的関係を持ち、しかもMGMから太ってもいないのに瘦せる為としてアンフェタミンを与えられ、昼は覚〇い剤を夜は睡眠薬で昼夜逆転を維持する人工的 "ON" "OFF" 人間となってしまっている。(※ただし、アンフェタミンを含んだ薬物は日本では戦前戦中戦後と薬局で売られ、その依存性の高さを徹○の部屋で三人姉妹の漫才師の長姉が吐露している...話は変わるけどある関西の小型車の現場でweedを吸っていた。)
何故?『The Wizard of Oz(1939)』がトラウマになったかって?
前にも言ったように人の知覚は80%が視覚からで、それを前提に...
始まりはドロシーがオズの魔法の国に着いた時、大勢のマンチキン達がウジャウジャと一斉に登場するシーンにあった。どうしても生理的に合わなかった。決して差別的でないことを言い訳に...
"カラー映画の革命" なんて呼ばれているけど、その高価な"スリー・ストリップテクニカラー"によるヴィヴィット観が反って毒々しく見えてより一層気分を悪くする原因ともなっていた。
ほかには、本作『ウィキッド ふたりの魔女』を観た時、まず違和感を感じたのは「小さな、むしゃむしゃと食べる者」から来ているマンチキンの身長が明らかに1939年の『オズの魔法使い』とは食い違い背が高かった。原作のマンチキン達の身長は10才の少女ドロシーと同じであったけどドロシーを演じたジュディ・ガーランドが当時16才だったので、キャラクターの年齢を引き上げる必要があり12才とした。マンチキンは10~12才くらいの女の子と同じ身長であるはずなんだけど、そのはずが映画ではガーランドよりもかなり低い。そんなことがどうでも良くなることが、このマンチキンを演じた奴らは、自分たちの体の醜さよりも最もグロテスクで醜悪な心がガーランドに対して性的嫌がらせを繰り返し行っていた。
本作『ウィキッド ふたりの魔女』に戻ると...
ディズニー以外でミュージカル映画界、初となる1億ドル越えってか!?
The original Broadway actress of Glinda, the higher Glinda sings,
the less sincere she is. During 'No One Mourns the Wicked.'
ミシェル・ヨーの歌いっぷりの良さに感動する暇もなく、ポップ カルチャーの歴史においてブロードウェイで20年以上上演されている『オズの魔法使い』をガールズパワーでリブートされた作品が、多くの少女を中心として大人の人達も、初めてスクリーンに登場したキャラクターで西の悪い魔女となってしまう複雑な生い立ちのエルファバの『オズの魔法使い』のバックストーリーに本作は焦点を当てている。彼女による単なる "ショーチューン" への自己憐憫や自己否定ではなく、本当の内面の痛みのようなものを表現している。付け加えると彼女の未熟さや部外者であることの永続的で振り払う事の出来ない状態、そして過小評価され外見だけで誤解されて愛されていないことへの苛立ちに対して贖罪という相容れない彼女の思い入れによってあなたの憐みの心から自ずと同情をしてしまう。
"Three times" in reference to the "no place like home" phrase
from "The Wizard of Oz" means clicking your heels together
three times while saying "There's no place like home"
そして、何よりもこれより...
シズ大学では話す動物として権威主義の象徴であるディラモンド教授が残酷に黙らさせられる邪悪な企みのもとに、その一方、次の瞬間には恵まれた裕福な娘で、アメリカが誇る美しさの典型であるグリンダがブロンドの髪を大げさに後ろになびかせて笑いを誘うコメディなところは奇妙で不穏な組み合わせで、彼女が人々をゴミのように扱うことで、本当の姿が『オズの魔法使い』の真の悪役であるという肝心要なトーンの変化をうまく表現がされていないところかもしれない?
何と言っても彼女には、この役に求められる舞台となる学校での熱狂的で情熱的でもあり、その反面モロサもある性格が微妙にズレており、だからポップスターが楽しんで経歴を広げている様子を見ているという感覚が、決して消えさることはない。いわゆるミスキャストと呼べる。
建物やエメラルド シティのリアル感を再現するために 900 万本の本物のチューリップを植えたと聞く。しかし、この映画には AI による不気味な感じが、不自然で無機質な生き物の造形とおぞましい空飛ぶ猿などによって、CGI のセットや背景にはなかなか馴染めないでいた。さらに本作には刺激的で攻撃的色彩が豊か過ぎて、あたかも普通の人の感覚と違ってもいいという製作者側の自己主張と自己満足によるあまりにも行き過ぎた無駄な行為が、ただ単に観客を魅了する前に圧倒だけしてしまう。
あまりにも本作『ウィキッド ふたりの魔女』に対して悪口を載せたのでここで一発、贖罪として言い訳の一言ってか?
2003年のミュージカル『Wicked』は2004年のトニー賞で3部門を獲得している。その一つ、ミュージカル主演女優賞をイディナ・メンゼルが受賞をしているんだけれども、そのトニー賞を彼女が受賞し、多くのオーディエンスの前で ♪Defying Gravity (今年、最高のミュージカル音楽とされる)を歌い、優れたパーフォーマンスを見た時に、何故か知らないけれどもあたしのとうに枯れ果てたと思っていた涙腺から、自分でも驚くほどの涙が出ていたことに後で気が付いてしまっていた。だから、この映画の優れたエンタテナーには悪いけど、彼女と比べると色あせて見えるし、暴力的にも若干見えてしまう。(※トニー賞はエンタテナーとして誰一人も何の部門でも日本人と呼ばれる人は受賞はしていない。ただ一人プロデューサーとして受賞)
実のところ...!
確かに『オズの魔法使い』がトラウマになっているけど、それよりもあたしが以前に持っていたA3サイズのハードカバー『Platinum Paradise』によるとその中でも頭の片隅のその隅には彼女が亡くなる数週間前の横顔のポートレイトが未だに思い出される。夭折した彼女は47才だった。それが夭折したとはいえ、彼女の若さとは裏腹にどう見ても60才後半から70才以上にしか見えなかった。失礼、女性の年齢に対して...
娘のライザ・ミネリがこんな事を語っていた。
"She was kind of a normal mother in an extraordinarily
talented body."
皆さんは、あたしがガーランドの悪口を載せたと思っているかもしれないけど自分では彼女の事を好きでも嫌いでもないし、エンタテナーとして別の角度から尊敬しての賛辞です。
彼女は『スター誕生』で主演女優賞を獲るはずだった。はずだったのに今回でも分かるように安直でくだらない人たちが妄信する映画の祭典がただの "クダラナイDEショー" に成り下がっているのが分かるし、遅刻魔の彼女が実際に製作に多大な損失を出したことや「フィルムを縦に切れ!」と言わしめるほど利益にこだわるワーナーはフィルムをズタズタに切り刻んだ。だからワーナーは、わざと横やりを入れてガーランドに獲らせないようにしたと言われている。(※葬儀の時、スタッフから「これで奴も遅刻はしないな!」と陰口されている)
そんなくだらないDE賞レースに巻き込まれないことを思い皮肉ったまで!
ところでライザ・ミネリが「母親はハリウッドに殺された。」と言ってるけど「はたから見れば悲惨な人生でも彼女なりに楽しく暮らしていた。」とも語っている。(死後、彼女には負債だけが残り、娘のライザ・ミネリが中心に返済しています。※関西の笑い芸人でもお金の使いっぷりが)
ただこれだけは...!
性的マイノリティや性的倒錯者にとっては、ジュディ・ガーランドと言う方は、"アイコン" であり "女神" でもあります。それと本作の西の魔女は『オズの魔法使い』に出てくる魔女が『妖婆 死棺の呪い』と同じレベルと仮にするなら... エルファバは比べることのできないほど異次元的にすごく素敵で可愛らしい方した。そんなの比べるのがおかしいってか?
「本当にいい刀はさやに入っている。」(三船さん)
アイシャドウに口紅... 男根のようなキノコをほおずりしながらムシャムシャと召し上がるシーンはエロ過ぎですマス。
エヘッ(´∀`💕)
※追記なし
映像も衣装も綺麗でした。主役2人の歌唱力半端ないです!
最高のミュージカルエンタメムービー
ファンタジーミュージカル映画としてパーフェクト!
カラフルでポップで可愛くてオシャレで、とにかく画がずーっとゴージャス。美術や小物、衣装、細部まで抜かりなく拘りが詰まりまくっています。CGも違和感なく魔法ワールドの世界観を構築しているし、超一流のダンサー達が所狭しと舞い踊る様は圧巻。ロケーションを活かしたパフォーマンスが楽しくて最高!
そしてシンシアとアリアナの二人がハマり役!あざとくて自己肯定感高過ぎ女子のグリンダと、殻に閉じこもりツンツンしちゃう地味女子エルファバ。特にアリアナ演じるグリンダの謎のあざと仕草が最高です。笑 正反対の二人が対立しつつも絆を深めていくお約束の展開も、2人のコミカルな掛け合いも相まって楽しく観れました。
そしてとんでもなく歌が上手い。素晴らしい歌唱シーンに胸を打たれます。圧倒的です。
今回はパート1ということで、西の魔女の行先はお預け。極上のミュージカルの続き、楽しみです!
観賞記録 2025/8/11 5.0
舞台の強化版
劇団四季でミュージカル版を観ってから映画版も観たくなってきました。
童話のOZに登場した「悪い」魔女の裏の話という、ストーリーは結構面白いと思うが、舞台版には短い時間の中で色んな内容を詰めなければならないから、展開はかなり飛躍的で背景も説明足りない部分があるという印象でした。
映画にはそういう不足の部分を補足してくれて、おかげでより深く理解できるようになったと思います。例えば魔女の子供時代のシーンは映画オリジナルですが、そのシーンの中で彼女と妹さんと動物たちが仲良く過ごす姿があったので、後ほど彼女はどうしてそこまで動物たちのことを庇うか分かるようになっできました。舞台にはそういう背景がなかったから、その後の戦いはちょっと唐突な展開だと感じました。映画オリジナル補足の部分以外は基本舞台とそっくりと思います。
最初映画一本で全部終わると思ったが、2時間経ってもまだまだ舞台前半の内容しかないと気づき、まさか、、、と思ったら「to be continued」が出ました。舞台は休憩時間含め全部で3時間しかない一方、映画は一幕の内容だけでもほぼ3時間だから、たっぷり背景まで語る時間があります。それは凄くいいです。でも二幕のほうからやっとOZの話との繋がりが見えてきた、展開も面白くなってくるから、舞台を観たことない人、またはOZの話が知らない人が前半だけを観て、どれぐらい面白く感じるかちょっと分からないですね。
自分には結構満足できました、後は続編を楽しみにします!
あざといアリアナ、完全に主役ですwww
不朽のミュージカル「ウィキッド」を映画化した作品を2 部構成にした長編映画化の第 1 部。シンシア・エリボが後の"悪い魔女"エルファバ、アリアナ・グランデが後の"善い魔女”グリンダを演じました。
魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバとグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトに。見た目も性格も全く異なるふたりは、最初こそ衝突し合いますが、次第に友情を深めていきます。
ジョナサン・ベイリーが、同じくシズ大学に通うフィエロ役、ミシェル・ヨーがシズ大学の学長マダム・モリブル役、ジェフ・ゴールドブラムが伝説のオズの魔法使い役を務め、ピーター・ティンクレイジが、ヤギのディラモンド教授の声を担当しています。
IMDb評価8.3/10、評論家の平均メタスコア73/100、推定予算1億5000万ドルを公開2日で回収した超大型作品で、バンクーバー周辺に一軒しかない4Dシアターをグラディエーター2と半分に分けて上映しているため日曜はほぼ満席で、私は前2列目から首を痛くして見てました。
特に4Dで見るほどではなく、4Dだったのに何度か眠気に襲われるなど、正直一本調子の展開に、別の作品にすればよかったと後悔しました😭…。
雰囲気はバービーやウォンカのような、絵本みたいな映像で、そこはキレイでしたが、ミュージカル映画だったからか、終始美男美女が歌い踊りまくるだけで、もうちょっとドラマが見たかったかな。
ちなみに主役の役名エルファバは「オズの魔法使い」の作者L. Frank BaumのイニシャルLFB にかけているのだそうです。アリアナの役はグリンダだし、どうせなら緑の主人公がグリンダじゃね?と思いながら、覚えにくい名前に日頃イラついているので、そこもまあまあ話に集中できないポイントでしたw
子供の頃に見ていた「オズの魔法使い」はすごく楽しかったので、パート2になったらもうちょっと面白くなるかな?パート1は本を踏んづけたり、アリアナが最強一軍女子過ぎたりして、そこまで盛り上がれませんでした。
商業的には成功しているので、様々な映画賞にノミネートされてはいますが、まだ完結してないし、とりあえず次に期待します。
追記
観た方のレビューに2部構成を知らなかった人がすごくいっぱいいましたが、そこは宣伝が不親切というか、3ヶ月も前に書いた私のレビューは全く読まれていなかったんだなぁと、切なくなりましたwww
その点だけで評価が下がってしまうなら、ちょっと気の毒に思います。めちゃくちゃ私も理解できますがwww
やはり1番の見せ場は『Defying Gravity』
OZ (オズ)と言えば、『オズの魔法使い』よりも『Return to OZ』の方が記憶にある。前者の方はそもそもまともに観た記憶がない。
『Return to OZ』は小学生のころにお友達の家で観て、ガラスケースに入った魔女の首から上の映像が、衝撃的で恐かったのを覚えている。
子どものころに観たせいか、映像はそこそこ覚えているが、物語自体は正直覚えていない。
で、今回『ウィキッド』を観てきた。
『オズの魔法使い』や『Return to OZ』の続編かどうなのかも知らなかった。
ただ、YouTubeでたまたま劇団四季のミュージカル日本初演のエルファバ役を演じた濱田めぐみさんの歌を聴いた事があり、当時のミュージカルを観ていればよかったなーって思っていました。
PART1
グリンダとの友情と、動物の権利を守ろうとするエルファバ
1番の見せ場は『Defying Gravity』
言葉を話す動物から言葉を奪い、檻に入れ抑圧しようとする、魔法使いに、エルファバは反旗を翻します。
動物に檻の中で一生を過ごさせる(拘束飼育)有り様は、現実の世界と同じで、むしろ、現実の世界は物語より残酷です。
私たち人間は、工場畜産という方法で(日本の場合は90%以上が工業畜産)、牛や豚や鶏を拘束し、飼育しています。皆さんが想像しているような放牧での飼育はごく一部です。
鶏は自身の体のサイズと同等、若しくはそれよりも小さい檻(ケージ)に入れられ、体は曲がり、常にケージの中(網の上)での生活です。
日本の卵の9割以上が、海外では禁止されているバタリーケージの卵です。
豚は方向転換すらできない檻(妊娠ストール・分娩ストール)で4ヶ月程過ごし、出産、1ヶ月弱の授乳を終えると子豚と引き離され、また種付け、妊娠、出産、授乳を繰り返され、4-5年ほどで殺されます。
赤ちゃん豚は麻酔なしで睾丸や尻尾を切り取られます。
養豚場では豚に虐待する輩も居ます。
日本のアニマルウェルフェア(動物福祉)の世界ランクは最低評価のGとなっています。
現実の世界は映画よりも酷かったのです。
殆どの人が当たり前のように動物を食べ、動物の毛皮を身に付け、動物を実験に使います。
ですが、現代は植物性(Plant Based/プラントベース)の選択肢が増えてきています!
自宅で作るのはもっと簡単!
環境負荷も抑えられます!
主演の二人はヴィーガンです!
そして、そして…前編だったらしいです。
後編もあったんかーい。
多様性が、損なわれた世界で
西の魔女が召還されました。
どうして、悪いヒトがいるの。
その悪とは、誰にとっての悪なの。
どうして、共通の敵が要るの。
多様性を閉じ込める檻は、何のため。
その答えを見つけるには、虹の彼方まで歩く勇気が、試されるようです。
このタイミングで、この映画が公開されることに、何やら皮肉を感じます。男らしく、女らしく、それ以外は嘲りの対象とでも言いたげな大統領令に、サインされました。
嘲りの対象となったヒトの気持ちは、いつ解ける?、あるいは、溶ける?。
悲壮感、たちこめる空へ旅立つ。その先にあるのは、復讐なのか、それとも…。
その刻が訪れるまで、赤い靴を磨いておきましょう。ブリキの友だち、案山子さん、臆病な獅子さんも、捜さないとね。
この後、どうなるのかな~。
追記)
炎上したら、ごめんなさい。
ア◯でマ◯ケな白人。
何時でも、何処でも非道い目に遭うアフリカ系。
好い人そうに見えて、腹黒い東洋人。
この三者のアンサンブルの行方は、どこ?。
この映画を創った方に、そんな意図はなかったと思います。でも、そう見えるんです。それは、この映画の製作陣の問題ではなく、この世界そのものの問題です。殊にコロナ禍以降、この影が強くなったようです。世界の分断と不寛容は静かに、そして確実に蔓延しているような気がします。
改めて、オズの国って、どんな国でした?。
誰もが分かり合えるクニは、何故、共通の敵を作り、倒すことで、はしゃいだ?。その時、ヒトの言葉を解する動物さんは、何処にいた?。スクールカーストの頂点にいた、南の魔女の憂いた瞳は、何をもたらす?。
傷ついたクニが、元に戻ることはないでしょう。それにヒトは、時間を戻すことは叶いません。だとすれば、私達は…
楽しげなビジュアルに潜む、何かが、どうにも、私には気がかりです。私の思い過ごしならいいけど。
以上、アルコールの力を借りて解放した、私の本音でした。
何にも縛られない、何も飾らないそれが自由
~公式ホームページでの紹介文を引用~
《グリンダ》
かわいく、能天気だが、どこか憎めない金髪の少女。
常に人気者でありたいと思い、周りの評価を気にしている。魔法に憧れているが、その才能は全くない。正反対のエルファバと初めは対立するが、やがてかけがえのない親友となっていく。後の「善い魔女」。
《フィエロ》
シズ大学に転校してきたウィンキー国の王子。
グリンダのボーイフレンドだったが、いつしかエルファバに惹かれはじめる。
《エルファバ》
マンチキン国総督の娘。
生まれつき緑色の肌をもち、父親や周囲から疎まれている。芯が強く聡明で、実は、皆から愛されることを願っている。妹のつきそいでシズ大学に入学し、魔法の才能を見いだされる。後の「西の悪い魔女」。
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❇❇❇善い魔女と西の悪い魔女という紹介だったけど本作をみるとオズの国にとって優等生な魔女(グリンダ)とオズの国にとって問題児な魔女(エルファバ)がいて二人の魔女ってタイトル何だって分かった。エルファバの方が最後までホントに勇敢で正しい行いを貫いていて、グリンダは自分のことを優しいと言い続けたし、理想のいい人(優等生)になり続けてたし、飾っていたけど良くあろうと努力してたのは間違いないし、続編は原作通りならオズの国王陛下がしくみドロシー達vsエルファバになるんだと思うけどグリンダがシャボン玉に入って浮かんでいたから魔法を使えるようになる話や学園長が後の北の魔女としてドロシー達に国王陛下は魔法を使えて願いを叶えてくれるという嘘を吹き込むみたいな話やエルファバのドロシー達に対する悲しい説得シーンがあるかも…結局やられるけど…。なんかどっちも尊敬する才能があるからセリフにもあった通り『二人でいれば何も怖くない』ってことなのに気づいた(産まれながら二人がそれぞれ持っていた能力と外見の二つの恵まれた才能)。しかも、二人で踊るシーンでは見てる人はゾッとしたと思うけど外見のいい(グリンダ)がダンスを踊ると真似するあのシーンこそ偏見の本質だと思ったし、共通の敵を作ることで陛下の行動を正しくするというやり方がイジメそのものでした。歌の歌詞にそれぞれの性格が出てたからミュージカルでもいや、だからこそとても面白かった。歌の中でもディズニープリンセス特有の歌も上手いし最高だけど雰囲気作りのための取りあえず歌っとこうではない『defying gravity』や『popular』には感銘を受けたし、確かに歌詞から染み出ててpopularでは価値観、defying gravityでは人生観を感じて最高のサウンドに素晴らしい歌詞をはめ込んでいてこれまで聞いてきた名曲ってなんか盛り上がるしテンションが上がるけど和訳を見るとホントに歌詞の強さと比例してる。ホントに心に残して置きたいようなステキな映画だった。
アリアナ〜痩せ過ぎ〜
大阪旅行のついでにちょっくらエキスポシティまで🚅
日本に池袋とココの2箇所にしかないIMAX GTを堪能すべく💜
こいつは舞台で言うところの(知らなかったけど)あくまでも幕間までの第一幕。となるもこれ単体で評価するなんて出来っこない。最終的な判断は第二幕まで全部を観てから……とはなるけれど、ファーストインプレッション的には3.3かなー。(ちな、舞台は未鑑賞。でもストーリーラインは既知。)
二幕目観賞のその日までに感じたことを忘れてしまわないように(←我が妙技『忘れる』)備忘のために悪しと良しを箇条書き〜🍀
(箇条書き👇️)
●これは映画よりもエキスポの音響の問題なのかもだけど、全体的に音が籠りがちというか遠くに聞こえてせっかくの歌声が迫力半減……
●曲!なんと言っても曲!大好きなミュージカルナンバーが盛り沢山!!
●冒頭のグリンダのソプラノに「やるやん!」とアリアナの本気を舐めてた自分を反省。
●わっかりやすく誰もがどこかしらに共感しやすいストーリーライン!!登場人物がみーんなどっかダメなんだよね。だから余計に共感するのかな。
●とにかくストーリーは頭からお尻までずっと胸糞悪い。
●映像も「ウォンカ」とか「ハリポタ」とか、どこかで観たことのあるような映像の詰め合わせで既視感アリ。ノーサプライズ
(キャラクター達)
●エルファバ→「自分」を持っていながらもそれを貫いてよいのか迷いがある中、背中を押してくれたのは他でもないグ(ガ)リンダ
●グリンダ→承認欲求の塊でありながら作られたイメージとリアルの自分との狭間でモタモタしてるし、流されやすいし、妬む気持ち大きいし、とにかく嫌いなタイプ……だが、エルフィの背中を押したから良しとする。
●ボック→手放しでいい人……と思いきや、お前にもそーゆーダークな面あるんかーい!!これ見よがしに、というか苦し紛れの当て付け??そんなんしない方が良いのに〜
●フィエロ→行動する前にもーちょっと考えよう。でないと周りを傷付ける。でもいるんだよねー、現実世界にもこーゆー人。
●エルフィの妹(名前なんだっけ?)→お姉ちゃんを蔑ろにしすぎ。
アタシの中でくすぶる何かが二幕目で挽回してくれると期待。
その前にムビチケ消化しなきゃ。
時間見つけてドルシネで観てみたいなー❤ ❤ ❤
次回 エルファバ死す!!
主役が悪で、最後死ぬ。
て、壮大なネタバレで始まる変な映画w
ても俺ら日本人に取っちゃまあまあよく見るストーリーだった。
本国アメリカじゃ大ヒット大入満礼らしい。
歴史も浅いアメリカじゃ、オズの魔法使いは国産一作目くらいのメジャー作品だし、教科書にも載ってる。俺ら日本人の感覚で言うと桃太郎や浦島太郎くらいな国民作なんだろう。
そりゃ米国民全員見ますわな、噂に相応しく大予算ビッグバジェットな豪華な絵の連続でしたよ。
エメラルド特急の美しさに、図書館ギミックのワクワク感よ。
てもね、俺ら日本人からすると王道、まあまあよく見るシナリオ展開、悪を背負う側には、共感大きく得るような致し方ない事情があるんだ!!って作り。
ああ、スピンオフのラオウとかジャギとか、雨宮ハカイダーで見たわーw「お前が正義なら俺は悪だ!」
ゴメン俺その話知ってんのよねー。て映画だったわ。
別に、新しく無い=つまんない。とは言わないし、差別問題に踏み込む脚本は買うけどちょい期待大き過ぎたかもね。
やっぱ日本のジャンプ作品っぽいシナリオに、眠ってた才能が無いと主役じゃ無いんだね、普通や凡才じゃモブって感じ?
才能開花の為にイジメが描かれてた大人の都合脚本に見えちゃうよ、こんなのジャンプで千作くらい読んでるわ、せめて努力と執念でチカラ得てよ、ワンパンマンは死ぬレベルで腕立て腹筋したんだぞ。
ま、一応パート2も見に行くつもりだけど、ドロシーの近づく足の絵に、死の匂いがするラストカット、グリンダの表情ポンでエンドロールと予測w
ま、次も見ますよ。して、メガネ映画としても良かったなーw
あれ欲しい!どっかで売ってw
majorityとminority
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