「ハリウッド王道の秀作だったとは」ウィキッド ふたりの魔女 komagire23さんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッド王道の秀作だったとは
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(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
結論から言うと、今作の映画『ウィキッド ふたりの魔女』を大変面白く観ました。
そして今作は、今年のアカデミー賞の関連作品の中では1番ハリウッド的な王道作品だったと個人的には思われました。
豪華な舞台美術、大人数の美しい衣裳とミュージカルダンスシーン、物語も意外性ある価値の転倒もあり、最後まで楽しく今作を面白く観ました。
中でも、生まれながらにして緑の肌を持ち幼少期から差別的に扱われて来た主人公・エルファバ(シンシア・エリボさん)と、無邪気で直線的なグリンダ(アリアナ・グランデさん)との、対照的な人物像と関係性は、王道の中に分厚さがあったと思われます。
特にグリンダを演じたアリアナ・グランデさんのリズミカルな演技と歌声は、図抜けて圧巻だったと思われました。
今作は全体の前編に当たるようで、続編の後編も見ないと物語の全体の評価はまだできませんが、今作の前編だけでも、満足度の高い作品になっていると、僭越思われました。
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