「悪い魔女は、少しも悪くない‼️」ウィキッド ふたりの魔女 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
悪い魔女は、少しも悪くない‼️
3時間近いPart1、
やり切った感!!歌い切った感!!
見応え、聴き応え、美術・装置・衣装・VFX、
全てが一級品で、ここまでが一幕だなんて、
これで終わっても私は、なんの文句ありません。
この「ウィキッドふたりの魔女」
印象的なシーンは、
やはり差別や理不尽に立ち向かうエルファバの強い心。
《運命に逆らって、自由に生きる》
このメッセージ、十二分に届いたのです。
生まれつきの緑色の皮膚。
お母さんが浮気して生まれた生い立ちから、父親に疎まれ、
孤独と仲良しの生活でも、自分をみうしなわない。
でも時々魔法が働いてしまい《大爆発》してしまう。
そしてもう一つは、
オズの世界では、初めは、動物も平等に話して、働いていました。
なのにある日、
山羊の教授は突然仕事を辞めさせられ、
「檻」に入れられてしまうのです。
これは、移民たちが、「強制送還される」事が
実際に起こっていますね。
肌の色だけで、軍の司令官が更迭される・・・
そんな時代の写し絵であり、
「ふたりの魔女」は憤って声を挙げているのです。
この映画の熱さ、
この映画の怒り、
3時間突っ走って、
貰った勇気は凄くて、
前向きに生きようと力づけられました。
悪い魔女は少しも悪くない。
私たちの住む世界は、歪んでいるのです。
コメントありがとうございます。
みどりの日にようやく観てきました。
公開からかなり経っていたので、がらがらかと思いきや、半分は埋まってました。
リピーターが多いのかな。
リピートしたい気持ちはわかる〜。
ゴージャスでした〜。
もう一度オズシリーズを読み直したくなりました!
そういえば、山羊の先生の声は、「パーフェクト・ケア」の小柄なロシアンマフィアのボスでしたね。
シブい声でした。
琥珀糖さん、ご無沙汰しました。
ちょっと体調不良で、寝込んでました。
だいぶ良くなってきましたが、体力が落ちてしまいました。
「ワーキング・ガール」にコメントありがとうございます。
主題歌はゴスペル風ですごくいいですね。
一度聴くと、頭から離れません。
YouTubeで、アメリカの高校生が混声合唱でこの曲を歌っている動画を観たのですが、力強くて泣けてしまいました。
琥珀糖様
コメント、ありがとうございました。
「オズの魔法使」の前日譚ということで、とても楽しみにしていました。まさかの2部構成でしたが、クライマックスで一気に盛り上がったので、Part2も楽しみです!
>運命に逆らって、自由に生きる
まさにそういうテーマですよね。一方の自由が他方の自由を妨げたりして、意外に難しい永遠のテーマかなって思います。
赤ヒゲでした。