「過去作品と比較しないで観よう!そうすれば楽しめる?」ウィキッド ふたりの魔女 くりくりぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
過去作品と比較しないで観よう!そうすれば楽しめる?
本ミュージカルは未鑑賞、USJでダイジェスト版舞台を見て凄く楽しかったのは良く覚えている。
さて映画として。
チャーリーとチョコレート工場(以降チャリチョコ)、ハリーポッター(ハリポタ)を合体させたような映画でした。考察や評価が好きな私としてはどうしても本作を観ながら、これら傑作と比べてしまった。そうすると本作はどうも既視感あって斬新さはなく、今一歩足りないと感じるところである。
他方、私の妻は、考察や評価もしないし過去に観た作品なんて覚えてもいない。
そんな妻は「凄く面白かった」とのこと。なるほど。
チャリチョコが2005年、ハリポタが2001~2011年であり、もう過去というか「いにしえ」の作品である。これらを映画館で観てない年代と妻のようなタイプからすれば、比べての評価はナンセンスかもしれない。
過去作品と比べなければ、華やかな色彩の画、ミュージカル、絵本のようにアッという間に切り替わる物語、などなど色々なエッセンスが詰め込んであり楽しい作品かもしれない。
今回は、ちょっとズルく、評価を2つします。
まずは過去作品と比較しての評価
映像 ★★★ 少しアニメっぽく安い画、斬新さはなく、ハリポタやチャリチョコに及ばず
音 ★★★ 序盤までは★3つ、ただし最後の20分ほどは★4上げても良い
物語 ★★★
役者 ★★ アリアナは良かったが、他は・・・
編集 ★★ 多くの人が指摘しているようにちょと長い
粗さ ★★★ 粗々というか唐突感あるが、ハリポタも似たようなものにて許容範囲
総合 2.9 ちょっと子供向けの味付けかな
次は過去作品を忘れてというか消し去っての評価
映像 ★★★★ 少しアニメっぽいが、華やかで楽しい!
音 ★★★★ ミュージカル要素たっぷりで楽しめる
物語 ★★★★ 良い
役者 ★★★★ 歌も上手く良かった
編集 ★★★★ 実時間は長いけど、短く感じた
粗さ ★★ 気持ちの変わり方が唐突過ぎてついていけない
総合 3.9 ちょっと長かったけど斬新で面白かった、特に最後の20分位は素晴らしい
こんな感じだろうか。次回作には期待はできるかな。
エンドロールでの日本人らしき人探し。
ICHIKAWA EMIさんの名前を見つけましたが何の役割なのかは見落としました。
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