「劇場で観たい!」追想ジャーニー リエナクト すえすけさんの映画レビュー(感想・評価)
劇場で観たい!
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個人的に峯井が亡くなるシーンが心に残りました。字幕で観ていて「おつかれさん」が「you were great actor.」と翻訳されていていることに気付いた瞬間、自分が1番愛した脚本家に良い役者だったって言われた峯井を想うと涙が止まりませんでした。そして、それを30年の時を経てようやく伝えられた雄二にとっても、最期を看取り想いを伝えたことでどこか救われた気がしてよかったです。
また、映画なのに主な撮影が舞台上でされているのも印象的でした。脚本家が主人公の物語なのも相まって、板の上で人生を表現することに熱くなりました。「これが俺の人生だ」という台詞にも納得感がありました。
私も人生という物語の主人公なのだと、人生を優しく温かく照らしてくれるような作品でした。
この作品を経て今までの人生を追想しこれからどんな人生を歩もうか、新たな人生の幕を上げたいと思います。
「よーいスタート」
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