カルキ 2898-ADのレビュー・感想・評価
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これはヤバいし長いから、たちが悪い
あらゆるSFをとにかく詰め込んで、コミカルさとか壮大さそしてフォトジェニックな要素を盛り込もうとしたかなり野心的な作品だった気がしますが、それらがことごとく中途半端な印象で、それでも、多分驚くような展開が待っていると信じて期待を膨らましてエンディングを迎えましたが、まぁ・・・多少は回収してくれましたが、途中のあまりに雑すぎるストーリーテリングにイライラやチンプンカンプンな気持ちの方が強力すぎて、こ、これは壮大なヤバい超絶迷惑な作品なのかもという個人的な結論に至りました。3時間我慢してようやくというのだから結構つらいものがあります。
内容もしっかり完結していないから、続くのかなー。また長大な続編があるんだろうなぁ。トイレ我慢して見たくないなー。でもこのむかつく内容を回収する続編を、見なければ気が収まらないなぁ。
このお寒いコミカルさだけは何とかして欲しいものです。
でもシリアス一本勝負ってのも、どうなんでしょう・・・。神秘的総パクリSFとでも言えるのでしょうか・・・言葉で簡単に説明すれば、このキービジュアルもあって、相当面白そうなんだけど、なんでこんなにつまらなかったのだろう。期待し過ぎたのでしょうか・・・。でも、色んな要素がいっぱいでわーい楽しい、というにはあまりに長すぎるのでは─
鑑賞動機:お正月だし脳筋映画でも見るかその2
だからあんまりリサーチせずに成り行きで見ちゃうから…。
インド神話を絡めてきたところは(個人的には)目新しかったけど、全部同時進行だったのね。そして、これで無双して終わるかと思ったら終わらないのか。いちいち大仰なのが今回は裏目に出てる感じがした。車のAIキャラは良かったけどね。
カルキ1 ですわ。
もうええて!!このパターン!!
ちからを ためている
完結編へ向けて力を溜めている、という印象
壮大な物語を描くための前提情報や伏線をばら撒くための映画だったんだと思う
動き出しさえすればやり過ぎなくらいにハッタリが利いた派手なアクションは現時点でも見せてもらえているので、続編、完結編への期待感は十分高めてくれているんじゃないだろうか
ただ、この映画単独で見ると不完全燃焼、かつ、人物も要素も散らかりすぎているように見えてしまう
雰囲気もアクションも悪くはないのだけど、溜め込んだフラストレーションは解決できていない
この映画が“本気”を出してくるのは次作以降になるのだろう、と思う
それを十全に楽しむために必要な“溜め”の作品と思っておくことにする
とりあえず現時点では、アシュヴァッターマンかっこいい、ブッジかわいい、で満足しておこう
風も吹かないし、粉も舞わない
「新年明けましてインド映画」というわけで、プラバース主演の「カルキ 2898-AD」を観て来た。
個人的なことなので恐縮だが、そもそもつい昨日まで「サラール」を観ていたせいでまさかの連続プラバース、プラバース過剰摂取である。
「カルキ」はSFということで、SF好きでもある私としてはマサラとSFの融合を楽しみにしていたのだが、SFはSFでもスペースオペラ系だった。そっちかぁ〜、そっちは求めてないんだよなぁ。
「スター・ウォーズ」シリーズが好きなら好きかもしれない。あと、ちょっぴり「マッドマックス」風味でもある。
一番しっくりくる表現は「インド映画版北斗の拳」かも。
これは観る前にちゃんと調べておくべきだったのかもしれないが、シリーズ第1作なので話は全く完結しない。そもそも主人公であるはずのバイラヴァが多分状況を一番分かってない。状況把握力ではライアにも負けてるかも。
昔の神話、SF世界観、やたら強い爺さん、転生、神の母、どれか1つでも1本映画が撮れそうなものを全部乗せしていて、それはインド映画あるあるなのだが、説明に割く時間が長い。
話をまとめる気もさらさら無いので、展開ものんびりというか、関係ありげに出てきてあっさり退場するキャラも多い。そのエピソード削ったらもうちょっと進めたんじゃないか?もしくは踊れたんじゃないか?
前にレビューに書いたことがある。民がインド映画に求めるものとは、風とダンスとスローモーションなのだ!というようなことを。スローモーションは他の映画でも観られるが、アホみたいに吹く風と何度も衣装チェンジして皆で踊るダンスはインド映画でしか観られないのだ。
ハリウッド超大作みたいな作品も良いかもしれないが、風と踊りの精神は忘れないでほしい。
このマサラ、スパイスの配合間違ってますよ!
と、ここまで書いて思ったのだが、外国人からしたら「なぜ日本が舞台なのに刀もニンジャも無いのだ!ニンジャを出せ!」という気持ちになるのも分からなくはないなぁ。今私が書いてることと根っこは一緒だよね。
日本はもっと時代劇を世界に売り出したほうが良いのかもしれない。
女性が犬死にしすぎは、見ていて不快
今から遠い未来の話。インド?のある都市を除き地球上のすべての国、都市が崩壊して無くなり、「空中に浮かぶ角ばったデススターもどき:コンプレックス」に君臨する200歳の悪い奴?により、地上に住む人々が奴隷の様に搾取されている状況。
冒頭、6000年前にインドの神々が何かの理由(不明)で戦って、6000年後(つまり作品世界の現代)に神様?または救世主?が転生するから守れ・・・みたいなノリだったのですけど、その戦いの意味さえ良く分からない中での「救世主伝説ぶっ込み」だったので正直ポカンでした。もしかしたら、インドの伝承にそのヒントがあるのかもしれません。
救世主を守る使命を帯びた馬鹿でかい老人(神々の戦争にも参加)は、間違いなくインドの神様の一人と思われますが、突然覚醒して自身の使命を全うしようと6000年振りに奮闘。これは人外の強さでカッコよかったですね!
で、救世主を身ごもったヒロイン?が、コンプレックスの束縛から逃れ、反乱軍(救世主伝説を信じる宗教団体?)に囲われるのですが、そこにコンプレックからの追手、そしてこれまた神様が転生したとしか思えないフィジカル最強の賞金稼ぎ(主人公)が悪がらみするというなんともカオスな状態に。
反乱軍側についた老人とコンプレックスから睨まれてる無軌道な主人公が、流れの中で闘ったりするのですけど、え・・・なんで老人と主人公は戦ってるんだっけ??と、途中でよく分からなくなりました。
で、主人公が覚醒し?これからっていうところで、「つづく」・・・ってなんじゃい、と3時間近く観た鑑賞者の8割はズッコケたと思います(笑)。
あと、もしかしたら狙ってるのかもしれませんが、作中の女性達、特にこれから活躍しそうな綺麗な女性達が無意味?にガンガン死亡退場していきます。言葉悪いけど感情移入する前に殺したら全く感情が動かないんだよ・・・ということを監督や脚本家に伝えたいですね。インド映画あるあるなんでしょうか。
それにしても次回作で終わるんだろうかと不安になる展開のノロさです。
では。
インド神話×SF、呪われた不死の英雄、ツンデレメカを相棒にしたピ...
インド神話×SF、呪われた不死の英雄、ツンデレメカを相棒にしたピカレスク主人公、と列挙するとロジャー・ゼラズニイ味が濃い。もしくはインド産「DUNE~砂漠の惑星」。超未来ディストピアにモノホンのインド神様(身長2.5Mの超強いジジイ!特徴は不死身!)をブチこんで無双させるのは反則…だが面白すぎる!やり過ぎ感溢れるBGMと美術、そして予想したことがそのまま起こるストーリーも、この設定であれば却って心地いい。主人公の立ち位置を巡って若干展開に、もたつきもあるが終盤の覚醒(真名開放)シーンでなにもかも許せる。あと推定ラスボスのビジュアルがカッコよすぎる(空中結跏趺坐の即身仏+可変ビット)のも◎。上映時間3時間近くあったはずだが、体感1時間くらいの熱量が凝縮されている。IMAXで2回目観たいくらい。
インドの神話って濃い。
金で寝返る神の子。
西暦2898年、世界は荒廃したが地上に残された唯一の都市カーシーと空に浮かぶ要塞コンプレックスで起こる話。
コンプレックスで働く事を夢見る賞金稼ぎバイラヴァと、要塞コンプレックスに囚われる女性…後にスマティと名付けられる女性と、そのスマティを守るのが任務の不死身の戦士とバイラヴァとコンプレックス組織がスマティを巡りバトルが繰り広げられる。
インド作品分かりにくい、伏線の嵐だから追いてかれないようにと食らいついて観てはいるけれど、何か掴みにくい冒頭の入りから…。
観進めればストーリーは何となく理解が出来、ラボから逃がしてもらったスマティを取り戻そうとするコンプレックス組織とスマティを助けた反乱軍のバトル、スマティに宿る子供に反応し動き出した不死身の戦士と賞金稼ぎバイラヴァがスマティを取り戻そうとバトルするって話なんだけど。
ずっと観てる際中は?があって、見せ方、合間に入るインド作品デフォの遊び&ナ・ガ・イ(168分)で観終えれば大筋は分かったけれど遊び部分を無くしてコンパクトにしてもらえると観やすいかな。
すぐ察せたのは不死身のジィさんが握る杖代わりにする光らない棒、その光らない棒の使い手は誰だかすぐ察せましたね(笑)
IMAX鑑賞
踊らないのかいっ!
やはり3時間映画は人にはお勧めできないなぁ。
でも前回のジャワーンでも思ったけどコスパは良いよね。今日は外気が少し寒かったから自転車を乗り回しているよりは映画館で過ごす方が良い。
登場人物がようやく出揃ったところでエンディングだもんね。これで3時間引っ張るとは大したものだよ。
それぞれの造型・デザインが独特で興味深いです。これまでに見てきた武器や乗り物とは一足違いますね。もちろんスターウォーズっぽさもありながらですが。
またウルトラマン並の強さであるヒーローが神ながら人と同じ姿なのも気に入りました。
バトルシーンは見応え有りです。
6000年に1度の惑星直列なんて時間感覚が長過ぎるでしょう。それにあのアシュバッターマンの姿は何?不死なんでしょ、何故に爺さんなの?まぁカッコ良いから良しとするけど。
然しながらインド映画と言えばダンスなのに今作は踊らないのかいっ!残念!
ちょっと危惧はしていたんですが😮💨
話が全然進まないから、寝落ちするわ、どれが敵でどれが味方かよく分からないカオスだわで、3時間メチャクチャ疲れたところで、あ〜っ、完結しなかったよで、疲れが倍増😵
まさかのジジイ無双もしつこ過ぎて、ホントに、ホントに疲れた😮💨
2部作なのか、3部作なのか知りませんが、これで離脱です🤣
やはり、RRRは別格に凄いと改めて分かりました😌
一大サーガの幕開けぢゃい‼️
アシュウィン監督の舞台挨拶付き上映会にて。
チケット争奪戦が凄いことになると予想は出来たし(当初は主演のプラバース初来日予定だったし)結果、凄まじい数のアクセスがあり尋常ではなかったと聞いていたのでチケット取ってくれたのは感謝しかない🙏☺️🙏
さて、映画。
紹介された中田のあっちゃんがマハーバーラタを解説してる動画で簡単に事前予習しておいてよかったー。骨肉の争いだったり(いや、血はつながってないか)、神より授かりし最強の弓、とかそーゆーbits and piecesが(インド人にとっては当たり前のマハーバーラタだけど日本人にとっては馴染みのないものが)何の前触れもなく随所に散りばめられてるから予習なしでは間違いなく“???”だったはず。けど、マハーバーラタ知らなくても何の問題もない。『ふむふむ、そーゆーもんなのねー』と腹さえくくればモーマンタイ🌀簡単予習では網羅しきれてない部分もあったから、公開日までにもう少し厚みのある予習復習しなきゃっと☺
とりあえず公開日前の箇条書き👇️
●砂漠のシーンがいっぱいで、砂漠好きには大満足。DUNEやマッドマックスと同じレベルで砂漠。
●触手苦手マンには観てるのがキツイ描写あり。
●アシュヴァッターマンのサイズ感!驚きの2.5m!!188cmのプラバースが赤子に見えるww
●雑魚キャラが分かりやすく雑魚であり、重要キャラと思われる人も蓋を開けたら意外とモブ、ってパターンが多いw
●コンプレックスシティは天上界とか極楽浄土的な位置付けなのかしら??いや、イメージ違うか…
●マスター!の渋声イケメンダース役のダースくんがクリシュナの声やってたなんて!先にパンフ読めばよかった!(読んだところで気付かないんだろーけど)
●コンプレックスシティのNo.3みたいな人、ジャガー横田にしか見えない。
元々続編が作られるのは知っていたけど、あまりに『序章』過ぎてウケた。そして終わって感じた違和感……その原因が分からずにいたけど、やっとわかった!!
『序章』なのに『最終決戦』みたいなポスタービジュアルのミスマッチさにモヤモヤしてたんだ!この映画が続き物だと思わなかった人のほとんどがあのビジュアルのせいなんでは??
とりあえず、公開したら早急にまた行っちゃう💜
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