「インドらしいSF要素は必見ですが」カルキ 2898-AD しんかまぼこさんの映画レビュー(感想・評価)
インドらしいSF要素は必見ですが
ほとんどが荒廃した世界で、一部の人間のみがコンプレックスで豊かな暮らしを享受でき、反旗を翻すものには懸賞金がかけられるなど、世界観はマッドマックスに近いですが、インド映画らしく神話の要素が取り入れられており、ハリウッド映画とは違う未来像は注目です。
私がこれまで観てきたインド映画は『RRR』や『花嫁はどこへ?』といった史実ベースや現代の作品だったので、SFにはかなり期待していて、メカニカルな乗り物や武器、AIには大満足でしたし、冒頭のアニメーションも良かったです。
しかし他の方も述べているように、アシュヴァッターマンが覚醒するまでが冗長で、最後に「continued」と出たときは、観た満足感よりも腰の痛さのほうが勝りました。
(以前観た『プシュパ 覚醒』も最後に「continued」と出たときは続くのか……と思いましたが、こちらは最初から最後まで面白かったです。)
コメントする