劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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ヤバイ! 開始10分で泣くとこだった!
開始早々、アニメオリジナルの舞台、鬼殺隊の無数の墓のシーンから。かつて、お館様が胸に刻んだ鬼殺隊の名を唱えて祈ったその墓場に立つのは、密かに主の意志を預かった岩柱・悲鳴嶼恭平。その姿は正に、亡き鬼殺隊の墓を、その全ての意志を背負っているかのよう。お館様の最後を思えば、それだけでジワッと泣けてくる。
そして遂に無限城に突入。よくぞ映像化に実現してくれました。その光景は三次元版のマンデルブロー・フルクタルとでもいうのか、アニメ映画史上屈指であろう緻密さ、壮大さ、そして美しさ。
そこに鬼殺隊は、柱達は、炭治郎・善逸・伊之助が突入する。極めて、恋柱・甘露寺蜜璃の手を取り、護り、見事な太刀筋で鬼達をさばく蛇柱・伊黒の原作通りにして原作以上の格好良さ。ここまでで既に目頭がギンギンに熱くなってしまいました。
アニメ化として、正しく原作以上の作画とシーン運び、モーションの仕上がりに大満足。加えて、重く、心に来る、感じ入るアフレコの名演技。名優揃いの贅沢三昧。
まあ勿論、お話的には後々のストーリーは大体熟読した原作通りなのですが(ちょっとアニオリな調整がはいってますが)私が感じ入った善逸のシリアスバトル、胡蝶しのぶの死闘、猗窩座のサイドストーリーまで、映像として見れる感動。これぞアニメ化の醍醐味。まあ勿論、昔からアニメ化・実写化されることに評価がわかれることも多いのですが、私はこの出来映えに満足です。
全体的に激闘・死闘の連続なので笑えるシーンは少ないのですが、村田さんの水の呼吸にはちょっと感動。これもアニオリですよね? なんだか動きがしょっぱいのが微笑ましいw 今後も登場シーンがあるはずなので期待してます。頑張れ、村田さんw
映画館での鑑賞で、知らない人の隣に座った久々の満員御礼。しかも朝の8時から。この大ヒット振りに超絶なエネルギーを感じます。この調子でどんどん最終章まで稼ぎに稼いでw頑張ってほしい。最後の最後の私が大好きなカーテンコールまで映像化を実現して欲しい。応援してます!
(追記)
望みを果たして散る鬼達、そして、剣士達。
鬼滅の刃の開幕早々から、ずっとこの流れは変わらないと思う。鬼滅の刃の一つの主題といっても過言では無いかもしれない。鬼達の戦う相手は、むしろ鬼殺隊ではなく、己のカルマと向き合い、藻掻き、戦い続ける。認められない作家で鼓打ちの響凱とか、家族愛を求めた蜘蛛山の累とか。
それは鬼殺隊の剣士達も同じく、無限列車編で母との約束を果たした煉獄杏寿郎、そして(まだ)散ってはいないけど兄との葛藤を抱えた時透無一郎とか。
この劇場版にあたって、映像化したエピソードを目の当たりにするために鑑賞に臨んだ気がする。無論、無限城や壮絶なバトルの映像を見たいし、それらがメインの人も多いでしょう。
そして、いよいよ無限城編にいたり、今回のエピソードは、姉カナエの敵討ちが悲願の胡蝶しのぶ、鬼に落ちた兄の粛正に挑む我妻善逸、そして猗窩座と恋雪の悲劇の恋の物語。
似たようなことをどこかで書いたんですが、それぞれ今際の際で亡き想い人との思いを遂げる。まず、胡蝶しのぶの姉カナエは心優しく、体が小さくて非力の妹しのぶを思いやり、鬼殺隊を辞めなさいとまで諭そうとする。でも妹しのぶの望みは違う。意に反する。普段の和やかな面持ちとは裏腹に、その小さな体は家族を殺した鬼達への復讐の怒りに満ちている。姉カナエには戦えと云って欲しい。あなたならやれると云って欲しい。鬼殺隊を止めろだなんて、そんな言葉は聞きたくも無いだろう。
いやまあ、何が云いたいのかというと、(原作通りですが)今回の劇中で登場した厳しい面持ちの姉カナエさんは「妹しのぶさんが思い描いた夢まぼろしではないか」というのが、私の考察です。無論、そもそもフィクションの物語なんだから、黄泉路から舞い戻って励ましたと考えるのもアリでしょう。実は普段から厳しい顔で妹しのぶを叱咤していたのかもしれません。でもそれじゃあ、あの緊迫の場面で、妹しのぶさんの脳裏に現れたりするものかどうか?
だから、このシーンは好きです。好きっていうのはちょっと違うか。漫画を読んでて震え上がりました。そして切なくもありました。もしかしたら、しのぶさんが見たくても聞きたくても得られなかった、叱咤激励する姉カナエさんの姿だったのではないだろうか。
だから劇場版でも見たかった。映像として見て、その台詞を、演技を耳で聞きたかった。あえて批判するのなら、叱咤する姉カナエさんの姿、表情、その声は、子供なら震え上がって泣くほどでもよかったかもしれない。
無限列車編の煉獄杏寿郎の母上、瑠火さんもそうなんですけどね。杏寿郎さんの今際の際で最後にみた瑠火さんの笑顔。あれを杏寿郎さんは生前に見たことがあったのだろうか。
そう考えてしまうと、鬼滅の刃全編があまりに切なく、空しくなってしまう。「儂の誇り」と育手の師範から三途の河岸から太鼓判を押された我妻善逸。それもまた当人が欲しくても得られなかった夢まぼろしなのかと思うと・・・いやちょっと切なすぎる。こんな考察を抱くのは私の勝手なんですが、私は酷薄すぎるのでしょうか。
追記の前にも書きましたが、だからこそ、原作の幸せすぎるカーテンコールが楽しみで仕方がないのです。もう原作で目にしてはいるけれども、幸せいっぱいの閉幕を劇場で早く目で見たいものです。
(追記2)
原作の猗窩座が初登場して構えるシーン。無限城ではなく無限列車編です。すでに恋雪さんの「雪」の紋章を抱いていたんですよね。知らずに彼女への想いを抱きながら戦っていた訳です。
既に構想が完成されていたのかとびっくり。流石は鬼滅。拍手喝采。
私たちはどう生きるのか?
圧倒的な映像美!
広大に広がる無限城をアトラクションに乗っているかのように縦横無尽に動き回るカメラワーク。
美しい作画・色彩の舞台の中、キャラクターが動いているだけで芸術的。
初めの数分でグッと作品の中に惹き込まれた。
海外にも誇れる文句なしの5点評価。
あと2,3回は映画館で観られるといいな。特典がしのぶさんだったのもとても嬉しい◎
戦闘ごとの感想
胡蝶さんVS童磨
姉の仇である童磨に対して、感情を表に出して全力で戦っている。だけどまったく太刀打ちできない。
身体がボロボロになり、鬼と人間の力の差に打ちのめされてしまう。
そんな時に姉との回想シーン、、
「関係ありません 立ちなさい 蟲柱胡蝶しのぶ 倒すと決めたなら倒しなさい。
勝つと決めたなら勝ちなさい どんな犠牲を払ってでも勝つ」
力強い言葉。自分の決めたことをやり通すという強い信念。
それを命の尽きる最後まで貫き通したしのぶさんに抑えきれないほど胸が熱くなった。
炭治郎との回想シーンで、
ポーカーフェイスのしのぶさんに対して、「怒ってますか?」と言い当てた炭治郎。
姉や自分の家族、大切な継子たちを鬼に殺されたしのぶさん。
心の中でふつふつと怒りを抱え持ちながらも、腐らずに前を向き生き続けてきた。
そんなしのぶさんのことが大好きになってしまった。
そんな胡蝶姉妹を殺めた童磨は憎いか?と言われると、しかしそこまで憎めない。
物腰柔らかく、飄々として、優雅な立ち振る舞いが大変魅力的。
武器にしている黄金色の2つの扇子がとてもセンスがいい。(ダジャレではないです)
誰もが自分で生まれることを選べない。
勝手に産み育てられる。自分の内面も外見も知能なんかもある程度遺伝で決まってしまう。
生まれか育ちか問題で、どちらも大切だという科学的な研究結果は出ている。
だから遺伝や生まれのせいだけにしてはいけないとは思うけど、
生まれの部分はとても大きな割合を占めるな、としみじみと感じてしまう。
まとめとして
キャラクター達が成長していく中で自分の信念信条を形成していく。
それを死ぬまで貫き通している姿がとてもカッコよく、
自分がこれからどう生きていくのか立派なお手本を見ることができた。
しのぶさんにまた会いたい、、。
アニメ作品としては良い
漫画のアニメ化、という視点では大変素晴らしい出来だと思う。映像美は言うまでもなく最高。
これは好みの問題だが以下の2点が凄く気になった。
1.戦闘シーンについて、メイン部分以外が殆ど記憶に残らなかった。情報過多が過ぎたのかも。美しくはあったが「見やすさ」は無かった印象。理解力不足だと思いたいが何をやってるか分からない箇所があった。そういう演出なのかもだけど長時間の作品なのであればそういうモヤモヤは減らして欲しかったなぁ。
2.回想シーンのテンポ感
回想シーンの多さというよりテンポ感。あくまで自分は、でしかないので自身の責任も大いにあるが集中力が途中で切れた。回想シーンの数やタイミングは良かった(そもそも原作ありきですので)かもしれないが内容をもう少しスマートに、テンポよくやってくれた方が好みだなという感想。全然泣いたけど映画としてテンポが良かったかと聞かれるとそうでもないという感想。アニメで数話に分けてとかだったら感想変わったのかもなぁ。
サブスクで観られるようになったら改めてしっかり観たい。
WOW!!
I really wanted to tell someone my inpression about this movie. I was so moved by this movie that I watched it twice. If I can, I want to see it one more time again! I just can't get enough of it. I was surprised that I cried even more the socond time than the first. I cried at the scene where Kanae appears, where Zenitsu shields Kaigaku, and about Akaza’s past. My friend who watched it with me also cried a lot.
Not only the story, but also the art and music were all perfect.
Akaza is Tanjiro's fated enemy. That's why the scene where Akaza appears was so powerful. The sounds and facial expressions showed deep emotions, and I could really feel them too.
胡蝶しのぶと猗窩座(あかざ)の活躍
映画館という大舞台で無限城というギミックある忍者屋敷のような世界の中でそれぞれの色とりどりな剣技を披露しあう。敵味方関係なく共感できるバックグラウンドを持った者たちが決死の覚悟でぶつかり合う。その躍動に見惚れる。その映像表現は墨絵や日本の屋敷、宗教文化等、日本の古き文化をエレメントとして表現してくれていることが嬉しい。今作中で活躍した人物の中でも、特に胡蝶しのぶには可哀想という気持ちがありながらも逃げ場が無い中で自分の姉を思い、相性の悪い敵にも最後まで全力を尽くす姿には共感による没入感だけでなく、視聴者である自らの体たらくを顧みざるを得ない感覚に至る。無限列車編でも思ったが、鬼滅の刃は比較的残虐な描写はあるが子供に対して見本となるような人間の生き様を示す良い作品だと思う。
ufotableの映像表現と声優たちの凄まじい演技力によりより見栄えと迫力のある映像エンタメに仕上げている作品として世界がクールジャパン、アニメ文化の傑作として受け入れるにふさわしい作品だと覆う。
追記として、日本の漫画・アニメ作品とwebtoon(韓国・中国新興の漫画作品)と比較した時、日本の作品にあってwebtoonに無いものとして、作者が訴えたいテーマというものがあると思う。そのテーマを描くにおいて登場人物達は苦難や葛藤をする。そのためには各登場人物のバックグラウンドを描かなければならないと思う。それがwebtoonではテーマが無い為、表面的な感情論、欲求レベルのものしか描かれないものが多い(それでも面白いものもあるしテーマがあるものもあると思う)が、日本の作品ではテーマを描く為に表面的な感情や欲求の奥にある家族愛や自己犠牲を根拠となるバックグラウンドを示して描く。鬼滅の刃については敵も含めてバックグラウンドを比較的冗長にならずに上手く表現することができていると思う。
全てが物凄いレベルの作品。魅せられました。まさにレベチ!!!
早く続きが…と言いたいところですが。。。これだけ高いクオリティを見せつけられるとそんな贅沢は到底言えなくなります。
原作は読まずアニメだけを追い、余計な情報は極力避け、ようやく本日家族で劇場にて観賞することができました。3連休の初日とは言えいまだに結構席が埋まっているのにまずは驚きました。
絵がとにかく美しい!ホント溜息が出るほどです。木々や水、花火、無限城の表現、そしてバトルシーンなど元々キレイでしたが無限列車編やそれ以降のシリーズよりもさらにレベルアップしている印象です。
激しいバトルシーンとその間に挟まれる回想シーン。うちの坊主は回想シーンが多くて逆に泣けなかったと言ってましたが、動と静のコントラスト、緊張と緩和、絶妙だと思います。
敵も味方もそれぞれのキャラが人生の岐路において誰と出逢いどんな影響を受けるかによってその後の人生が大きく変わる。考えさせられました。
しのぶさんと姉カナエさんとの絆と、上弦の弐童磨の異常性と憎たらしさ。美しく凛としていて大好きだったしのぶさんの最期があんな形になるなんて。
善逸のカッコ良さも際立っていました。兄弟子獪岳との決戦、壱ノ型しか出せなかったはずの善逸がここで快心の漆ノ型を!!!さらに師匠とのシーン泣けます。
そして娘の推し義勇サマ。柱稽古編での前フリを経て本作にて覚醒、ついに痣まで出て炭治郎との最強タッグで猗窩座に挑みます。
あの煉獄さんを倒しただけあってさすがに強くしぶとい猗窩座でしたが、狛治としてあんなにも悲しい過去があったなんて。。。煉獄さんが大好きな私にとって仇だし許せませんが、純粋に強さを求め素手で闘う猗窩座は嫌いにはなれないところはありました。
『弱さ』を徹底的に嫌っていた猗窩座自身、失くしていた記憶が蘇り大事なものを何一つ守れなかった弱い自分に最終的に止めを刺すという悲し過ぎる結末。もし無惨ではなく柱と出逢い鬼殺隊に入っていればと思うと本当に紙一重だなと。
禰豆子や伊之助の出番が凄く少なくて残念だった半面、村田サンの水の呼吸が見れたり、愈史郎がイイ味出してたりと見所は枚挙に暇がありません。
加齢による頻尿を日々感じている今日この頃、非常に危惧していたのですが、あっという間の2時間半、久々の大きなスクリーンで観る値打ちのある作品に大変満足させていただきました。
猗窩座なんて煉獄さんの敵としか思ってなかったのに
人生で初めて映画館に同じ作品を2回観に行きました。
最初も、画、動き、声、音楽、物語が一体になったクオリティの高さに圧倒され、2時間半があっという間に過ぎ去りました。
その後、もう一度原作をじっくりと読んだら、鬼になってから人間だったときの記憶を失ったにもかかわらず、猗窩座を作り上げているのが外見から技まですべて恋雪ちゃんと師匠との思い出で構成されていて、鬼となってから弱者が嫌いなのも大事なものを何一つ守れなかった自分のことなのに、それも忘れてしまっていて、守りたかった人たちのことも忘れてしまって、すべて忘れてしまったのに、女の人はどうしても食うことができなくて…
どなたかが書いていた、目の内側の色までが恋雪ちゃんの色だというのをみて、いてもたってもいられず2回目を観に行き、1回目よりも涙を流して帰ってきました。
地上波や配信を待てないなんて本当に初めてのことで驚いています。
IMAXではこゆき、と呼ぶ声が聞こえるそうなので、地元に無いから行けませんでしたが、宮城まで足を運んででもIMAXでもう一度見ようかなと思うくらいの映画です。
日本の、いや世界のアニメ最高の画像クオリティ
とにかくオープニングのテレビシリーズからの続きの落下シーンが凄すぎた。テレビも凄かったんだが、改めてまた凄い。しかも、このクオリティの作画が最後まで続く、すんげえ金と時間かけてるのは素人にもわかる。声優陣も今のオールジャパン級の布陣。
ただ一点、難点は『おじじには長すぎる』こと(..;)、これ自体2回くらいにわけても良かったんじゃ?と思った。
『戦ってる最中に人生長めに語るな』と思っちまった。ごめん。
個人的にはラスト30分は鬼との戦いより尿意との戦いが熾烈だった。
報われないがすぎる
友達に「無限城ってマジで無限なんだ…ってなるから絶対映画館で見てほしい」と勧められたので見に行きました。
見に行きましたというか、まだやってたんだ…ってなったのと、そこそこ人入りあったのがまずびっくりしました。これ公開夏頃だったような?鬼滅の人気をここでも実感…!
A5のキービジュイラストボード、恋雪ちゃんもGETしました♡いいタイミングに行けて嬉しい!
映画前の感想が長くなりました。
しのぶVS童磨前半戦→善逸VS獪岳→炭治郎&義勇&猗窩座→カナヲVS童磨チラ見せで終了って感じだったのですが、もう何、すごいお得な三本立て。
獪岳戦、原作では普通だったのに声がついたらめっちゃ泣きました…。獪岳は生まれながらの性格上ああなんだろうけど、でも「俺だって嫌いだった」って言いながら獪岳の悪口言ってた人とボコボコに喧嘩して、「ああいうのマジでやめろ」って言われてる善逸が、もう、爺ちゃん共々報われなさすぎて。
ここもまあまず言えるのが「どうしてここまで狛治は報われないんだ」という気持ち。まあ、父のためにできることが不器用すぎたという結果というか、あんな子供が父を支えようと思うとあの時代だとああいう盗みしか出来ないよなあとも思うけど……。
見てる途中ずっと「なんで?なんでなん?なんでこんな人たちがこんなひどい目に合わなきゃいけんの??」ってボロボロ泣きました。
「病で苦しむ人間はなぜ謝るのか、手間をかけて咳の音がうるさくて働けなくて申し訳ない、自分のことは自分でしたかろうに、普通に呼吸したいだろうに、一番苦しいのは本人のはずなのに」みたいな考えの人がどうして報われない!?という非情さに打ちのめされつつも、猗窩座の名前を絶叫する無惨様に笑いました。
最後の鳴女の琵琶で無限城が変わっていくところは本当に鳥肌モノです。
無限列車編も映画館で見ましたが(アニメは未視聴)、やっぱり技のエフェクトといい鬼滅は映像ばえしますね~!
無限城編は三部作と聞いたので、しっかり最終戦まで映画でやるのかな?
とっても楽しみです!
ラストが残念
ネタバレあり。
当方、漫画は全巻持ってて複数回読んでます。
開始数分でなぜかもう泣いてる観客がいて困惑。恐らくリピート者なのだろうがそのせいで没入はできなかった。(ずっとシクシク聞こえてくる)
戦闘中に回想シーンが多いとのマイナス書き込みが多く見られたのである程度は覚悟していたが自分は気にならなかったしあって良かったとも思う。だが確かに猗窩座の回想は長いな(くどいな)とは思った。あんなに時間かけてたらとっくに再生してたような気がする。あそこはもう少しスピード感(猗窩座の焦り的な)あっても良いのではと感じた。いつまで首無しで動くんだろうと。
1番残念だったのがラストの無惨様。
RPGのラスボスじゃあるまいし『鬼狩どもを根絶やしにしてやる』なんて動けない且つ深層に隠れながら言われても小物感が増すだけ。しかも誰に向かって話してるんだよ独り言なら残念すぎだろと思わず笑ってしまった。鳴女は『お前喋るな。見つかるだろ』って呆れててもおかしくない。
あそこは閉じた眼を開眼して客に『無惨もう復活するのかやばい』と期待と恐怖を感じさせる演出の方が合ってたと思う。
LiSAさんの曲が最後流れたが良い曲なのに何だか曲が活きて無いように感じた。あまり聴こえてこない。(流れるタイミングの話かも)
自分としては観れて良かったし楽しめたのは間違いないが約3時間なのでリピートは無いかな。これが2時間以内だったらリピートしていたかもしれない。
ありがとうございました。
全体的に面白かったがテンポ感が気になった。
まず冒頭からの世界観に入り込める演出と無限城の素晴らしい作画に驚かされた。
メインの3つのバトルアニメーションも圧巻で、サウンドも良く様々なシーンに合った音楽はより物語に引き込まれていく要素になっていたと思う。特に獪岳戦、猗窩座戦では鬼と隊士達の能力が無限城という壮大に広がるフィールドと相まって闘い迫力が凄まじかった。
ただ、回想シーン含め一つ一つが濃厚なエピソードなので、場面の切り替えに伴う自分の感情の切り替えが多く映画のテンポ感に少し戸惑った。個人的に主要の全てのキャラに感情移入するには1回の観賞では厳しいと思う。
とはいえどのストーリーも感動的だったので作品を見る上でのテンションは失われず、戦闘の展開も見応えがあり上映後の満足度は高かった。
猗窩座戦
猗窩座の生い立ちという幹を膨らませしっかりと軸として描いている点は良い。
ただ無限城を3部作としてる点でどうしても他の上弦との戦いも同時に描くことになってくる。
そのため胡蝶の死闘を2部に分ける点は勿体無い気がした。彼女の想いと悲しみ、憎しみを抱えて挑む姿が彼女を慕う者たちへと繋がり引き継がれる姿を分割せずに描いて欲しかった。
ただ善逸と上弦6(兄弟子)との戦いへの流れはもう少し2人の成長過程と師匠との関係性を描いて欲しかった。
タイトルなし(ネタバレ)
原作は昔全部読んだけどかなりうろ覚え
でも予習せずに行ってよかったです
全編クライマックス映画で
盛り上がる所もとてもあり
退屈する事なく観れました
アクションシーンも凄く良かったですが、
ストーリーの展開が素晴らしいです
もう善逸のところで感動の嵐が巻き起こり、
この段階で満足感が半端じゃありません
さらにその後には猗窩座の話が待っている
原作を読んだ時はまだ小学生で、
面白かったーくらいにしか思ってなかったような記憶があるのですが
猗窩座編がこんなにも悲劇的で残酷すぎる話だとは覚えていませんでした
最初のアクションシーンでは冨岡義勇と炭治郎に感情移入させるようになってますが、
過去編を明かしてからはどちら側にも感情移入してしまう
過去を明かすのがかなり最後の方なのが
アクションの盛り上がりと、
ストーリーの感動を両立させていて素晴らしかったと感じました
過去編では猗窩座の優しさと絶望を徹底的に
描いていて観客の心を締め付けてきます
この映画は、キャラクターの心の声が所々で聴こえるのですが、
終盤、猗窩座が自分の弱さを認めるところなどでは
この心の声が生々しくて、より観客の心を締め付けています
また、3人の死の姿をみせている所も
本当なんだという絶望感を感じさせます
キャラクター達の目が大きくなったり、
小さくなったりするキャラがいました
僕は目が小さくなった時は自分の中の本当の感情を抑えてるために、闇雲に動いているのかなと思いました
最後の闘いの時、猗窩座も人間の時の優しさを抑え込んで感覚のままに闘っているのではないかと思いました
そう思ってしまい、余計に切なくなりました
(個人の考えです)
猗窩座は登場シーンや、血気術の演出、ビジュアルなど
ストーリー以外の部分にもひかれます
この映画で良いなと思った所のもう一つは、
3部作でありながら、この一作でも満足感を充分に得られること。
童磨の話は途中で終わっているけど、その他の所は最後に中途半端に上弦にあって終わりというのはなく、ちゃんと、猗窩座の感動の余韻に浸ることが出来ました
アクションシーンも鬼と鬼殺隊側の、技の色味が違く描かれていたのでどちらがどんな攻撃をしているのかが分かりやすくて、楽しめました
(余談)
善逸の師匠の所から泣かせにきてますよね
猗窩座の過去編から最後のおかえりの展開まで大号泣でした
猗窩座が鬼滅のキャラの中で1番好きかもしれないです
とにかく長い猗窩座
今の日本で一番技術と才能が結集してるかも知れない鬼滅の刃なので
人はシャカシャカ動くしカメラはグリングリン回るしアニメーションは凄かったです
話運びのテンポが悪いとは前評判から聞いてましたがやっぱり悪かったです
色んな人の ダッシュ➝戦闘➝思い出 のセットがこの映画の中で何周もあるので
さすがに猗窩座殿の思い出の頃にはちょっともう食傷気味になりました🤢
1話ずつテレビで見れば面白い思うけど
2時間半連続で見るのはきつかったのでもうちょっと映画用にまとめてくれても
いいのではと思いました
途中で一時退席するお子さんが見たことないくらいたくさんいたので
せめてまとめて2時間以内くらいだと良かったかも
少し前に禰豆子が何かよくわからないうちに太陽克服してたときも思いましたが
猗窩座の首切ってからの復活もちょっと意味わからなかったですね
ストーリー上の設定が何か気合でうやむやになるのは話に緊張感が無くなるかも🙄
エンディングで続編への引きとして生き残ってる登場人物の現状の様子が
次々と映し出されるけど
続編でまたこいつらの思い出つらつら見させられるのかぁ…と思うと
映画ではちょっともういいかなぁと見た直後の今は思います😇
映画である意味のある作品
基本、漫画は原作派であり、メディアミックスは殆どがクソだと思っている派です。
今回の映画は、原作がラストまで突っ走った結果、割愛された細部をうまく補完し、物語の奥行きを深める素晴らしい構成となっている。
補完されたアニオリの箇所に吾峠先生の脚本は入っているのであろうか?入っているなら素晴らしい。
入ってなくても原作と違和感なく追加されたシーン、セリフの数々は素晴らしい。
個人的には善逸のシーンはもう少しマシマシでも良かった。
一点だけ苦言を呈するのであれば、ラストの無惨の煽りセリフと引き方が、次回予告的な感じが強すぎて若干ギャグっぽく感じたたところか。
原作を知らずに初見で見る分にはアリか。
記憶を消して見たい。
ライブに来たような感覚。
鬼滅の刃は前作の無限列車編を地上波で見て
たまにアニメを見ていたぐらいの知識しかない。
それでも、とても楽しかった!
とにかく画面が綺麗で無限に広がっていく鬼の根城は圧巻。
Aimerの力強い歌声がかなりテンションを上げてくれる。
4DXでは一番衝撃が強かったのが岩柱の鉄球だった。このおかげで、それ以降岩柱が画面に登場するたび次はいつどつかれるのとどきどきした。
好きなところ
① 曲格好いい!Aimer!柱のテーマ!鬼テーマ!猗窩座のテーマ!義勇vs猗窩座!善逸vs獪岳!黒死牟のテーマ!透き通る世界!
② 声優全員流石!早見沙織さん、石田彰さん、関俊彦さん良すぎ!!
③ 戦闘シーン!
⑤ ラストの無惨様。良すぎた。痺れた。次回もこいよ!みたいな感じ好き
ちょっと嫌だった
① 回想多い。くどかった
② 猗窩座と炭治郎の邂逅からの開戦!で曲も相まってテンションぶち上がったところで、他の場面へ。
ジブリのような可愛らしい音、からの破壊音
城を破壊して登場した猗窩座には本当に心が躍って、
無限列車編でも猗窩座登場した瞬間に一気にアドレナリンがぶち上がったのを覚えてる。今作、またしても猗窩座で最高潮に押し上げられた。
「よく生きていたものだ。お前のような弱者が。竈門炭治郎!!」
「猗窩座!」
戦闘だー!!!!!
場面が転換。え、ここでこのテンションで放り出されるの?嘘だろ……?
③ 無限城が無限過ぎてマッピング?作業に意味を見いだせなかった。このシーン見てるとき結構苦痛だった。
以下ストーリー追っかけながらのネタバレ感想。
記念すべき初戦は
上弦の弐vs蟲柱
氷の血鬼術を使う上弦の鬼。いきなり、猗窩座より上の鬼との戦闘から!人間を喰っているところに出くわすのだが、こんな状況で食事を摂っていたのは挑発のためなのか食いしん坊なのか、鬼の中でも上昇志向強めなのか……
どうにもつかめないのらりくらりした鬼だったな……。
そんな掴みどころのない優しげな鬼を相手に蟲柱は沢山の技を使って立ち向かうのだが、ついにはぼろぼろの身で放った渾身の一撃もいなされて取り込まれてしまう。
百束蛇腹は、ただでさえ速い蟲柱の、その速度がさらに上がり敵を翻弄し生まれた隙を突きで捉えるような技(?)で、
橋を割る程の踏み込み、あまりの速さに視界に捉えられるのは黒と紫の残像だけ。上弦の弐も目で追いきれず、たまらず範囲攻撃の氷の血鬼術を展開するのだがその顎下にはすでに刀を首目掛けて突き上げる蟲柱の姿。
小柄な虫柱が百束蛇腹の勢いを利用して可能な、天井へ貼り付けにするほどの高威力の突き。
それなのに、決死の思いでたたき込んだ毒はすぐに解毒され、逆に氷の蔦のようなものに捉えられてしまう。
髪飾りひとつ残してあとは全て吸収される、女の子が迎えるにしてはあまりにな最期に絶句。
弟子の女の子と同じような顔になっていたと思う。
蟲柱の声優の演技がとても凄かった。
呼吸もままならない致命傷を受け膝をついて涙を流していたのは妹の胡蝶しのぶだったと思う。叱咤を受け立ち上がったのは蟲柱胡蝶しのぶなんだろうな。責務を果たすために立ち上がったんだろう。泣くよこんなの。
他にも「わたし怒ってるんですよ。」「ずーっと怒ってるんです。」大事な人たちを次々に失った悲しみと鬼への怒り。煮えたぎるような怒りが伝わってきた。
声優、早見沙織さんは本当に凄い演技力だった。
そこから繋げるように
「大切な人は明日も明後日も生きている」「その幸せは絶対だよと約束されたものではないのに」と普段とうってかわって落ち着いたどこか悲しみを含んだような善逸の独白が入る。
命が失われるのはけして鬼のせいだけではないけど、鬼に奪われた未来があるし、鬼の脅威がある世界で生きてるんだよな
上弦の陸vs善逸のバトルが始まる。
同じ師匠の元で切磋琢磨していた兄弟弟子同士の闘い。
盛大な煽り合いからの開戦。
「俺とお前を一緒にすんじゃねぇ!!!」と獪岳の啖呵とともに、雷の音がバチンバチンバチンと鳴る。これがとても痺れる。かっけぇ。自分は昔から雷が好きなんだ。
そして獪岳のテーマが流れる。細やかに紡がれる音の中にときどきシャーン!と大きなシンバル(多分)の音が入る。中華っぽい音楽なのだが虎を彷彿とさせる獪岳にぴったりでとても好きなBGMのひとつ。すぐに善逸のテーマに切り替わってしまうのだが……サントラCDが楽しみ。
初っ端から善逸に首を切られてるのを見たときは
弱いのか……?と勘ぐったが
兄弟子だけあってなのか、霹靂一閃を喰らったのはこの初撃のみでこのあとは霹靂一閃が八連になろうが全てきっちりいなしてなんなら背後からの死角から繰り出された一撃も羅針があるわけでもないのに読み切って華麗にカウンターしていた。
霹靂一閃以外の技を全て習得しているのは相当な実力なのだろうと思う。あと技が全て格好いい。何度でも言おう、私は雷が好きだ。
青と黒のエフェクトのときは血鬼術が乗っていなくて、赤と黒のエフェクトのときは血鬼術が乗っているのか、鬼の力で強化されてるとかなのかな?
雷の呼吸の技をひととおり繰り出したのち善逸の編み出した新しい技の前に、呆気なく首を切られて討ち取られてしまう。この新しい型は善逸がいつか、兄弟子の獪岳と肩を並べて戦うために編み出した技。奇しくも、鬼となってしまった兄弟子の首を落とすことになった。
首を切られた獪岳と善逸は無限城を落下していくが善逸は鬼殺隊に協力している鬼に回収され命を取り留め、獪岳はひとり無限城へ落ちゆきながら消滅する。
戦闘シーンは他と比べると短いのだが曲も声優も雷のエフェクトも格好良すぎる。この映画の中でも非常に満足度が高い対戦カードだった。
善逸が兄弟子との決別を覚悟して獪岳を「兄貴」と呼ぶシーン
善逸を起点に無限城を走る青い雷。ここで、ぶっ飛ぶくらいに音量が上がる、クライマックスの迫力。間違いなく、クライマックスだった。映画館で見るためのシーンだ。鬼滅を何度も観に行く理由のひとつ。(雷繋がりで某漫画のキャラクターの熱い台詞、音量上げろ生前葬だ!!!を脳内で叫んだのは私だけじゃないはず)
血鬼術も雷の呼吸の特性と合わさってとんでもなく凶悪な効果で、努力を怠らず血鬼術をものにした獪岳も見てみたかった。それこそ上弦の名に恥じない強さを誇ったことだろう。
獪岳の過去回想があったのだが、幸せの箱に穴が空いていたのではいくら注いだって満たされないけれど、それでも鬼殺隊に所属し、鍛錬も怠らずに活動していたのを見るにそこまで悪いやつじゃなかったのではと思わずにいられない。
獪岳は何度も師匠と善逸に言及する。「教わった全てをだしてみろ」だとか「やっぱり贔屓していた!」とか。コンプレックスまみれだし、寺でも衣を受け取るシーンでも素直な喜びの表情がある。
憎みきれないばかりに、先にすべての型を使えるようにったほうが後継者。とか言ってとりあえず送り出していればとか考えてしまうくらい短時間で獪岳を好きになっていた。
黒死牟に命乞いを許されるだけの目に留まる実力を持っていた様子なのも好きに拍車をかけてしまう。
獪岳戦が終わったところで
vs猗窩座戦に戻って来る。
ここからはもうとんでもない、圧巻の戦闘シーン。
ばんばん切らせてばんばん再生して、殴って蹴って受けて、褒めて笑って対話もする。
猗窩座の戦闘スタイルがとても好きなのでずっと楽しかった。
キービジュアルにもなっている「始めよう宴の時間だ」は本当にテンションが上がったし、破壊殺・羅針の演出は何回見ても胸が高鳴る。
猗窩座、義勇、炭治郎の順で無限城の一部が迫り上がるのだが、強さの順番を視覚で叩き込まれる。こっから圧倒的強者との闘いが始まりますよ、と。
「お前の名は」
「鬼に名乗る名など持ち合わせてない!」
「そうか義勇というのか」
この流れで猗窩座に犬のような可愛さを見てしまった。
そうだった、強い者が好きで強けりゃ強いほど楽しくなるタイプだった。一緒にギアを上げてくれるタイプの強敵だった!!
上体を反らして空式を撃つシーンや、顔を間近に近づけてくるのが印象的なのだが特別好きなのが
義勇と猗窩座の、雫波紋突きと脚式 流閃群光の撃ち合い。
軽く上体は後ろに倒し、上げた片足はゆらっとさせた脱力したゆるい構え。めちゃくちゃ良い……!!!!
義勇が遠くふっ飛ばされる技なので憎たらしい威力でもあるが、それ以上に格好いい…!
義勇が痣を発現させたシーン
猗窩座「痣が発現……。速度が」
炭治郎「上がった!!」
っていう台詞割りだったように記憶してる。
この記憶が正しければこの2人仲良しでいいじゃないかと私の単細胞な脳が仲良しになれる判定をだしてしまった。だからなんだという話だが、殺伐と哀しみばかり続いたせいで脳が癒やしを欲している。
猗窩座は戦闘スタイルが多彩で
殴りも蹴りもカポエイラのような動きもする
柔軟多彩で見応えがある。それに引っ張り上げられるようにギアを上げる義勇の攻撃の嵐。
速度が上がった義勇に対して即座に順応してみせた猗窩座すら束の間だが圧倒する。ピアノの音とともに生々流転が猗窩座の足、両腕、頭を刀が空を切り裂く音なのか、鳥の悲鳴のような音をさせながらぶった切る。
左足以外ぶったぎられておきながらそれはもう楽しそうに「もっとだ!!」「お前の力はそんなものか?!」と笑う猗窩座の姿はなかなか滾る。そうだもっと戦え!!義勇もっとぶったぎってくれ!!!
長い戦いの末、過去の記憶を伝手に炭治郎が透き通る世界、無我の境地に入門。
その異質な存在感に武人としての猗窩座の本能か、はたまた無惨の血による生存本能なのか「今すぐに殺さなければ」と、独白した次の瞬間には足元に御馴染み破壊殺羅針の陣が出現。超絶シームレスに即殺モードに入る。この無駄のない判断力こそ生前から持つ猗窩座の強さだ。
右手を顔の前に、左手を腹の前に構え、
ぶんっ、と振り下ろして発動。
「終式·青銀乱残光」
羅針の先端に配置された複数の猗窩座(多分闘気のようなもの)によって、ほぼ同時に打ち込まれる約百発の乱れ撃ち。
この複数の猗窩座はあくまでイメージっぽいんだけど、どっしり構えて重量を感じる存在感があって
とても好き。表情も良い。
痣を発現させ、一度は猗窩座を圧倒していた義勇の凪でさえも全ては受けきれない大技の中の大技。
無限城に大輪の花火が咲く。
氷、蟲、花、水、雷、花火、雪の結晶。
この映画は本当にてんこ盛りだ。
炭治郎が無我の境地を会得したからか、
羅針が反応しなかったのだろう。
脅威を取り除いたと勘違いした猗窩座が背後の炭治郎に気づかづについに義勇へ「鬼になろう」と勧誘を始める。
鬼になっても、命を奪われる運命の一撃には気づけないのか。と、ここに書いていて思ってしまった。
勧誘を受けている当の本人は猗窩座の後ろの炭治郎の動向に夢中なので、猗窩座の台詞はよーく聞かないとちゃんと聞こえない。ここらへん煉獄さんなら「ならない!」って返事してそう
煉獄さん譲りの実直さか炭治郎の真面目さか、その両方 か。猗窩座!お前の首を切る!と宣告。そして迎撃態勢の猗窩座の首をきっちり切り落とす。主人公、格好いい!切られた首をくっつけようと粘る猗窩座の頭を義勇の刀が貫く。猗窩座の首は身体を残し落ちて、ついに灰になって消えた。
束の間、首を切った猗窩座の身体が構える。咄嗟に刀を握る炭治郎の手を踏みつけ、蹴り飛ばす。頭がなくてもかっけぇ。
闘いはまだ終わってない!!!
まさかの開戦!!気を失った炭治郎を庇い、ひとり猗窩座に立ち向かう義勇。不屈の姿に、猗窩座はかつての師範の影を見る。鬼になったときに失った人間時代の記憶の影法師。そうして記憶を取り戻してしまう。思い出したくもない、救いたかった親と大事にしたかった人達と何の約束も果たせず何も成せなかった弱い自分。惨めで滑稽でつまらない話を…
文字数がいっぱいになったのでここまで。
本当に楽しい映画だった!何度でも見よう!永遠に語り合おう!
心が震えた、魂がぶつかる瞬間 ― 無限城編 第一章 猗窩座再来
映画『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』は、まさに心を震わせる体験でした。
圧倒的な映像美と緊迫感あふれる戦闘シーンに息を呑み、スクリーンから目が離せません!猗窩座と炭治郎たちの戦いは、ただのバトルではなく“生き方”そのものをぶつけ合う魂の衝突で、胸が熱くなります。猗窩座の信念や過去に触れるたび、敵であるはずの彼の人間らしさに心が揺さぶられ、音楽と演出が完璧に調和し、ラストでは涙が止まりませんでした。
この感動は言葉だけでは伝えきれず、思わずnoteに書き残したくなるほど…。
シリーズの中でも特に心を掴まれた、圧巻の一作です。第二章も楽しみです!
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