劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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若者達に礼儀有り
夕方の回で入りました。中高生の集団や高校生カップル等予告編では喋りまくりで、一本後にすればと後悔。いざ始まってみると見事に静まり返ったので安心して観られました。ただ、TVフォーマットを繋げた構成、鬼の生い立ち回想で戦いのスピード感が一瞬で切り替わる連続高揚感を削ぎ、マイナスに働いた気がしました。各上弦の鬼単独話で見せた方が面白いと言うか、元々TV用で製作していたものを繋げたのではないかと思う位でした。猗窩座の回想だけでじっくり1話分。鬼が首を斬られ死ぬまでの時間で人に戻る、人間性を取り戻すには必要な要素なんだけれど、長すぎた。流石にあれはダメだ。出だしうぉー、後半尻すぼみしてしまった。
原作の世界観を見事にアニメ化して見せた大傑作
2020 年に公開されて日本アニメ映画史上歴代最高の興収益を挙げた「無限列車編」から5年、遂に無限城編が公開された。無限列車編が映画の尺に丁度良かったのに対し、無限城編は遥かに長尺の物語となっているため、1本の映画には収まるまいと思っていたら、やはり複数の章立てになるようだ。この第一章の内容は、主に我妻善逸と兄弟子の獪岳(かいがく)、胡蝶しのぶと上弦の弐の童磨、竈門炭治郎および冨岡義勇と上弦の参の猗窩座との対決が見どころになっている。
まず、無限城の内部表現の見事さに目を奪われた。コマ割りで描けば良いコミックと違って、アニメの場合は建物の連続性や空間配置などに誤魔化しが効かず、緻密で膨大な 3D データの入力が不可欠となる。あそこまでリアルな空間を表現するには、一体どれほどのデータ量になるのかと呆然とさせられた。あの空間を見せて貰っただけで、既に十分に代金の元が取れたような気になった。しかも、視点が常に動いていてパンしたりしているので、同じシーンの繰り返しでは対応できず、常に新たなコマの追加が求められることになり、担当スタッフはさぞ大変だっただろうと苦労が偲ばれた。当初の見積もりでは、レンダリングだけでも3年半かかるということだったらしいが、ソフトの改良によって劇的に短縮できたそうである。
脚本は、無限列車編同様に、原作の台詞が全く省略や追加なしに使われているところに惚れ惚れした。原作者の言葉へのこだわりに多大な敬意を払う制作態度には、深く敬服を禁じ得なかった。台詞が変わっていないということは、原作漫画を読んだ人なら、次に画面で何が起こるのか全て分かっていることになるのだが、それでもこれだけ観る者が魅了されている理由は、原作のストーリーの良さを最大限に活かすアニメの品質の高さに他なるまい。
息を呑むダイナミックな戦闘シーンも魅力的である。コミックではアクションはあくまで読者の想像に委ねられている部分があるが、アニメでは全て見せる必要がある。その見せ方が、読者の想像を遥かに超えていることが、アニメを見る醍醐味なのである。技を繰り出す時の人物の動きも非常に自然であるばかりか、本来見えるはずのない特殊効果も素晴らしいリアリティとスピードで見せてくれるので飽きることがない。
アニメとコミックの大きな違いは音が聞こえるという点でもある。特に、登場人物の声は重要で、イメージと違う声が聞こえてきたりすると途端にガッカリさせられたりするものだが、このシリーズについてはまずその心配はない。炭治郎をはじめとする鬼殺隊のレギュラーメンバーもさることながら、今作では童磨を演じた宮野真守と猗窩座役の石田彰の演技の素晴らしさは特筆に値する。童磨の人当たりの柔らかさと残忍さが同居する様子や、猗窩座のひたむきさに加えて、感情に揺れる時の演技の幅の広さに痺れた。
無限列車編も今作も、物語上大きな存在だった人物が物語から退場するところに大きな感動を覚えるのだが、無限列車編の煉獄杏寿郎が猗窩座の誘いを断り続けて、柱として無念の最期を迎えるところが観る者の涙を搾り取ったのに比べると、今作の感動の種類はやや異なる。この原作では、鬼の側にも汲むべき事情があり、斃した鬼に同情して炭治郎が涙するような場面もあるのが物語の深みを増しているのだが、これは、鬼畜米英という教育を徹底されながら、倒した敵兵を手厚く葬って墓標まで立ててやっていた旧日本軍兵士に通じるものがある。今作では、猗窩座が何故強さを求めて弱いものを憎むのかという話が展開されるが、猗窩座の場合は手段が目的化してしまっており、際限なく道を極めても満足は得られない地獄に足を踏み入れてしまっている。まるで、何のために総理になったのかも自覚せず、国民から見捨てられても地位にしがみつくばかりの何もかも見苦しいどこかのデブのようである。自分を取り戻した猗窩座が見せた行動は、同情するに余りあるものであり、どこかの総理にも是非見習わせたいものだった。
それぞれの登場人物の人となりを深く描いて見せていた無限列車編に比べて、無限城編は物語の進行に主眼が置かれていて、やや物足りないところもあったが、今後の展開に期待したいところである。音楽も無限列車編に劣らぬ力作だったが、「炎」のように、それを聴いただけで涙が込み上げるというような曲はなかったのが惜しまれる。それでも、原作の持つ魅力を圧倒的な画力と音楽で提供しているこの映画は大変な傑作である。続編が待ち遠しい。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4=100 点。
ブームが終わってから興味持った勢です
原作を知らないまま直近公開前にあった総集編アニメを完走してから臨みました。
辛口コメントをしてる方も案外多いというのを確認した上で観てきましたが、私も正直【退屈】という感想が残りました。
映像美はたしかに素晴らしかったですが、感動したのは落下シーンのみです。
人間ドラマに時間を割き過ぎており、消化不良感が残りました。
悪い意味で気になる点があったのでマイナス表現の感想になってしまいますが三部作の序章ということですし、こんなもんでしょう。
起承転結の起程度の内容だろうし面白くなるのはこれからだと思います。
話題のタイトルだったため期待値を勝手に上げて行ってしまいましたが、作品に触れたばかりの私にはハードルが高かったかもしれません。次作公開前におさらいはしたいかな?
回想も上映時間も必要なもの
原作未読勢が不満を持つのはまだ分かるが、原作読んでいる人が上映時間の長さや回想について批判する理由がわからない。
上映時間が長いことは観に行く前からわかっていたはず。多少疲れるのは承知の上で観に行ったのではないのか…?2時間半座ってるのが無理なら初めから行かなきゃいいと思う。
回想シーンについては、映像になったことで確かに多少の間延び感はあったが、ストーリー上必要なので仕方ない。回想シーンを削ったらどうなるかを想像してみて欲しい。それこそ話がぶつ切りになって繋がらないだろう。回想の内容が現在の思考や行動に繋がっているのだから、必要なものだったと思う。
あっちとこっちで同時に色んな出来事が起きる無限城編、映像にするのは構成がすごく難しかったと思う。それでも猗窩座との戦いが終わってEDと、1本の映画として綺麗な終わり方にしてくれたのは本当にすごいと思う。
何度でも観に行きたいと思った。
個人的には観終わった後、「え、もう155分経った…?」となった。話に入り込んで観ていたらあまり時間の長さが嫌になることはない気がする。
UFO tableのガチ本気!ただし…
作画、ヴィジュアル、表現・・・1000/10
音響・・・・・・・・・・・・・8/10
シナリオ、展開・・・・・・・・7/10
まず圧倒的なヴィジュアルであり、とんでもない努力と研鑽の賜物であることは想像に難くない。日本人として、本作を最速で母国語のきちんと表現されたニュアンスで観られる事に心から感謝申し上げる。
<しのぶvs童磨>
圧巻の出来と言える。特に早見沙織さんの感情の乗せ方が素晴らしすぎて鳥肌が立った。また百足蛇腹の演出もとても格好良く、本当に素晴らしいとしか言いようがない。
<善逸vs獪岳>
本作公開よりかなり前にファンアニメがSNSを中心に広く出回っており、細部は置いておいて正直中々格好良い出来だった。だからこそUFOテーブルが公式としてどのような演出にしてくるのか、ファンアニメをどう超えてくるのか、実は最も本作の中で興味深い戦いだった。
結果、非常に格好良く描かれており満足ではあるものの、悪く言えば及第点、といった印象であった。首を切った時に流れているBGMは、善逸といえば!のBGMのアレンジverであるが、もう少しアレンジを弱めたほうがより「行け善逸!」感が強まって良かったのでは、と個人的には思う。
<炭治郎・義勇vs猗窩座>
さて各所で賛否両論が巻き起こっている部分だ。
否として言われる最たる部分は、「回想長すぎ問題」である。これは確かにその通り…と思うものの、それが無ければ鬼滅は鬼滅たりえないとも言えるので、致し方ないだろう。敵である鬼にもドラマがある、そこにきちんと光を当てる、それが鬼滅の刃だからだ。
個人的に、また少々強引に批判をするならば、ヒノカミ神楽をもう少し丁寧に扱って欲しかったという想いがある。
あのアニメ一期19話での、ヒノカミ神楽を始めて使ったときの「特別な技」感。
無限列車編で列車と同化した鬼「魘夢」の首を切った「ヒノカミ神楽・碧羅の天」の圧倒的ヴィジュアルとやはり「特別」感。
炭治郎がヒノカミ神楽を使うたび鳥肌が立ち「うわすげぇ…綺麗…かっこよ…」となっていたあの気持ち。
その後遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古編と進んでいくにあたりヒノカミ神楽を当たり前のように使っていくようになるが、いわゆる「日の呼吸」の型であるヒノカミ神楽に関しては本来もっともっと特別視されるもの(≒とアニメ上で表現するべき)であると思う。
義勇が炭治郎の実力は柱に匹敵すると言及するシーンでも、もっと驚いて欲しいしヒノカミ神楽を特別視して欲しかった。(ただ原作通りなので仕方ない事は分かっているが…)
<総評>
上記最後に言及しているが、良くも悪くもシナリオに関しては「本当に原作通り」である。ヴィジュアル・演出に関してはもはや右に出るアニメはないであろう。
<蛇足>
ここからは多分に筆者の妄想が入るが、個人的にこの無限城編では「大勝負」をしてほしかった。原作における無限城での戦いの時系列をいじって、例えば猗窩座戦を無惨戦の直前に持ってくるなど猗窩座戦を特別に扱って欲しかったと思う。それくらい、無限列車編がとんでもなく素晴らしい作品であったし、杏寿郎との因縁ももっともっとこすって(笑)キッチリ昇華して欲しかった。
無限城第一部
善逸vs獪岳戦を前菜に、しのぶvs童磨からカナヲ・+αvs童磨をメインの戦いとして描く。
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無限城第二部
その他の戦い、???vs鳴女(鳴女の過去含)を前菜に上弦の一戦をメインの戦いとして描く。映画ラストで猗窩座が炭治郎たちの前に落ちてきて「猗窩座ァァァァァァァ!!!」で次作へ続く。
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無限城第三部
杏寿郎の半生、杏寿郎vs猗窩座戦を回想(ファンブックに載っている杏寿郎の過去編は時間に都合がつけば)、炭治郎や槇寿郎らの杏寿郎への想いを再確認した上で、炭治郎の瞳に映る杏寿郎が語りかける…
「心を燃やせ」
そして瞳に映る杏寿郎が猗窩座へと移り変わり…「猗窩座ァァァァァァァ!!!」から猗窩座戦開始。その後そのまま最終無惨戦へ突入。
自分は映画が三部作であると分かった時からこんな妄想をしていた。
当然原作のシナリオ時系列を改変しているので多分に矛盾があり修正が必要だが、それでも勝負する価値があったのではと勝手に思っている。(「原作改変とかふざけてんのか!」ととてつもない批判にさらされるでしょう(笑))
さぁ、第二部はいつになるかな。
無限城がすごい。
やはり売れ線のタイトルということもあり、アニメーションとしての出来はとても良いと思いました。
また無限城の書き込みやスピード感のある建物の動きは感動して涙が出るほどでした。
鬼滅の刃はアニメの頃から回想シーンが多く
非常に中だるみがしやすい構成を取っていましたが、映画で150分もその構成になると原作を読んでいてストーリーを知ってる分「早く!次!」という退屈さを感じました。猗窩座の回想シーンは一瞬寝かけました。
1つの映画に3つのストーリーを入れこんでいる分、場面転換が多いと今どうなってるかわからなくなる人にはオススメできません。
「一方その頃」的な少し転換が多いです。
私は元から無限城が見たかったので、より映画序盤で満足してしまいましたが、猗窩座を好きな方からしたらあの背景ストーリーを美麗なアニメーションで見れることに価値を感じれると思います。
いまさら映画で見て認識したのですが、猗窩座って自分で気づいて自分で勝手に死んでるんですね。
まさに最終決戦!猗窩座vs義勇は圧巻!!
非常に原作に忠実に作られている!
それは間違いない!更にところどころで他の隊士たちの戦闘が補完されて描かれており、無限城での鬼殺隊の隊士たちが懸命に柱を支えている姿が観られて嬉しいし分かりやすかった。柱稽古の成果を!と叫んで柱達を先に行かせる姿に、絶対にこういう場面があったはずと思って、まさに一丸となって…という感じがよく伝わってくる。映像も綺麗で、戦闘シーンの迫力は言う事無し!猗窩座戦の義勇の本気もカッコ良すぎる!痣がでて覚醒した後の戦闘シーンは、音楽と相まって繰り出される技が流れるよう!で迫力があって引き込まれる!
…ただ、色々なレビューで言われている通り回想シ−ンは長い…。でもそれは原作に忠実に、個々のファンが満足できるようにした結果なんだと思う。大体無限城編が詰め込みすぎなくらいなんだから…。童磨と伊之助の因縁はさすがに無理があるんじゃ…と思ったし!編集で工夫できるはずだけど、それで削られたシ―ンがあったらファンが納得しないだろうし。個人的には猗窩座のエピソードは感涙もので好きなんだけれどちょっと疲れてしまった。しのぶに始まり善逸、猗窩座…と、見所というかクライマックスの波が次々に来て、感情がついていけなくて疲れるんだ。
次回は編集を工夫して…と言いたいところだけど、絶対に無理でしょう。次に来るエピソードを思えば…。何一つ削ってくれるな!と思うはず。原作に忠実に作ってくれていると思って観に行こうと思う!
回想長くて泣けないけど最高に豪華な映画だった
鬼滅の刃という圧倒的な作品をこの映画料金で観れて本当に幸せ。ただ回想シーンが長すぎて戦闘シーンの興奮が冷めてしまったのは残念。だから今回は泣けなかった。戦闘シーンは大迫力で大興奮、映像も音響も最高に豪華で贅沢!続編が早く観たい。
マナーの悪いカップルに…
映画は良かった!
愈史郎推しなので出るまでワクワクした。
童磨やっつけるまで期待したけど、さすがに無理だったか…。しのぶさんカッコよかった
猗窩座長かったなぁ…。後からコミック読み直したら漫画の方が感動した。
良い席に座りたいので前日にチケット購入して、ドキドキワクワクしながら映画館へ。1番後ろの席の真ん中へ早めに座ってゆったりしてた。
ギリギリにきた女に「席交換して貰えませんか?」と。即答で「嫌です〜!」と答えた。
席間違ってんのかなって焦った分腹たった。するとカップルに挟まれて座ることに。気持ち悪くて席変わった。
今になって変わんなきゃ良かった!!!と。鑑賞中もざわついて気分悪かった。
ここに書く事じゃないけど、あわよくば席変わって貰おうと厚かましい2人組がいるので、お気をつけください〜
誰がなんと言おうと素敵な作品、侮辱するな
アニメーションは歴代物
ufotableの作画、アニメーションスタッフは完全に痣が出現してるレベル。
これは大袈裟でなく、冒頭からイカれた映像。
CGだろうが音楽、演出、世界観のクリエイティブ能力が高い。
本当に頭から最後までとんでもなく動く上、漫画のコマ1つから作り出す創造性は素晴らしい。
アニメ大国の日本人でもこんな映像観るのは初めてだろうというシーンが多く、それだけでこの作品の価値は爆上がりしてる。
ただ、無限列車編の桁違いの興行収入を超えるのは無理じゃないか?とも思う。
と言うのも構成に無理がある。
これはアニメーションとしてではなく、原作漫画の構成がそもそも難しい。
柱稽古編の時から思っていたが、原作漫画でも1番盛り上がってくる無限城編をどういう形で作るか。
テレビアニメか?映画か?
おそらく無限城1発目はやはり映画で行きたいはず。
しのぶ
善逸
猗窩座
この3人に焦点を当てたい。
どれも鬼滅の刃を語る上で大事だ部分だ。
では映画という媒体でどこまでそれをやれるか?
おそらく2時間は超えるであろう尺。
鬼滅の代名詞である回想シーン。
バックボーンを見せることで敵味方関係なくキャラの厚みを持たせ、感情移入を誘う。
これまでのテレビシリーズでも何度も回想シーンで涙腺爆発した人達は多いはず。
ただ、今回は1本の映画に上記の3人に加え童磨、炭治郎、獪岳、その他、何度も回想シーンが折り込まれる。
凄まじい作画演出の戦闘が始まってもその数秒後は回想シーンに入る。
幾人もの回想が重なると流石にどこに集中すれば良いかわからなくなる。
と言うより無意識に意識が左右され、集中力が切れやすくなる。
無限城編を作るにあたりこれは仕方ないことだとは承知だが、かなり疲れる。
それは大人である我々ならばいいが
映画館の半分は子供だ。
その子供達はキツイだろう。
鬼滅の刃の『いい部分』が
映画に詰め込み『悪い部分』になった感は否めない。
原作漫画であんなに感動した場所が、少し退屈で億劫な部分となっていた気がする。
鬼滅でも屈指の感動回想シーン狛治の過去も、散々他の回想を見せられた後で、精神的にも尺的にもキツイものとなった。
とてもいい話なのだが
もういい。早く冨岡と猗窩座を見せろ!!と言う気持ちになってしまうのは少し残念だった。
かなり漫画に忠実に進んだ為こればかりは仕方ない事。
アニオリシーンもかなり良かったし何も不満はなかった。
変に改変されるとそれこそ元も子もない。
こんなキツい構成でufotableは素晴らしい仕事をしたと思う。
後に2作無限城編が残っている。
次はおそらく童磨戦、伊之助の過去が語られるだろう。
期待して待ちます。
みんなにオススメしたいし、何度でも観たい‼️
鬼滅の刃無限城第一章猗窩座再来
無限城の中柱炭治郎など落ちていくシーンは、
アトラクションに乗ってるみたいで綺麗でした。
しのぶ童磨のシーンも原作通り良かった。
善逸とカイガクのシーンはもう少しアクションが派手でも良かったですかね。
あっと言う間に終わってしまったて感じました。
猗窩座は上弦の鬼の中で1番好きなので、人間の時のハクジの回想シーンは涙を誘いました。
2時間半長いと書き込み多かったけどあっと言う間に終わりました。
第二章が楽しみです。
童磨対カナヲ之助、鳴女対愈史郎、上弦1対無一郎ひめじまさん、不死川と玄弥の兄弟愛
楽しみ過ぎます
鬼滅の刃の『型』と映画というフォーマットの食い合わせの悪さ
原作漫画未見。
TVシリーズ、前作劇場版は後追い。
以降、TVシリーズはリアルタイムで視聴した者の正直な感想です。
物語や映像の素晴らしさは言うまでもなく無く満点。
2時間半の上映時間に、1分1秒でも長く見たいというファンにとっては感謝しかありません。
しかし、上映開始からおそらく2時間くらいになってきた頃に睡魔が…。劇場内でもちびっこがトイレに何度も離席し始め…。
これはタイトル通り、劇場用映画の構造上の欠点から来るものと感じました。
今回大きなバトルが3回ありますが、鬼殺隊側・上弦の鬼側、それぞれの回想シーンがあり、トータルすると5から6エピソードになります。
もちろん上弦の鬼側の回想シーンがある事はTVシリーズからの流れであれば『お約束』なのですが、それはTVシリーズの30分という尺で分割されていれば気にならなかったことです。しかし、バトルの途中でこれほど流れが分断されてしまうと、マンネリ感が生まれて緊張感が損なわれてしまう欠点でもあります。
加えて無限城という背景が変わり映えしない場所というのも飽きてしまう一因かと…。
おそらく制作陣もこれは百も承知かと思いますので、次回作、次次回作ではこれらが解消されるよう、また、途中で飽きてしまったちびっこ達や鬼滅の刃を知らなかった方々に本作が不当に評価されぬよう願い、敢えて☆3つにしました。
第二次鬼滅ブームとなるか?…
良かった点としては、原作のエピソードが削られることなく完全再現されており、登場人物に敵味方問わず、魅せ場が用意されています。演出も素晴らしく、一つ一つの絵が力強く、かつ流麗に動き、音楽や声優の迫真の演技も相まってアニメ映画としては最高峰のクオリティに仕上がっていると思います。
ただし、他のレビューでも言われているように、兎に角戦闘中の回想シーンが多くて、長いです。合間に挟まれる回想シーンのせいで折角のスピード感ある戦闘にイマイチ没入できないです。鬼滅の作品規模からして、いわゆる推しキャラも相当数いる為、制作側としても原作のエピソードを下手に削るわけにはいかなかったのではないかと思います。(それにしてももうちょっとなんとかならなかったのか…
ひとつひとつのエピソードはしっかりと見応えあるものの、やはり映画の規格で観るとややダレる印象は拭えませんでした。元々地続きの漫画の物語で当初は映画化を想定しておらず、加えて根強い原作ファンが人気を支えている為、映画としてのバランスよりも原作の再現に比重が傾くのは致し方ないのかもと思いました。以上の理由からは鬼滅の刃ファンであればあるほど楽しめる作品ですが一つの映画としては、まずまずといった感想ですね。
これまで見た中で最高の映画です
正直映画が始まるまでは原作と順番が変わってるんじゃないか?とか予想してましたが、忠実に再現されてました。
そして、大好きな善逸のシーンもコミックスなら先生のコメントだけで終わってた回想シーンが加えられていて大満足です。
猗窩座の部分もコミックスでは読みづらかったんですが、映画で改めて見ると感動してしまいました。忍さんの場面といい原作が映像になることで表現が豊かになっていて感動の嵐でした。私が見たアニメ映画の中で間違いなく最高の作品です。第2部も楽しみにしてます。
【鑑賞感想追記】TVを映画館で見ると思って見るべき。
これは映画ではなく、TVシリーズの正当な続編なので、初見さんお断りの作品。
初見さんはまずTVシリーズを1話から見てから来て下さい。
無限列車編は完全初見でも通用したようだが、今回は違う。むしろネタバレになってしまう為、鬼滅の刃を見た事がない人は来ないで下さい!と強く引き止めたい。
映画を見る前にシーズン1くらいは見て下さい。
(恐らく一期を見たら続きが気になってその後も一気に見るでしょう)
鬼滅の刃の一期目が気に入らなかったら二期もこの映画も見る必要はありません。
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このサイトでは1つの映画につき1アカ1感想しか書けないようなのでこちらに追加で感想を書き込みます。めちゃくちゃ長文ですみません。
⚠️↓映画鑑賞後の感想↓⚠️
3日目に鑑賞。一期の放映からずっと毎月鬼滅アニメを繰り返し視聴しつづけていて、原作は未読だが大まかなあらすじやオチは知っています。
【全体的なムーヴメントについて】
今回の映画は無限列車編と違って"映画"というスタイルではなく、TV版の予定だった無限城編第一章をそのまま繋ぎ155分にまとめた、総集編のようなもの。
これは中抜きのTV局を省き、「原作者、出版社、アニメ制作会社、スポンサー」で直接収益を分け合うというスタイル。TV局に頼らなくても映画館から直接収入を得るのだ!っていう新時代到来を感じた。
宣伝やグッズ制作などTV局が仲介にいないメリットがかなり多いと思う。
その為に、映画制作と同時にグッズ制作も大量に行われた。過去のアニメ作品でここまで大規模なプロジェクトは見たことがない。
ジブリ系ですらもやったことが無い、日本初の新しい売り方。そして成功したと思う。
動員数も前回の無限列車編とNetflixなど配信サイトでの視聴数から大体の予測がついていたと思うので公開から一週間は映画館を全ジャックする勢いでシアターの占拠が出来た。これ自体普通の映画では無理。前回の無限列車編で確固たるファン層を獲得している鬼滅だからこそ出来た事。
映画館側もコロナ禍での無限列車編の経験から必ず大ヒットを確信して無限城編第一章公開日に合わせ大規模な工事をして、公開と同時に全国各地でIMAXシアター、4Dシアターの完成お披露目をした。
そして同時多発するコンビニや銭湯やレストランとのコラボ。仕掛け花火のように次から次へと順番に乱発していき、飽きさせない工夫。
2週間おきに入場特典も変えてリピーターへのご褒美無料配布。駅から映画館までの道のりも商店街とのコラボで壁画がずらり。コラボカフェも各地で開催。
いやはや、お見事!こんなデカい祭り見たこと無いです。
このピタゴラスイッチのような展開はとても感動しました。是非、裏方さん達の活躍を「仕事の流儀」や「プロジェクトX」で見てみたいと思ったくらいです。本当にプロデュースや営業が上手かったと思いますね。
しかもこれ、今回は日本だけではなく世界規模ですからね。各国それぞれ別の無料配布&番宣&コラボ。ジブリでもここまではやってない。サブスク配信の波に乗った鬼滅だからこそ出来た技です。
この企画に参加できた方々が羨ましい。
歴史に残る大仕事だったと思います。まだ第一章なので今後もまだまだあと5年は続くと思いますが頑張って下さい。応援します。
【映画館シアター選択】
IMAXを選択してしまい少し後悔した。予告編の音が鼓膜に突き刺さる。耳が敏感な自分には厳しいと思った。が、本編始まるとそこまで大音量ということも無く、戦闘シーンでも耳は無事でした。身体に響く地響きがすごくてお腹にビリビリとくる。TDLの室内アトラクションを体験しているようでした。
【導入部について】
内容はTV版の総集編のつもりで見に行ったものの、柱稽古編のラスト、無限城に落ちるシーンを
あれだけ引っ張った割には着地後は「スンッ」となってしまった。炭治郎と義勇のコメディ?とか無しで緊張感を持って進めて欲しかったな…と思う。
【無限城背景について】
無限すぎて驚いた。力入れ過ぎ。インターステラーですらそこまでやらんよ、と思ってふと疑問に思う…あの地平線?の光は…何?一期終盤のパワハラ会議の時の無限城は何処へ…?
私のイメージはラピュタの飛行石ブロックが上下左右に動いてるようなイメージだったので光の地平線がある事に驚いた。
猗窩座vs義勇戦での背景に滝があったのは素晴らしいと思った。童磨部屋でも流水が見たかったなぁ。
【戦闘シーン】
ちょっと少ないかな…
個人的に思う鬼滅の感動パターンは
①小競り合い
②敵の大技を食らい不利な状況
③仲間の回想、からの仲間の協力
④敵の必殺技で味方大ダメージ
⑤炭治郎回想、からの大技発動
⑥大一番ド派手に首切る所を3カメで抜いて決め
⑦敵又は味方の死に際の過去回想
⑧炭治郎の感想でおわり。
なのですが、今回は⑥が無かったので少々味気無かった。代わりに猗窩座の自害が入りましたが…、正直あのシーンはもっとドラマチックに演出して欲しかったなぁ…。猗窩座もボロカスに泣いて欲しかった。
今回は猗窩座主役と言っても良いレベルなので、炭治郎の大技が無い分、猗窩座の自害をもっとクライマックス感出して、そのままエンディングソングに繋げて恋雪との思い出水彩イラストを出し、最後は花火で締めても良かったと思う。
エンディングソングは恋雪と猗窩座の歌で泣ける歌にして欲しかった。
猗窩座の自害でホロリと来てる時に激しいロック曲は…うーん。猗窩座専用の曲作っても良かったんじゃないかな。
ちなみに、私は猗窩座が嫌いなので全く猗窩座の回想では泣けなかったですが、猗窩座主役の回である事は確かなのでそんくらいやっても良かったんじゃないかなと思いました。やるなら突き抜けろ、という感じで。
【胡蝶姉妹】
猗窩座主役だから仕方ないとはいえ、あんだけ柱稽古編で引っ張っておきながら…こんなすぐ退場??って拍子抜けしました。原作通りなのだろうけども、もう少し感情移入させて欲しかった。
カナエさんの回想も、もう少しあっても良かったと思う。
回想シーンが多いとか長いとか言う人もいるけど、上手くやればそんなに気にならないはずなのです。要はアニメに集中させる手数と技量が無かっただけなのでは…と思う。(この辺りで「背景に時間取られたのかな?」と思い始めました)
原作に忠実過ぎてセリフも短いのだから、そこは演技と演出でバトルシーンを盛り上げないとアニメの意味が無い。格ゲーみたいなワンパターンの戦闘シーンはちょっとがっかり。
童磨も童磨で想像以上に動かなくてがっかり。
半天狗の喜怒哀楽達の方がよほど動きと絶望感があり怖かった。
しかし、童磨戦はvsカナヲ&猪之助が本番だと思うので次回に期待してます!きっと氷キラキラでグルグル動く技を沢山見れるでしょう。
【善逸vs獪岳】
いや正直今回の映画で一番"鬼滅らしかった"戦闘シーンはここですね。ここに到達してやっと「あっ、鬼滅見てるんだった」と思えましたね。
BGM、セリフ、映像、演出、どれもが"いつもの鬼滅"でした。
初めて雷の呼吸全技が見れたのでめちゃくちゃ興奮しました!獪岳の技の色味もカッコよかったし善逸の回想で獪岳が鬼殺隊にいた事など新事実を知れたし善逸目線での鬼殺隊の裏側?が見れたのも良かった。
時間配分的にしのぶvs童磨戦と同じかちょい短い位のはずだと思いますが、善逸vs獪岳戦は体感5分程度しか無いように感じました。
上手くやれば、時間なんてあっという間だ!短い!と感じるものなんですよね。
【透明の世界】
今回一番興奮したのがここ。炭治郎の回想でお父さんが出て来たシーン。死ぬ10日前に熊倒す?!とか、透明の世界?!?!って初情報だらけで大興奮しましたね。お父さんの戦闘シーン、初めて見たけどめちゃくちゃカッコよかったし!
熊倒す時の構えが水の呼吸壱の型に似た構えでぐっと来ました。(鱗滝さんが手鬼を倒した技)
正直、炭治郎の父は病弱なので戦えず、ただ祖先からの伝承を炭治郎という強キャラに伝える為だけのNPC的存在だと思っていましたが、ここにきて一気に「鱗滝より強いのでは?!」と思うようになり、ぐっと興味が湧きました。
恐らく私、このシーンだけ前のめりで見ていたと思います。めちゃくちゃ興奮しました。
善逸戦と炭治郎父の回想シーン、この2つはいつもの私が好きな鬼滅アニメでした。
透明な世界習得後の炭治郎が大技を繰り出して終わりかと思っていたら猗窩座がゾンビ化して…やっと楽しみにしていた猗窩座の回想!来るー!ってワクワクしていたのですが…
……なぜか全く心が動きませんでした。
以下、感情移入出来なかった原因。
狛治の性格。ヤングケアラーなのにカッとなりやすく暴力的、利己的という矛盾。正反対の性格過ぎてこんな矛盾した人間いるの?と疑問。
金が必要なのに真面目に働かないし。真面目に働きながらスリもしていた、なら納得出来たかも。
もうしょっぱなから、ここでひっかかってしまい、その先の話も全く同情できなかった。
素流の師匠も、なぜそこまで妬まれるのか?67人もの男が集まって噂話を信じて毒を盛る程の恨みとは???にわかに信じがたい。
それらの裏付けの映像が無くてナレーションのみで済まされたのも謎。
全ての設定が雑すぎて中々感情移入出来ず。
うーん…?と思っていたらカッとなり67名皆殺し。まぁそこは鬼の素質有りって事で納得しましたが、いかんせん狛治時代の話のフックが弱い。
もっと悲惨な過去を想像していたからかな〜?狛治が利己的すぎて自業自得感が否めない。
ただただ、カッとなりやすい田舎ヤンキーDV男が中卒で結婚しました、という話に見えてしまって心は覚めきってしまいました。
でも、これは原作がそうなってるんだろうから仕方ないと思うし、周りは皆そろって号泣したそうだから納得出来ないのは私だけみたいなので、単純に話の設定とキャラが私好みではないってだけだと思う。
猗窩座の過去が一番のクライマックスという事は事実として理解しているので、アニオリでもっと盛り上げて欲しかったな、というのがアニメとして残念だった点かな〜。
特に打ち上げ花火のシーンなんか過去の日本のエンタメで散々作られて来たんだから思いっきりドラマチックに描いて欲しかった。
炭治郎のキメシーン無いんだからここでCG360°カメラワーク使わなくてどうすんの!って思いましたね。
その後は上の方に書いた通り、恋雪と狛治の歌で閉めて欲しかったな、という感想です。
【総括】
まぁまぁな感じでした。お話の途中なんだし、つまらなかったわけでもないし…かと言って期待値は超えなかった。猗窩座大嫌いだし。
なので、点数は2.5です。
三部作の導入部ですからね、まだこれからだと思っています。
黒死牟編に一番期待しているので、第三章はもっと良い出来になってトータルで第一章も含めて「無限城編良かったよね!」と思いたい。
一期の19話、遊郭編、無限列車編などを超えてくれる事を期待してます。
もう鬼滅は日本だけではなく世界のアニメ界を牽引するビッグコンテンツになってしまいましたので、失敗が許されない。その責任はとんでも無く大きくて、私達視聴者には到底想像出来ないレベルのプレッシャーでしょう。
でも、アニメ界の大きな転換点、特異点を作り出す大仕事に関われる事は素直に羨ましいです。
次回も皆さん頑張って欲しいです!
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