劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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愛>力
地獄のような救いのない世界で、最後は家族愛だけでもがき続ける登場人物に、涙無しでは見られなかったです。
鬼滅は無限列車しか見ていませんが、丁寧に説明してくれるので楽しむことができました。もちろん漫画やアニメをしっかり見て細部まで理解できたら良かったですが、全3章でもこれ1本で映画として成り立っています。
1つ思うこととして、音を小さくする・減らす・消すことは諸刃の剣であることです。クライマックス以外にも多用されており、映像に自信があるこその演出だとは思いますが、音の印象が全然ないです。今作は全世代が見る何百億を目指した映画なので、満員の劇場の雑音や長時間の上映に伴う離席など、多数のマナー問題が出ています。こういった音に関する演出は、本当に必要な場面にだけ使うべきだと思います。2章以降は、映画館の素晴らしい音響をフルに活かしてほしいです。
長い。一回でわからない。でもソコがいい〜‼︎
商業作品として「情報量過多」で「一回見ただけでは把握できない」のは、『理解できなかったからもう一度観てみよう』『もう一度噛み締めてみたい』という感情に繋がる。
何度も観ているうちに過多な情報がスッキリ脳内で整理されて『観やすく・短く感じるようになり・お尻も痛く感じなく』なりました。
尺で言うなら『猗窩座だけ』が可能なら一番スッキリ見れたとは思いました。が、「しのぶさんの死・善逸の死闘」のみで話を切ってしまうと尻切れトンボ感は出てしまうだろうと思います。
色んな価値観の人がいますから「全員に刺さる」事は不可能です。ただ、自分はよく思えなかったとしても『私には面白くなかった。でもあなたはそれに囚われずあなた自身で感じてみて』という広い心で見守って欲しいですね。
後々悲鳴嶼さんが鬼に対して発するセリフに『貴様の下らぬ観念を至上のものとして他人に強要するな』というものがあります。感想や思いは人それぞれ。ただこれだけの大ヒットをするだけの『大勢の人が好意的に受け止めている』というのもまた事実ではあるので、それはそれとして認識しつつ『自分なりに楽しめれば』それでいいのではないでしょうか。
続編は何で出るのか?
映像文句なし。原作を忠実すぎるくらいに再現している。
映像は言うまでもなく、完璧なクオリティでした。
日本アニメの最高峰と言っていいと思います。
一方で、原作ではあまり気にならなかったバトルシーンと回想シーンの切り替えがテンポを悪くしているようにも感じました。
情報密度
刀鍛冶の里編と柱稽古編を一気見してから観た。
長さとか知らなかったけど、155分だったのか。でも退屈とは感じなかった。
とにかく映像表現と画面の情報密度がすごい。無限城の壮大さとか、戦闘シーンとか、どれだけ手間がかかっているのか途方もない。LiSAの曲もばっちりはまってる。
僕はどんなに面白い映画でも何度も観たいとは思わないが、高校生に聞いたら、自分は4回観た、私は6回観た、とか言ってて、「そういうもんなんだ~」と驚いた。でもここまで画面の情報密度が高いと、何度観ても飽きないものなのかもしれない。
鬼滅がなぜここまで爆発的にヒットしているのか未だに理解できないところもあるけど、1つ言えるのは、ジャンプ系バトル漫画(週刊連載で毎回面白いと感じさせなければならない制約)の集大成というか、最新進化版なんではないかと思う。
鬼滅という作品の特徴は、
・勧善懲悪、シンプルなストーリー
・魅力的なキャラ、人情話
・組織の一員として戦う
といったところだと思う。
古典的な作品では、ストーリーが縦糸で、バトルが横糸になっている。
バトル漫画はとにかくバトルする理由が必要で、その理由のためにストーリーが必要だ。バトルし続けるために、やたらストーリーが複雑になってしまうような作品もある。
でも鬼滅では、縦糸であるストーリーが、ボスである鬼舞辻無惨を倒すこと、その過程で十二鬼月を倒すこと、という限界までシンプルなものにしている。ガンダムやエヴァや進撃の巨人みたいに、敵や味方の組織の複雑さや世界観の難しさや「我々は本当に正義なのか」みたいな葛藤とかが一切無い。敵は悪で味方は善で、敵のボスを倒せば全部解決する。
すると、強敵が現れる→倒す、を繰り返すだけの非常に単調なものになってしまうが、鬼滅では驚くべき工夫をしている。
それは、本来ならストーリーに入れるべきものを、長い回想シーンとして入れる、というやり方をシステム化してしまっている、ということだ。
回想シーンの中で、個々のキャラの戦う理由、人間性、背景などが語られる。
もちろん回想シーンは昔からある漫画の表現方法ではあるけど、ふつうは戦いの最中に長い回想に入ったり、自分の過去を語りだしたりするのは不自然なので、そんなに多用はされなかった。
でも鬼滅では、バトルの最中に何の前触れもなく回想シーンに入り、それをシステムとしてしまっている。
これは、バトルが縦糸で、ストーリーが横糸という、古典的な作品とは逆の構造になっている。
この方法で「戦いのドキドキ」に集中させつつ、人情話で感動をさせることもできる、ということなのだろう。
導入としては満点、映画としては60点!
何だかんだ、2回程鑑賞した個人的な感想です。
良かった点
・無限城や戦闘シーン等の表現方法。無限に広がる城、前後左右も分からない⋯などの表現は圧巻でした。
・猗窩座の過去。涙は出ませんでしたが、感動的で切ないなと個人的に思いました。
気になった点
・原作に忠実だと、どうしても起承転結の意識が皆無となり、物語の構成として、ちょっと煩雑かなと個人的に感じました。これを構成作家さんの方で、映画用に調整出来なかったのかな、とやや残念でした。
・上映時間。映画の予告を含めると3時間弱となり、やはり少し疲れてしまいますね。一部、第2章への布石として残して上映時間削るとかでも、良かったかなと思います。
総評
無限列車編のように起承転結がきっちりあれば、もう少し評価は高くなったかと思います。
ただ、映像美については、申し分無いので、是非時間やお金のある方は映画館での鑑賞をお勧めします。
大きいスクリーンおすすめします
鬼滅はファンでもないし原作も読んでないが、映画の評判良かったので、ここまでのアニメをサブスクで一通り予習して観賞。imaxで観たのだけれど、まあ映像と音、声優の演技が素晴らしい。特にシーンの迫力がすごくて、大画面で観ることが出来て感動。ストーリーは誰と誰が戦うなどのあまり予備知識が無かったので新鮮でしたが、回想シーンは(そんな声も多いけど)ちょっと長く感じちゃったのも事実。特に後半、少しだけ睡魔におそわれそうになったけど最後まで楽しめました。
バトルシーンは素晴らしい
クオリティが凄い!
美しい映像世界に没入
二度観ましたが、とても楽しめました!
丁寧に漫画にも忠実に進んでいきながら
コミックではとても味わえない映像美、
そして迫力満点の戦いシーンのスピード
感 飽きさせない展開に
3時間があっという間に過ぎていました。
映画無限列車以外は
アニメもコミックも見たことがない友人が子供に付き合わされて観てみたら
あまりに素晴らしくて感動したと
遡って全部見たいと話していて
初めて観る人にも楽しめる作品なんだと改めて思いました。
コミックを
ここまで細かく美しく映像化出来ることへの計り知れない努力とこだわりと愛の強さ
製作に関わった方たちは皆が
心を燃やして
作り上げてくれたんだと思うと
胸が一杯になります。そしてまた
煉獄杏寿郎の最期もリンクして涙…
ちなみに
今回は無限列車の映画のような
ふざけたギャグシーン?がほとんど無く
最初から最後までずっとその世界観に
没入出来て猗窩座のストーリーも
二度目に観たときには
泣いてしまうくらい感動的で見応えが
ありました。鬼になってしまう理由がある
鬼滅はここがまたキモでもありますよね
おふざけの無い善逸...とてもカッコ良かった(涙)
ここからがまた展開早いですね
吸収されている胡蝶しのぶも…
どんなふうに映像化されていくのか
今から心待ちにしています❗
タイトルなし(ネタバレ)
原作第一話から読んでましたが、胡蝶の敗北、黄色の兄弟子くらいまでで記憶がなくなっているので新鮮な気持ちで観ることができた。尺が長い長い言われるが、タイタニックだって沈没し始めるのは終盤だったと記憶しており、大作ならこんなもんかな。キャラは勢ぞろい出て見せ場はありますが、胡蝶、黄色、炭治郎と義勇がメインで、終盤は猗窩座との各人の回想込みの長い長ーいバトルとなっており楽しめた。最後に上弦の壱が出てきて次回に続くのだが早く観たいと思わせる。
ほぼバトルシーンだけで成立する、この映画の特異さ
アニメはここまで来たのか。
宇宙が膨張するように拡張する無限城。
水や炎の軌跡を描くバトル。
紙芝居と揶揄された日本アニメを知ってる者からすると、感嘆を禁じえない。
さらにこの鬼滅映画の特異性は、
あくまでのストーリーの一部分でしかないということ。
最終決戦への前哨戦であり、
柱と呼ばれる者達が、上弦の鬼と戦う。それぞれの想いを伝えるエピソードが挿入されるが、基本はバトルだけの特異さ。
それが映画として成立し、普段ガラガラの映画館を満席にする。
一体、鬼滅の何がそこまで観客を惹きつけるのだろうか。
過剰なモノローグは「妄言」や「想起」など、子どもには難しい言葉が多い。
私には心情や状況の説明過多と感じるが、そのあたりが支持される一因とも感じる。
鬼滅の魅力が何かは掴み取れていないが、
次作も映画館に足を運ぶと思う。
確実にファン向け
泣かせる
映像美
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