「無限城に沈む想い」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 shinさんの映画レビュー(感想・評価)
無限城に沈む想い
クリックして本文を読む
あらすじ
産屋敷当主の策によって無惨を迎え撃つ鬼殺隊。
しかし鬼の力によって空間は歪み、炭治郎たちは「無限城」へと引きずり込まれてしまう。
隊士それぞれが因縁を抱える鬼と向き合い、戦いは静かに、そして激しく広がっていく――。
感想
映像の迫力に、息を呑む場面がいくつもあって、目が離せなかった。
しのぶさんの別れは、技の性質を思えば仕方ないとも感じるけれど、あっさりしすぎていて、その後のボリュームを思うと遠い過去のように感じた。
続く戦いは濃く、次々と押し寄せてきて、気持ちが飲み込まれそうになる。
善逸が兄貴分に勝った場面は、重さよりも安堵に近くて、ほっと肩の力が抜けた。
そして猗窩座との戦い――人として生きていた頃が確かにあって、そこから今につながっているのだと思わされた。
勝ったこともだが、最後に自我を取り戻すような行為に、彼らしさがにじんで見えた。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
