「遅れてファンになった人の感想です」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ならんちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
遅れてファンになった人の感想です
初めてアニメ鬼滅の刃を観たのは、遊郭編が終わった頃だと思います。
正直、立志編を初めて観た時は炭治郎うるさいなー、ご都合主義なストーリーだなーと感じてました。
ただ、遊郭編を観終わった頃にはその感想も消えて、なんかすごいアニメだぞこれ!となりすっかりハマりました。柱稽古を見終わってからは、映画がすごく楽しみでした。
そんなアニメしか見てないにわかファンな自分のレビューです。
まずなんと言っても映像美がすごいと感じました。
中でも、義勇さんのアザが覚醒する前後のシーンはとにかく見応えがあり、うひょーかっけー!!と心の中の感嘆がすごかったです。
炭治郎や善逸の活躍もカッコよく描かれており、バトルシーンは相変わらずさすがとしか言いようがない表現でした。
無限城も背景の中で動いてたし、広大すぎる無限城の中でカラスが飛び、その中で隊士たちが豆粒だけど戦ってるシーンも描かれてて、こだわりの強さも感じました。
IMAXで鑑賞しましたが、この映像美はぜひIMAXで体感すべきと思います。迫力がとにかくすごかったです。
ストーリー展開ですが、私はみんなが言うほど回想シーンを入れてくるのは気にならなかったです。
なぜそのキャラクターがその信念で戦っているのかすごくわかりやすいし、そのキャラクターに感情移入もできるし、同じ目線でバトルシーンを感じれるし、良い表現方法だと思います。
私は3時間があっという間に終わりました。
ところどころでお涙ちょうだいもあったし、30歳の涙もろくなった自分は、場面場面でうるうるしてました。
胡蝶しのぶが死ぬシーンとか、猗窩座の漢気溢れる自死するシーンとか、男ながらジーンときました。見てて心に響くシーンが散りばめられていて良かったです。
蛇足ですが、胡蝶しのぶが死ぬところは、きっとタダでは死なない柱だと思ってます。毒と一緒に吸収されたとか、何かしら仕込んで死んでいったと思ってるので、原作を読んでない自分は次回作以降でどうやって童磨を倒すのかすごく楽しみです。
嫌だったところは、来場者の質の悪さですね。
隣に座った若者グループが、上映中に喋る、ジュース飲むたびに氷をガラガラ鳴らす、スマホ見るとかとにかく最悪で、私の映画に対する感動が興醒めするレベルでした。
あと、スクリーンを横切る人、エンドロールを最後まで観ない人も凄く多くて、映画館大好き人間としてはがっかりでした。
映画館に来ない人を惹きつけるようなコンテンツは本当にすごいし、尊敬に値します。ただ、モラルやマナーがない人が来て、鬼滅の刃ファンの方々や映画好きが楽しめないのは残念すぎます。
アニメ映画を映画館で観るのは久しぶりでしたが、再度観たいなと感じれる良い映画でした。
皆さんもぜひIMAXで鑑賞してみてください。
追記
前回は客質の悪さで不完全燃焼だったので2回目観てみました
2回目は小規模スクリーンでみたのですが、前回と印象が変わりました
正直前回自分の中での印象が良かっただけにこんなこと言いたくないけど、映画として進みがだるいというか、確かに皆さんのいうように回想多いなとは感じました
あと、初っ端からコメディシーンいらんわ!ともなりました笑
前回は初めて観て、ストーリー展開も知らなかったために全てが新鮮であっという間でしたが、今回は前回よりも時間が長く感じました
ストーリーのせいなのか、IMAXから小規模スクリーンへとスペックが変わった違いなのかわかりませんが、なんか2回目は前回ほど好印象とはなりませんでした
バトルシーンの迫力はIMAXほど感じなかったし、バトルシーンの合間合間で回想があるせいで、また止まるのかよ!!みたいな印象まで受けました
もしかしたらですが、長く感じた、だるく感じた人は、スクリーンのスペックも影響してないですかね?
2回目は音響も良いとは思わなかったし、なんかこう、引っかかる感じが拭えませんでした
この映画を本気で楽しむためには複合的に環境がしっかり整ってないと楽しめないのかもしれませんね
家で観れるようになる頃にはストーリーとか展開も少しは忘れてるだろうし、その時にもう一回家の75インチテレビで再視聴してみようかと思います
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