「アニメの方が活かせたかも?」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 しあさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメの方が活かせたかも?
まず最初に良いところを述べると
・童磨としのぶさんのターン
2人の演技力は鬼滅の刃の中でもかなりのもので話に完全に入っていけたためしのぶさんの最後の感情を吐露するシーンには涙が出た。作画も最高級だし動きも欲しいところが盛られていた印象。
・冨岡さんと猗窩座の戦闘シーン
原作では炭治郎のセリフがメインで冨岡さんはコマの隅っこで戦っているだけであまり印象に残っていなかった。だが、映画にて冨岡さんの強さが際立っており、さすが柱という感想しか出てこなかった。映画で好感度が倍増したように思う。しのぶさんのシーン同様、すばらしい作画だった上に動きも派手で思わず見入ってしまった。
ここからは私的にとても残念だったこと。(個人的に、というのは抑えていてほしい。そこが良かったという人も多くいると思う)
・善逸の師匠(じいちゃん)と善逸が三途の川?で話すシーン
ここが好きなシーンだったこともあり1番残念だった。2人の会話の間に流れている音楽が音が大きい上に、少し感覚的に話なってしまうがなんだか『ここは泣くところですよね!』みたいな感じの…感動シーンだぞ〜みたい意図が見え透いたような感じになっていたように思って全く泣かなかったし少し冷めた。三途の川であり別れのシーンならもっと静けさや余韻を持った演出にして欲しかった。
あとは細々とした部分や全体の話になるのでまとめて話すが、まず鬼滅の刃は昔の日本が舞台で物語も別れの多い悲しいお話であると思っているので全体的にもう少し静かに演出して欲しかった。侘び寂びというのだろうか。(もちろん戦闘シーンは原作にない勢いや細かな動きが分かって素晴らしかったが)ずっと勢いがあるせいで緩急がなく、ずっと急であまり感動できる余裕がない…という感じだった。だがこれもあれだけの内容を三時間に詰め込んでいたので余韻を作るというのも難しいものだと思う。アニメでやった方がその辺は話数もあるし、他の方がよく挙げていた回想シーンが多すぎてうまく話に入り込めないのも途中のタイトルの部分でうまくいったのでは?とも思った。
総合的に見ると、戦闘シーン◎
感動シーン△
といった感想だった。私は感動シーンにどちらかというと重きをおいていたので少し残念だったが戦闘シーンは圧倒されるものだった。全体的な作画も声優さんの演技もどれも一級品だ。ぜひ見るべき作品だと思う。原作を見たことがない人はそちらも読むとより楽しめるためおすすめだ。
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