「原作未読者は微妙な結末」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 原作未読者は微妙な結末

2025年7月23日
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ヤマッチ
はくあさんのコメント
2025年8月17日

猗窩座に対して特に肩入れするつもりは、ないですが。少しだけ猗窩座に深みを持たせられそうな要素をいくつかお伝えします。
①鬼であっても、女は狙わない。
②鬼の入れ墨、技、陣が人間時代の面影を残している(雪の模様や、花火の技名等)
③拳を使った戦闘スタイルは、師範の道場のもの。
④鬼としてほとんど人を喰わず、純粋な戦闘力で上弦の参にいる。

と、いうところでしょうか。
鬼として、人間の記憶も性格も失っているのに、人間味溢れる奴なんです。
そのいじらしさを知ると、あの長い回想シーンも少しだけ感慨深いものになるかもしれないですね。

また、、恋雪の死亡理由は決して因果応報的なものではなく、細かなネタバレは伏せますが、隣の道場の跡取り息子が、自分勝手な理由で、猗窩座や恋雪、師範に苛立ち、その腹いせから毒を撒くんですよね。自分では勝てないから。

鬼滅の刃は、割と理不尽な事柄をサラーっと描くので心が追いつかないことがあり、そこが魅力ですがエグいなぁって毎回思います。

はくあ
桜春さんのコメント
2025年7月26日

私も原作未読ですが、私は猗窩座過去はかなり刺さりました。

猗窩座は今で言うヤングケアラーで江戸時代ならNPO法人もないし政府の支援もあまり期待出来ないでしょう。戦後少年法が出来たのは親を亡くした子ども等が盗みをするのは生きていく為に仕方ない面があったからで、狛治もそれと変わらないと思います。セーフティネットがある現代視点で狛治がただの犯罪者と見るのは少し違う気がします。記憶の中で父親に再会した狛治が鬼の姿のままの第一声が「親父平気か?苦しくないか?」と父親の身体を心配する言葉でどんだけ父親を大切に思っているんだと胸がギューッとなりました。

桜春
uzさんのコメント
2025年7月25日

猗窩座に肩入れする方が多いですが、自分はイマイチでした。
彼が求めたのは他者から奪うための“力”でしかなく、その行為を省みる描写もなかったからです。
また、鬼としても求道者っぽい台詞に反して戦闘は鬼の耐久頼りでしたし…
恋雪の病があっさり快復したのも手伝って、自分には感動する要素がなかったです。

uz
ぱぴえるさんのコメント
2025年7月23日

あなたの意見に完全同意見すぎてびっくりです。あなたは私か?と思いました。

ほんとその通りで、原作未読勢なので噂に聞いていた猗窩座の過去に期待して見に行ったらアレレ〜?と肩透かしくらいました。ギュウタロウとダキの話はめちゃくちゃ心にぶち刺さってボロ泣きしたので…。同じチンピラ育ちのギュウタロウと比較してしまいますよね。
もっと、狛治を悪い奴だが憎めない信念のある男として描いて欲しかったです。
ありきたりだとしてもプロボクサーが一般人に手を出してはいけない、とか、 チンピラ時代に悪さをした時の相手が復讐に来たとか、ベッタベタのよくある話で良いから何かしら…狛治の業の深さを見せて欲しかったです。
スリや乱暴者というだけでは弱過ぎる。
自分の悪い因果が最愛の人を失う事になった、と強くアピールして欲しかったですね。

ぱぴえる
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