「驚愕の映像体験」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 Yuhideさんの映画レビュー(感想・評価)
驚愕の映像体験
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『鬼滅の刃』は、もはや映画というより“体験“。
その映像クオリティは圧倒的で、特に〈無限城〉の描写には息を呑む。文字通り“無限“に広がる構造美と空間演出。アニメ表現の限界を更新したと言っていいのでは?
物語は三つの激闘を軸に展開する。
ひとつは、胡蝶しのぶと、上弦の鬼・童磨の対決。しのぶの静かな覚悟と、毒を駆使する戦法が鮮烈。
もうひとつは、炭治郎と冨岡義勇、水の呼吸を極めた二人のコンビによる、猗窩座との死闘。技と精神力がぶつかり合う。
そして善逸と、かつての兄弟子との一騎討ち。臆病であった彼が、自分のすべてを懸けて挑む姿には、意外なほどの重みと熱量が宿る。
中でも、猗窩座の存在は際立つ。
彼はまさに“裏の主人公“。
バトルでは、覚醒した炭治郎と義勇2人がかりでも互角。いや猗窩座に余裕すらある。バトルを楽しみ続ける。
そして明らかになる猗窩座の過去…
病気の父を、大切な人をなくした。
「強くなければ、守れない」
「弱い者は、消えていく」
その信念は悲しみの裏返しであり、自身の喪失の記憶でもある。だからこそ、彼の言葉と拳には重みがある。そして、炭治郎たちとの戦いの中で、彼の中に眠っていた“人間の記憶“が揺り起こされる。
猗窩座が下した最後の決断に、涙してしまう。
『鬼滅の刃』の魅力がここにある。壮絶な戦闘の奥に、人の過去や哀しみ、誇りと希望が織り込まれている。
この物語に映像クオリティが重なって、圧倒するのだと思う。
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