ザ・ブレイキンのレビュー・感想・評価
全10件を表示
ブレイキン漬けの贅沢な90分。
イケメン率高い
Kid karamで検索するとベンジー役の人が日本人とブレイクダンス対決している動画が出てきます。世界ベスト8には入るくらいの方みたいです。
そして、せっかくブレイキンの動画を見るなら、一度、天才日本人hiro10さんや、shigekixさんのパフォーマンスを見てみてほしい。映画より圧倒的にスゴいので。
低評価が多かったので覚悟して見ましたが、楽しかった。
ブレイキンのプロモーションビデオと割り切って見ると、面白い
ストーリーはCMと思って鑑賞していた
パフォーマンスのムーブや組み立て方など初めて知って勉強になった
一連の動きに意味があって全体としてストーリーになっていなくてはならない、とか。
音楽性・独創性・個性、だっけ、採点基準も知らなかった。
映画とはいえ、あれだけ踊り回って、誰一人、汗一つかかない。五輪の選手も汗かいてなかったけど、日頃からどれだけ鍛錬しているのか窺い知れる
素人は、まず片手を床について身をのけぞらせて静止するだけで全身筋肉痛になりそうだ
最後のシーンは「さあ!五輪見ようぜ!」と言われている気になったので、やっぱりプロモーションビデオだったのだな
マクドナルドのCMで「さあ!マクドナルド行こうぜ!」と言われているあの感覚です
日本チームが踊る時に日本語ラップが出てくるがこの曲で「原節子」という歌詞が出てきたことには笑った、日本語ネイティブのようなそうじゃないような不思議なフロウだった
原節子!とラップしてしまうあたりバイリンガルの在外邦人が作詞したのだろうか?日本人にはない発想だと思う。エンドロールを見てたらそれらしい曲があったが詳しくは分からなかった。
そういえば五輪は女子金メダルが日本人だったなーと思い出し、パフォーマンスを見てみた
。
撫子色の衣装がかわいい。
選手は外人の思う「日本人女性」の顔というか、日本よりアメリカでモテそうな顔だった。
男子のほうも見た。イケメンというか色気のある選手が多いですね。
この競技、ルックスも採点基準に含まれてるんじゃないだろうか
女子も男子もなんていうか絵になる人が多い
映画の兄弟も、二人とも、モデル業してるらしいし
日本人のShigekixというダンサー(B-BOYというらしい)のパフォーマンスがめっぽう凄くて(この映画に出ている兄弟より迫力ある)、この人が金メダルじゃなかった事に驚いた。Phil Wizardという、ブレイキンの世界では有名な、韓国系カナダ人のカリスマ的ダンサーがいるみたいで、その人に準決勝で敗れていた。
映画中でも出てくるのが「相手と同じパフォーマンスをしておちょくってやる」という技で、PhilはShigekixがどこでフリーズを繰り出すか知り尽くした上でわざと全く同じ瞬間にフリーズして見せていた。本当に使われてる技らしい。
勝者はPhilだったのだが私にはShigekixのほうが優れているように見えた
そういえばオーストラリア女子代表のカンガルーダンスが酷評されていたが、見てみたら、これはこれでいいのでは?と思った。独創性だって評価基準なわけだし。でもこれをコピーしたダンス動画を見て、ムーブ一つ一つを解説されると五輪で披露するにはレベル低いパフォーマンスなんだなと合点がいった。
気になったので、男子の決勝も見ました。Phil wizard(モンゴロイド)と フランスのDanny Dann(ネグロイド)。この映画に出てくる強敵フランス人Dなんちゃら(ごめんなさい)はダニー・ダンを意識したキャラクターなのかなと思ったり。
ダニーは技も巧妙だし全体的に器用なダンスといった感じ。
Philは余裕と独創性があった。
でも動きのスマートさとか相手が上回っていて採点は好き好きでしょうね
アジア大会の金メダリストはShigekixだったようなので、五輪の準決勝はフリーズでおちょくられたのが影響したのだろうか?なおアジア大会のhong10という韓国人もかなりの動きだった。38歳だそうです。カッコいい。
そして天才少年と話題になり五輪にも出場したhiro10さん。動きがキレキレで、別格でした。外国人に負けたときは会場からブーイングが起こっていました。
調べていくとアメリカでもhiro10やshigekixのほうが凄かったのになぜ負けた?という不評が多いみたいで採点はやはり?
まだまだ、分からないことだらけ
でも、よく分からないなりに
ブレイキンに興味を持ったから
その意味では十分成功している映画なのかもしれない
【幼い頃の悲しい出来事から心の距離が出来てしまっていた兄弟がブレイキン世界大会決勝進出を掛けて、再び家族の絆を取り戻す様を描いた作品。登場選手達のブレイキンシーンは凄いし、日本代表も出演しています!】
■幼い頃、ブレイクダンスを共に行っていたトレイ(ケルビン・クラーク)とベンジー(カラム・シン)は、試合の帰りにふざけていたために、運転中の母が二人を叱るために振り返った際に、事故を起こしそれがきっかけで、心の距離が出来ていた。
その後、トレイは優等生に、ベンジーはブレイクダンスに夢中で父親との関係性も悪くなってしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤は、ハッキリ言ってやや物足りない展開が続く。トレイとベンジーを演じたケルビン・クラークとカラム・シンの二人はトップクラスのブレイカーとして活躍している人たちなので、仕方ないかなと思いながら観賞続行。
・だーが、そんな展開もトレイとベンジーが世界選手権最終選考に残る辺りから、ケルビン・クラークとカラム・シンの二人と彼らの仲間の見事なるブレイクダンスが次々に大スクリーンに展開される所から、ダンス好きの私は一気に物語にのめり込んで行くのである。
■最終選考から代表を選ぶシーン。コーチのケイトはベンジーを補欠とする。それに反発したベンジーは世界選手権に来ないのだが、一人の正ブレイカーが怪我をして決勝の対フランス戦がピンチになるのだが。
すると、ベンジーが父に詫び状を書き試合会場に現れるのである。
ここで”都合良すぎるじゃん!”とか言わないよーに。
そして、行われた決勝でフランスとトレイたちイギリスは挑発し合い、試合は無効になり、それぞれ代表選手対決となるのである。
フランスは、超強敵ブレイカーのDラックス。そして、ケイトが選んだのはナントベンジー。だが、ベンジーは兄のトレイに助言を求め、二人はDラックス攻略法を考えるのである。
<今作は、確かに序盤は展開が粗いし、英国コーチのケイトとフランスコーチの関係性も巧く描かれているとは言い難い。
だが、今作の邦題は「ザ・ブレイキング」であり、原題は「BREAKING POINT」である。(私としては原題を押したいところだが。)
ブレイクダンスの数々の凄技を楽しめる今作を、私は楽しく、そして後半は少し心に響くモノを感じながら観賞したのである。
故に、評点は3.5なのである!!>
見始めたらおおよそ読めちゃうし、 ベンジーみたいな人って 実際近く...
見始めたらおおよそ読めちゃうし、
ベンジーみたいな人って
実際近くにいたらめんどくさいなときっと思っちゃうけど、
ストーリーにそんなに厚みとか深みはないけど、
展開が早かったし飽きる間がないし
でもそこそこ良かった
キャスティングも良い、
お父さんのキャラがかわいい
イギリス英語でセーターのことジャンパーって言うの、
忘れてた
今回はベスト的なものをそう呼んでいたけど、
そうなると、
毛糸で編んだ衣類は全部ジャンパーでいいのかな?
パリオリ
でブレイキンが競技に選ばれた事を記念した作品ですね。中国版の「熱烈」もブレイキンを取り上げた作品ですから、これもオリンピック効果でしょうか。勝敗のわかりづらい感じですが、かえってそれが最後まで結果がわからないワクワク感がありました。
ダンス動画としては良いけれど、映画として観ると粗が多すぎてキツい
2024.9.17 字幕 MOVIX京都
2023年のイギリス映画
ある事故を機に不仲になった兄弟ダンサーを描いたスポーツ映画
監督はダニア・バスクイーニ&マックス・ギワ
脚本はサリー・コレット&レイチェル・ヒロンズ
物語の舞台は、イギリスのマンチェスター
幼い頃に交通事故に見舞われたトレイ(ケルビン・クラーク、幼少期:Rocco Cheeham-Larcz)と弟のベンジー(カラム・シン、幼少期:Keyaan Faizy)は、それ以降不仲になり、ろくに話す機会も持たなかった
その事故によって母ローラ(Gelina Sinden)が亡くなり、父マーティン(ルシアン・ムサマティ)はひとり手で彼らを育ててきた
トレイは勉学に励み、大学を目指すほどだったが、ベンジーは「ランペイジクルー」というダンスチームに入れ込んでいて、夜中に高校に侵入しては、壁に落書きをするなどの悪態をついていた
ある日、ベンジーとチームメイト・レイラ(ジルー・ラスール)の基に、ケイト(ハナ・ジョン=カーメン)と名乗る「イギリスナショナルチームのコーチ」から連絡が入った
二人はイギリス代表候補に抜擢され、リバプールで行われる選考会に来るように言われる
だが、ベンジーは高校侵入によって停学処分になっていて、チームメイトのソフ(Pearly Whiri)たちとの関係を壊すつもりはなく、辞退するつもりでいた
その日は父の誕生日だったが、時間になってもベンジーは来ない
トレイは彼らの溜まり場に向かい、ベンジーを連れ戻そうと考えたが、そこで兄弟喧嘩が始まってしまう
不穏な空気が漂う中、クラブのDJ(DJ Target)は「ダンスで決着をつけろ」と言い放つ
ベンジーは衆目で恥をかくと嘲笑するものの、トレイは見事なブレイキンを見せて、周囲を黙らせた
そして、その様子をケイトが見ていて、トレイにも声が掛かるのであった
映画は、パリ五輪の種目に「ブレイキン」が採用されたことを受けて制作された映画のようで、ラストでは「ブレイキン採用のニュース」が飛び込むと言う内容になっていた
リアルの顛末は置いておいて、アングラにいた彼らのスキルが衆目に晒されることになり、その前哨戦的なポジションとしての世界大会が行われることになっていた
これまでは大した成績が上げられず、フランス代表のDラックス(BBoy Lagaet)の独壇場だったのだが、それに立ち向かうと言う構図になっていた
また、ケイトとフランス代表コーチ・デブス(アリス・イヴ)もかつての仲間だったと言う伏線があり、ヒューマンドラマ部分がかなりやかましい内容になっていた
ブレイキン自体が国の代表を選ぶと言うスタンスでバトルが展開してきたものではなく、ジャッジメントも独特なものがある世界
オーディエンスを巻き込んでの勝敗判定などが行われ、いかにして観客をグルーヴに乗せたのか、みたいなところが問われるところがある
ある意味、ラップバトルに近い印象があって、その即興性、アレンジメント、構成などが主軸になっているので、他の採点競技とは少し異なるように思えた
映画は、兄弟の確執がダンス大会を通じて解消されると言う内容なのだが、その兄弟喧嘩を最後まで引っ張りすぎている感じがした
同時期に『熱烈』という中国のダンス映画が公開されたが、物語の作り方、構成、ダンスシーンのエモさなど全てに完敗している印象があった
もっとも不可思議な点は、チームダンスバトルで勝負がつかない中で、個人対決になっていく流れで、本作の流れはかなり無理やりに近い
元々のルールとして、引き分けならば個人戦というものがあれば良いが、結局は反則による無効試合という流れを汲んでいるので、通常の世界大会ならば決勝2チームは失格、準決勝で敗退の2チームによる決勝が行われるというのが筋だと思う
なので、どうしても個人戦に持って行きたいのならば、引き分けで傾れ込む必要があるし、明確にルールを先に提示すべきだっただろう
さらに、そこで繰り広げられるダンスが本当にただの個人戦だったりするので、こちらもエモさが足りないように思えた
もう一つ不思議だったのは、国際大会があるほどの規模ならば「最初から団体戦と個人戦は別種目であるんじゃね?」と思わざるを得ない
このあたりを明確にクリアして、団体戦では失格、個人戦でリベンジとかの方がまだマシだったように思えた
いずれにせよ、ダンス動画としては楽しめる内容だが、シナリオ展開が微妙で、映画を通じてのリズムがすごく悪い
何度も喧嘩をしては止まるという繰り返しになっていて、かと言って兄弟の共闘というところにも向かわない
パリ五輪の開催によって公開を決めたのだと思うが、パンフレットも作られず、プロモーションも上手くいっていないのでスルーされてしまっている状況で、私の鑑賞会は「久々の貸切」だった
もっとドラマの部分を最小限にして、これが世界最高峰のブレイキン映画だというぐらいの熱量がないとダメなのではないだろうか
兄弟愛や親子愛を全面に打ち出したブレイキンを題材にしたイギリス映画。 本年度ベスト!
最近観た中国のブレイキンの作品がメッチャ良かったので期待値低めで鑑賞したけど、思った以上に良かった!
王道のストーリーで先が読める展開なんだけど泣けるシーンが多め!
特に兄弟愛を表現したシーンに涙が止まらない。
子供の頃に事故で母親を亡くした兄弟のトレイとベンジーを中心に進むストーリー。
成績優秀で真面目な兄のトレイ。
父親に迷惑ばかりかける弟のベンジー。
ブレイキンのイギリス代表として2人が代表チームにオファーされ世界大会に望んで行く展開。
兄弟喧嘩が後を絶たない二人が力を併せて行く感じが良かった!
2人の父親も厳しくも優しい父親。
本作はブレイキンのシーンが多めで迫力ある映像がてんこ盛り!
迫力あるダンスに圧倒される!
体操の選手より運動能力が高いと思える技の連発に引き込まれる!
中国のブレイキンの作品はワイヤーとか使った偽りのダンス疑惑があったけど、本作はマジ系なブレイキンだと思われる(笑)
世界大会の準決勝戦はまさかの日本代表戦!
思わず日本を応援したくなる(笑)
トレイとベンジー兄弟の兄弟愛も良かったけど女性コーチの生き様も印象に残る。
本作はブレイキンがパリ五輪で正式種目になる前の出来事だったけど、ラストで電話が鳴るシーンは誰からの電話なのか?
直ぐに解り嬉しくなりました( ´∀`)
好き嫌いは分かれると思いますが…。
今年332本目(合計1,424本目/今月(2024年9月度)18本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
イギリス在住の兄弟が、パリオリンピックで有名になったブレイキンで頂点を目指すお話。ブレイキンを扱った映画といえば先週だったか中国映画もありましたが、こちらは違和感がそこそこ…。
同じブレイキンを扱っている点は同じですが、ブレイキンは何ぞやという説明がほぼほぼなく、加入したチームが国内(市内?)でかなりの有名チームでほぼほぼ成功が確約されている状態で、そのまま特に悩み等ないままどんどん成功していくサクセスストーリーになっている点だろうと思います。この点、それが実話や実話に準じる映画であればそうであろうと仕方がないですが(勝手に改変すると問題になる)、そうでもないようで、ほぼほぼエンディングが見えてしまう一方で、ブレイキンを扱っている割にブレイキンである必要性が少ない(サッカーでも野球でもアイスホッケーでも何でも成り立ちうる)ため、かなり違和感がマシマシといったところです。
そう考えると先週公開の中国映画は、まぁ「国内の検閲を通らないと放映できない当局お好みの内容にしないとダメらしい」という点まで踏まえてもそこそこ良かった映画に対して、こちらはうーん…といったところです。ブレイキンのパリオリンピックの人気にあやかっただけの映画なのかなとも思います。
決して駄作ではないですが、先に放映された中国映画はまだまだ大手映画館でも放映されていますし、これらまで考えるとこちらを「積極的に」選ぶことは少ないのかな、といったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
-------------------------------------------------
(減点0.3/映画のストーリーが単調に過ぎる)
ブレイキンのルールを詳細に描く必要はないですが(先の中国映画でも簡単にしか説明していない)、本当にブレイキンである必要もなければ、上記のように「サクセスストーリーが約束される展開」になっているため、ただ単に「観ているだけ」になってしまい(まぁ、「映画は観るもの」ですが)、そこが何だかな、といった感じです。
-------------------------------------------------
心配性vsエゴ
大学進学を目指す優等生の兄と自己中な弟という仲の悪い兄弟が世界選手権イギリス代表になる話。
ダンスチームに所属しダンス中心の生活をする弟がやらかした上に逃亡して、兄貴が迎えに行って小競り合いとなり巻き起こっていくストーリー。
人前では踊らないと決めていた兄貴はまあ良いけれと、弟は終始何がしたいんだ?
そして、そんなことより兄貴の彼女やランペイジがウザすぎるんだが…最近の若者だから?お国柄だから?一般的にこんなもの?
あらすじ紹介には厳しいトレーニングがどうとか書かれているけれど、ほんの数日の超付け焼き刃チームにしかみえないし、世界選手権の裁定がなんだそれ?のあり得んご都合主義だし、真の勝者?何いってんだ?
ダンスはすごいなーとは思うけれど、エフェクトや切り貼りが多いし、そもそも素人にはどっちが凄いかなんかわからんし、それでいてただ引っ張ってみせただけみたいな原因と和解のこのストーリーでは、熱くはなれないよね。
これパリ五輪で日本人が金メダルとったからのっかって配給した感じだよね。
ブレイキンのための102分
長期喧嘩中の高校生ブレイカー兄弟が、ブレイキン世界大会に挑む中でブレイカーとして・人として成長する物語。
…とは書いたものの、率直に言って兄弟のドラマのプロットはブレイキンでなければ成立しないようなものではない。
ブレイカーとしてのパートも、スポーツものの定番のルーキーや伸び悩む選手が急速に成長するパターンではなく、最初からトップクラスのパフォーマー揃いの環境で、ルールや登場人物達がどうすごいか等の説明は一切ない。強いて言えば、初顔合わせの面々とチームを組み、絶対的な相手にコーチングされる経験が無かった若者達が、自分の苦手な部分を認めて克服する自分との戦いである。が、観客が成長を実感できるようなわかりやすいエピソードはない。
そういう構成のため、スポーツを題材にした人間ドラマや、競技の面白さを伝えるタイプの作品を予想していた自分は戸惑った。この映画の目的はドラマや競技の魅力を伝えることではなく、トップブレイカーのパフォーマンスを収めることなのだと思う。
ミュージカル作品がエピソードではなく歌やダンスによって感情を表現し物語を動かすように、本作はブレイキンのダンスパートが物語を動かしている。
パフォーマンスを収録した部分からは相当な熱量を感じた。競技中は演出目的のシーンを挟まず、パフォーマンスを真摯に撮り続けており、プレイを劇中のアクションとしてドラマチックに撮ることよりも、正確に撮ることに重点を置いている印象だった。
五輪のブレイキンは個人戦だったが本作は団体戦がメインで、複数人でのパフォーマンスやダンスバトルらしい煽り合いが観られたのは良かった。ストリートカルチャーへのリスペクトが感じられる場所選びも面白かった。
実際の代表クラスのブレイカーが多数参加していることからも、本作はブレイキンを撮る本気のプロジェクトだったのだろう。良い意味でブレイキンという競技のPVだった。
全10件を表示