アイミタガイのレビュー・感想・評価
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良き思い、良き行いのループ
心癒される映画…⭐︎
ここでの高評価のため気になっていて、ようやく鑑賞。
すごく良かった…。
一言で言えば、黒木華演じる梓が親友を事故で失ってからの彼女の喪失と
再生の物語。
まず、お話しの舞台が桑名というのもすごく合っていると思う。
名古屋から近鉄で約20分の地方都市、これが東京とかだったら
なんだかすごく嘘っぽく思えてしまったかもしれない。
程よく発展しているけど大都会ではないという街の感じが
物語にぴったりだった。
梓と藤間爽子演じる親友の叶海、中村蒼演じる澄人が軸となるが
それに絡んでくる脇役というかバイプレーヤーの方々が素晴らしく
物語が安っぽくならずに、まるで良い短編小説を読むように世界に入り込んでいける。
父親役の田口トモロウが(彼は図書館勤務の設定)、「良い人ばかり出て来る小説は
ありえないと思っていたが、そう言うこともあるんだ」と言うセリフ。
少し違う表現かもしれないけどそんなことを言った時、本当にそうなんだ…と
とても幸せな気持ちにさせられた。
こんなふうに最後まで心癒されるて終わる映画って、あまりないかもしれないと
思う。
観て、本当に良かった。
I meet a guy←
人生、前向きにしてくれる映画です。
見終わって清々しい気持ちになれる
涙活デトックスには良い映画です
全部つながる快感。
じんわり、じんわり…
あまり前情報入れずに観に行って、中盤までは過去に「マグノリア」(1...
あまり前情報入れずに観に行って、中盤までは過去に「マグノリア」(1999年)という映画があり、観ていてそれを連想しました。
「世間は狭いねー」なんて言うことがあります。これはお互いの関係を知って初めて言える言葉で、例えばこのレビューを見てくださっている貴方が、実は過去に旅先で私が道を尋ねた貴方だった。みたいな神の視点(笑)じゃないとわからない偶然って実は多いのだろうなと。この映画は「アイミタガイ」を通じて、そんな見えない関係が終盤、主人公・梓(黒木華)に集約され、梓を未来に踏み出させる物語。
過去に私がした、された「思いやり」も、今もどこかで誰かに繋がり、誰かの一歩を後押ししているのかも。そんな事を思わせてくれる温かい映画でした。
アイミタガイ、いい言葉だ
真面目で優等生的な作品でした。
こんな世の中になると良いな
誠実に生きていれば、その人生には必ず意味があるんだと思った。泣けた…
深まる秋にぴったり
派手さはないが、心に沁みる作品だった
年齢を重ねていくと
まるで映画みたいだなーと思えるような
人との偶然の出会いやつながりに
〝縁〟のようなものを感じることが確かにある
自分自身や目の前にいる人に、
日々、誠実に生きていれば
どこかで誰かの、力になれるのかもしれない…
いつか誰かに、救われることがあるのかもしれない…
人の世は、そんなふうにやわらかく温かく、
繋がっているのかもしれない…
…そんなふうに、思えてきて涙が溢れてきた
登場人物は少ないが
俳優陣の演技は、全員が素晴らしかった
特に、
背負ってる人生が長い分
絡んでる人の縁も複雑な役どころの
草笛光子さん、風吹ジュンさん…よかった
黒木華ちゃんもハマり役
繊細な演技で、梓の心情を上手く表現していた
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