アイミタガイのレビュー・感想・評価
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こんな世の中になると良いな
とにかく物騒な世の中、劇中の世の中は温かく、優しさが繋ぐ人の縁を繰り広げられてました。あり得ない事とも感じましたが、嫌な世の中を優しくするエンターテイメントと理解しました。悪意はありませんが、岡本信人さんかと思ったら松本利夫さんでした。良い俳優さんです。
誠実に生きていれば、その人生には必ず意味があるんだと思った。泣けた…
深まる秋にぴったり
派手さはないが、心に沁みる作品だった
年齢を重ねていくと
まるで映画みたいだなーと思えるような
人との偶然の出会いやつながりに
〝縁〟のようなものを感じることが確かにある
自分自身や目の前にいる人に、
日々、誠実に生きていれば
どこかで誰かの、力になれるのかもしれない…
いつか誰かに、救われることがあるのかもしれない…
人の世は、そんなふうにやわらかく温かく、
繋がっているのかもしれない…
…そんなふうに、思えてきて涙が溢れてきた
登場人物は少ないが
俳優陣の演技は、全員が素晴らしかった
特に、
背負ってる人生が長い分
絡んでる人の縁も複雑な役どころの
草笛光子さん、風吹ジュンさん…よかった
黒木華ちゃんもハマり役
繊細な演技で、梓の心情を上手く表現していた
作家・中條ていの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華主演で映画化し、...
作家・中條ていの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華主演で映画化し、親友を失った女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇。
過去の大戦に対する理解に違和感が有ったが、、他でウルウル
素晴らしかったです
ここまで綺麗にまとめられた原作付きの群像劇(ほぼジグソーパズルの様相)は邦画で初めて見たかもしれません。
中村蒼さん演じる澄人に何度も笑わせてもらいました。
感動もする。
良い映画です。
荒んだ心によく効く点滴のような映画
番組見てたら藤間爽子さんが告知してて、
妻が、興味あったんだよね、と。じゃあ行く?
皆さんのレビューも高評価だったのも背中を押してくれた。
三重県を舞台にした日常を、
最高の俳優さんたちが演じてくれる。
その日常の中に起こる出来事一つ一つが、
最後に繋がっていく、見事なストーリー。
サントラ、風景もぴったり。
いい人しか出てこないので安心して見ていられる。
そう、
こんな幸せのかたちってあったよね
忘れていた
みんなが持ってる心
アイミタガイ
闇バイト、裏金、貧困、
最近日本が殺伐としていて、心も荒んでいたので、
心を穏やかにしてくれるいい点滴のような映画でした。
人と人の縁、そして「アイミタガイ」=「相身互い」
■サマリー
ウェディングプランナーとして働く梓は、親友・叶海が亡くなったことを知る。
恋人・澄人との結婚に踏み出せずにいる梓は、生前の叶海と交わしていた
LINEに変わらずメッセージを送り続ける。
同じ頃、叶海の両親のもとに、児童養護施設から娘宛のカードが届く。
一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介で
ピアノ演奏を依頼しに行ったこみちの家で、
中学時代の叶海との記憶をよみがえらせる。。。
■レビュー
三重県を舞台に描かれた、この作品。
シンプルに、ストレートに、いい作品でした。
親友の死を引きずっていたこともあり、ぱっと明るくなることはないけど、
心温まる作品でした。
普段はあまり気にしないけど、人のご縁、まさにつながっているよな、
というお話。
そこまで世間は狭いか?と思う部分も無きにしも非ずでしたが笑
タイトルである「アイミタガイ」=「相身互い」という漢字らしいですが、
漢字だと何となくわかるような気がしますが、カタカナだと何語?とか
思ってしまいました。
主役の梓を演じたのは黒木華さん、先週八犬伝見たばかりでしたが、
こちらはこちらで、さすがの一言。
恋人の澄人を演じたのは中村蒼さん、スクリーンで見たのはいつ以来か、
久しぶりでしたが、タイミングの悪い男でありながらも、
人の良さ、優しさを持つ男性を演じていました。
脇を固めた、草笛光子さん、風吹ジュンさん、素敵すぎ。
こんなおばあちゃん、なかなかいないよ。
娘が現在三重で暮らしており、年に数回行くこともあり、
親近感がわきました笑
良い涙を流したい方へお勧め
公開9日目、都内で120席程のスクリーンながらほぼ満席。観客層はカップルもいるしシニアもいるしで幅広い印象でした。
中盤からかなり涙腺にくる展開。周囲にも同様の方がかなり居た模様。
脚本が余りにも綺麗に纏まり過ぎだと思える点がマイナスと言えばマイナスかも。
出演者の方はいずれもはまり役。予想通りの方が登場した時には笑ってしまったが。
黒木華さんの主題歌も良かった。良い涙を流したい方へお勧めします。
群像劇っぽい作りがいい
親友を亡くしたウェディングプランナーの話というイメージだったが、実際は群像劇に近い。それぞれの登場人物が絡んでくる脚本がいい。群像劇だと思って観始めていないからってこともあるが、結構意外で楽しかった。脚本がうまいのか、そもそも原作がうまかったのか(未読だからわからない)。
もちろん出演している俳優たちの演技がとても素晴らしかったのもある。親友を亡くした梓はもちろん、叶海の両親、梓の彼氏や祖母たちのなんと温かいことか。特に、親しい物を亡くした悲しみを乗り越え、前に進もうとする3人の姿はとても感動的だった。個人的にはタクシーのエピソードで泣いてしまった。そんな偶然!いや、実際にありそうな偶然だから、これがまた加減がちょうどいい。人のつながりの妙味と血のつながりみたいなものを感じるいいシーンだった。
人は知らず知らずのうちに周りの誰かに支えられながら、また支えながら生きている。そんなテーマとタイトルだったとは。正直、あまり期待していなかったから、こんなに感動するとは思わなかった。予告編だけではわからないもんだ。
こういう地味な作品が心に染みる。
喪失感に苛まれた人たちが葛藤しながらも、少しずつ前に進んでいくお話。人と人との縁がRingのような繋がりをみせて観客を魅了するとこはツボを上手く押さえているなと感じる。人間の不器用さ、機械のように割り切れないモヤモヤ感は実に共感できた。
蛇足ながら、結婚は結局勢いだと、この歳になっても個人的には思います。シチュエーションとかそういう細かいことは関係ないです 笑。
心が洗われるとはこのこと
いい作品にはただ良かったと言うばかりです。涙はなく爽やかな気持ちになります。私の場合、あれこれ語りたくなるのは不満があるときのほうが多いみたいです。
予備知識なしでラストのタイトルロールまで来たので、ストーリーとは別のサプライズがありました。
泣かそう、泣かそうとしてくる。 そして泣かされます。
ここ何年か「自己責任」が世間の風潮になっています。電車の中、駅、街中でなるべく人と関わらない様に過ごして来ました。関わってもそれは仕事ビジネスとしての事。お仕事ですから。
基本的に人の尊重を第一に考えます。また自分も尊重されたいと望んでいます。
頼られてばかりの人、間の悪い人、空気の読めない人、都合の良い人、要領の悪い人、
他人は他人という世の中で生き辛さを感じる時もあります。
そんな時代を前提に夫婦、親子、家族、親友、恋人との間柄をもっと密に、素直にしようよというのがテーマかなと受け取りました。
長い人生の中でささやかな事が知らずに誰かの心の支えになっていたなんて人生観が一変するよね。
でもなぁ 人の人生に
「行っちゃえ!」
ってのは、ちょっと言えないかなぁ~。
善意のピタゴラスイッチ
善意人の為ならずと言うけれど、本当にそうだなぁと思わせてくれる映画。「善人ばかりの小説はつまらないと思っていたけど、それもいいもんだ」まさにその通りだ。登場人物がみんな精一杯生きているけど、なんか、不器用でうまくいかなかったり、一歩を踏み出せなかったり、それでも人生何とかやっていけるのは、自分の知らないところでアイミタガイしてるからなんだ。優しい気持ちになれる感動で涙した。
この世に絡み合う無数の糸の奇跡
その奇跡がたどる軌跡そのものが人生なのかもですね。
主人公がだんだんと自分に向き合って素直になるのをみつめながら、誰かとかかわりあえる時間の積み重ねを大切にしていきたいなと思いました。
やっぱり私は、人が人を思いやる世界が好き。
そんな世界を信じて生きていたい。
優しい温度に触れ自分を感じ、気がつけばあたたかい涙が滲んでいました。
冷えてきたこの季節におすすめの作品。
⭐︎訂正あり
禿げたオッさんとアイミタガイ
映画『アイミタガイ』を鑑賞してきました。
ーー『アイミタガイ』(=「相身互い」)は、事故で大切な友人を失った主人公(黒木華)や、様々な背景から立ち止まっている登場人物たちが、周りの人々とのほんの小さなつながりや想いに支えられ、それぞれが前を向いていく姿を描いた物語ーー
邦画は映画館ではあまり観ないのですが、映画.comでの皆さんの評価が高かったので観に行ってきました。
主役の大好きな黒木華さんが可愛かったのはもちろんで、それは良かったのですが、映画的にはTOHOシネマズのギフトカードをもらっていなかったらわざわざ観に行かなかったかも。良作ではありますが・・・。
皆さんの感想では、涙が出たとか、何度も目頭が熱くなったとかありましたが、うーん、それほどでもなく・・・。私はココロが汚れてるのかなぁ・・・。
金曜日の19時30分からの上映で
観客は私ともうひとりだけ。
3つか4つ前の席に禿げたオッさん。
これもアイミタガイになるのかな?
あっ、そうそう。
エンディングロールの黒木華さんの歌がすごくよかった。彼女、歌も上手いんだなぁ。で、星半分追加。
書(本・書きもの) ⇒ 映画化は上手く行ってないかなぁ
私の評は表題の通り残念ながら高くはならない。
原作未読ですが、調べると5話オムニバス形式とのこと。なるほど。
きっと本で読んだら、時間軸や、人の心の動きを、ジグソーパズルを仕上げるように、自分自身の取り込みたい手順と速度で取り入れられ面白かったと思う。
本作(映画)は、なんというのか「映画という四角い箱に、物語(書)を小さく正方形に切りそろえて、キッチリ整えて収納した」という感じで、感情が揺さぶられない。
うまく言えないが、私としては整いすぎて趣しろさが半減したのかなと。
ここで言う「整いすぎ」というのは、脚本だけではなく、画の作り方も手伝ってのこと。なんというのか画づくりは教科書的というのか・・・。
整えるなら、小さく正方形ではなく・・・万華鏡を覗いたように華やかで繊細で美しく整えて欲しかった。
映像 ★★ 教科書的でつまらない、監督の個性・拘りが全く伝わらない
音 ★★★ 可もなく不可もなく
物語 ★★ 原作ではなく脚本化が上手く行っていない
役者 ★★★+0.5 中村蒼の空気感が良かった、
編集 ★★ 小さく正方形に切って、小さい箱に詰めないで
粗さ ★★ もともとが出来過ぎ物語、でもそれを上手く包んで欲しい
総合 ★★★ 個別評価は低いが総合では次第点かな
本作において、準主役の中村蒼は良かった。演技なのか素なのかは?
演技が上手いというよりも、何故か、この映画にうまくハマっており、彼が画に映り言葉を発することで、不思議と調和を生んでいたと思う。
そうだ、最後のシーンは好き!
ホッコリ
心温まるホッコリした映画でした
最近歳のせいか、映画館が暗くなると睡魔に襲われ寝ちゃう事が有るのですが
この映画では襲われることなく
エンドロールで流れる曲が
あれーなんか知ってるなーと思い途中から口ずさんじゃったりして エンドロールの中、曲名探して
あ〜 っと思いました。
何十年ぶりかに聴いたけど良い曲だねー
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