アイミタガイのレビュー・感想・評価
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ベタですが何か?
みーんな善い人。イジメっ子を除き(笑)
丁寧に書かれたシナリオを実力あるキャスト達が描く、奇跡の連続のような心温まる群像劇。
場面を細かく散りばめて、少しずつ全体の繋がりを見せていく演出は見事。そしてじんわり涙。
封切り直後の土曜なのに… 観客ガラガラだったのが不思議なくらい、とても素晴らしい作品です。
なんかほっこり
黒木華が素敵。普通にその辺にいそうな感じが素晴らしい。歌もなんか柔らかくてよかったな。
人とのつながりというかがなんか優しい世界、不思議な縁も含めて、ちょっと周りに優しくしながら周りまわって返ってきて自分も幸せにならないかしらーみたいな感じで少し元気出る。
白鳥ちゃん好きです。どんな大人になっていくか楽しみ。
草笛光子が主演?(笑)
「相身互い」という言葉は「情けは人の為ならず」と同じような意味かなと思っていましたが、ちょっと違うようです。
★相身互い 同じ境遇にある者どうしが同情し、助け合うこと。また、その間柄。
★情けは人の為ならず 人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
こうして並べると、やはり全く違ってますね。
さて、この作品は一組の女友達の周りで起こる15年ほどの物語ですが、群像劇であるとも言えます。余り書くとネタバレになるので詳しくはかけませんが、一地方都市(と言っても舞台である桑名市は13万人住んでいますが)での狭い範囲で起こる心温まる偶然の連続です。ちゃんと伏線回収もでき・・・っていうか、「よくできた話」過ぎるという気もしますが、中学時代に転校生である梓をかばってくれた叶海との出会いが、多くの人の心を暖かくしてくれます。
この映画に悪い人はいません。。。転校生の梓をちょっといじめる3人の女の子以外は(笑)
それにしても・・・草笛光子はすごい!
善人ばかり出る小説は嘘くさい
2024年劇場鑑賞278本目。
黒木華が出るくらいの情報で鑑賞。
この映画に出る人みんないい人で、その人たちのそれぞれのちょっとした行動がどんどんつながってさらにちょっといいことがあるみたいな感じの話です。
このレビュータイトルにあるのは劇中登場人物の一人が言うセリフの一部なので、先に言われちゃったとは思いましたが(一部なのでこの後セリフは続きます)、そんな悪い人実際そうそう周りにいないでしょう、いいんじゃないかと自分は思います。
とんでもない奇跡が起きる映画ではないので号泣という感じではないのですが、ずっとじんわり涙があふれる映画でした。
エンドロールの黒木華が歌う主題歌も歌詞を聴くと映画にあっていて沁みます。
やさしい繋がりの連鎖
アイミタガイ。気づかないうちに人の想いや優しさは巡っている。時に人は、人によって傷ついたり、悲しくなったり、前に進めなくなったり…。でもその手を引いて一歩踏み出すきっかけを与えてくれるのも人であったり。たくさんの優しさの繋がりが連鎖していって、鑑賞後は心がほっこりする。エンドロールの華ちゃんが歌う「夜明けのマイウェイ」も身体中に沁み渡る。久々に出会えた素敵な作品!
風邪をひいて?
鼻水が止まらない状態。
熱など他の症状はないのでしっかりマスクをして出かけた。
観賞中涙と鼻水が混じってマスクはぐしゃぐしゃ、ティッシュの山ができた。
いや、これは風邪のせいで…と言い訳したいくらいの惨状だった。
そのくらい泣いた。
周囲の方々は危ないジジイに引いていたことだろう。
冷静に考えればそんなに涙するようなシーンはあったかなと思う。
事故以外はそれほど大きな出来事はなく、静かに流れていく。
だが、だからこそヒロインやその周りの方々の想いがじんわりと心を満たし、
これを書いている今もティッシュが手放せない(風邪のせい)。
さらには断片的だったシーンが最後に見事に繋がって、
思いをどんどん増幅してくれる。
現実に戻るためのエンドロールが短過ぎた。
黒木華はじめ俳優陣も素晴らしかった。
何も引っかかることなく、映像に没頭できた。
この映画に出会えたことに心から感謝したい。
つまらない作品ばかりと思うこともあるが、
やっぱり映画館通いはやめられない。
原作も是非とも読みたい。
偶然が重なり、伏線回収もちゃんとしてて面白かった
ウェディングプランナーの梓は、中学の時からの親友・叶海が事故で亡くなったことを知った。そのころ梓は、恋人・澄人との結婚に踏ん切れずにいて、叶海は亡くなったが彼女のスマホへメッセージを送り続けていた。同じ頃、叶海の両親のもとに、児童養護施設から叶海宛のお礼のカードが届いた。仕事で金婚式を担当することになった梓は、ヘルパーの叔母の紹介でピアノ演奏の依頼に行った家が、中学時代に叶海と一緒にピアノ演奏を聴いていたことを思い出していた。そんな話。
相身互い、という言葉、本作にピッタリだなぁ、なかなか味わい有るなぁ、と思った。
悪人の居ない話で、物足りないかとも思えるが、色々と偶然が重なり、それまでの伏線が回収されていくストーリーは良かった。
親の離婚で母子家庭となりいじめを受けてた過去が有り、結婚に踏み切れない主人公を黒木華が好演してたし、優しいがちょっと頼りない恋人役の中村蒼もほんわかしてて良かった。
亡き親友・叶海役の藤間爽子も良かったし、草笛光子、西田尚美、安藤玉恵、風吹ジュンもさすがだった。
梓と叶海の中学生時代を演じてた近藤華と白鳥玉季も可愛かった。
黒木華が歌ってたエンディング曲も良かった
気づいてない目に見えない繋がりの縁
いい映画だったなぁとしみじみそう思います。
何ものにも代えがたいかけがえのない友を失った悲しみに立ち止まる時間。
それは大切な娘を失った両親も同じこと。
そこからまた笑顔を取り戻して欲しいと願う人。
在りし日に力を貰ったと語る人。
過去の出来事に後悔を残し、好きだった事を封印する人。
交錯するそれぞれの出来事がやがて繋がり、点は線になりました。
相身互い。
知らず知らずのうちに人を助けたり助けられたり。お互い様と言う言葉の心地良さ。
それを自然に作り出すかのような桑名という街の持つ風情が素敵です。この作品にとても合っていると思いました。
キャストの方々が素晴らしいですね。誰がでは無く皆さんです。
中学生の叶海が梓の手を取って駆け出すシーンいいですね。ここから始まる未来・友情・希望が全部詰まっていました。
黒木華ちゃんの歌う夜明けのマイウェイに心温まります。
いい映画を見ました
⭐︎4.4 / 5.0
11月1日(金) @映画館
アイミタガイ
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誰かを勇気付けると結局自分が勇気付けられ、「お互い様」って「相手を信じる事」なんだと気付く☺️ラスト梓の笑顔が素敵です
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黒木華さんの苦しくて切ない演技に心打たれ、全編通しての空気感がとても優しく、後味が爽やかですごく気持ちのいい作品
学生時代からの心の支えだった親友を亡くし、人生のドン底から立ち直れない主人公 梓を演じる黒木華さんの演技が素晴らしい
彼女がドン底の間は何とも切ない空気が立ち込めているが、中盤からいろいろな“アイミタガイ”の連鎖によってたくさんの人達が癒され、苦しみから救われる、優しく包み込まれるような秀作
梓と藤間爽子さん演じる親友の叶海の関係もいいけど、それ以上に好きなのは草笛光子さんと安藤玉恵さんの関係、特に“ピアノ演奏後のやりとり”がすごく好きです
ちらし寿司のような優しい映画
封切りの日に観てきました。
好きです、この映画。心がじんわり温かくなる、そんな映画です。小難しい表現や複雑な人間関係もなく、安心して最後まで観られます。洋食でも中華でも、ましてやファストフードでもなく、和食。しかもおばあちゃんの作ってくれるちらし寿司のような、優しい映画です。今の私が求めていた映画です。
ちらし寿司といえば、そう、主役が主張しすぎない、脇役もそれぞれが主役のような、そんな映画でした。主人公の周りの人間も丁寧に描かれて、みんな好きになります。嫌な人がほとんど出てきませんが、そこも良かった。
主人公の友人の死が映画の主軸なのですが、彼女を起点にいろんな人と人が繋がっていく、または繋がっていた、という展開には胸が熱くなりました。脚本にもいろんなピースがハマっていく爽快さがあります。これをご都合主義だと鼻で笑うような人は観てはいけません。これでいいんです、この映画は。
こういう映画って大当たりしないかもしれませんが、悲しいことがあったり、寂しかったり、悩んで前に進めなくなったり、ちょっと疲れていたり、そんな弱っている人に寄り添ってくれる映画を必要な人がいます。
タイミング
両親の影響で結婚願望の無いウェディングプランナーと、その周辺の人たちをみせる群像劇。
カメラマンの親友がパプアニューギニアに出かけて事故に遭い亡くなって巻き起こっていくストーリー。
優しいけれど頼りない彼氏、亡くなった親友の両親、そしておばさんとおばさんが切っ掛けで知り合えた93歳の気品漂う婦人、その他もの凄く小さな輪っかで繋がる人たち。
お互い様より押し付けがましくない優しい繋がりの物語で、誰一人悪い人が出て来ず、嘘くさいけれど信じたい良い話しで、大前提の親友が亡くなったことを除いたら、これといって衝撃も大きな波もないけれど、何度も無性に目頭が熱くなった。
役者陣が素晴らしい👏👏👏
御年91歳の草笛光子さんが
特に光っていた。
御自分を甘やかさない方なのだろう。
凛とした姿が素敵だった。→
絵に描いたような素直な良い娘…
ではない主人公を
華ちゃんが演じていたが、
これまたさすがだった。
やはり上手い!
原作は読んでいないが
キャスティングに説得力がある。
皆さん素晴らしい演技だった。
邦画では今年のベストに
上げたくなりました。
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