「あったかい気持ちで見られる映画。今週おすすめ。」アイミタガイ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
あったかい気持ちで見られる映画。今週おすすめ。
今年401本目(合計1,492本目/今月(2024年11月度)7本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
月曜日、仕事始まりのこの曜日に7割がた埋まっていたのが印象的でした。
舞台としては三重、和歌山のあたりになるのかな。このあたりの地理勘があると有利かな、といったところです。
誰しも一人で生きているわけではないし生きられるわけではないので、助け合いの精神があることは程度の差はあってもどこの国でも同じですが、日本国内においてもその微妙な差があって、この映画はそれを描いたものですね。大阪から見れば三重・和歌山は近くになりますが(近鉄らしきものが出ます)、文化が結構違うんだな、というところで驚きです。
お話の軸としては、現在と過去がある2軸ですが、そこで混乱することはないと思います(結構丁寧。3軸目はないはず)。「やや」ご当地枠かなという指摘もないわけではないでしょうが、今週迷ったらおすすめといったところです(というより、11月2週はまるで全部見るのが無理なくらいありすぎ…。一気に本数減りそうなので見たい方はお早めに)。
フランス映画ではなく純粋たる日本映画ですが、フランス映画のように余韻を残すタイプの映画(細かいところはあえて省略され、個々考えてね、みたいな展開)であったのもよかったです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/心裡留保の相手方保護要件)
心裡留保は善意無過失の相手方、あるいは善意の第三者には対抗できません。
(減点0.2/婚姻の成立要件)
婚姻の成立要件は単に届け出を出すだけでは足りず、成人2人以上の証言または署名がないと成立しません(739条。離婚につき本条文を準用)。
(減点0.2/(緊急)事務管理と無権代理)
緊急事務管理であっても、対外的に第三者を巻き込む構成にすると、本人の追認がない限り無権代理にしかなりません(ただ、特に緊急事務管理のケースで第三者が管理者(事務管理を始めたもの)の追認を問題視するケースはかなりレア)。
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