劇場公開日 2024年11月1日

「じんわりあたたまる汁物みたいな作品」アイミタガイ ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0じんわりあたたまる汁物みたいな作品

2024年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

アイミタガイ
初めて聞くその言葉

意味を調べしっくりきたものを載せる

ぶし【武士】 は 相身互(あいみたが)い

武士同士は同じ立場であるから、
互いに思いやりをして
助け合わねばならないということ。
また、そのような間柄。

人生には今作のように、あと数センチで
出会ったかもしれないニアミスが
気づかずに起きていることがある
人は案外、狭いコミュニティの中に生き
知り合いの知り合いをたどったら繋がったりする
昔、7人たどれば会いたい人と会えるといった
そんな話もあったくらいだ

どれを出会いとし、出会いとしないか
道端ですれ違った人は出会いではないのか
そんな巡り合いと縁の話

そして、人の心の優しさを
柔らかい光で照らしたような作品だった
親友の死という悲しい出来事をキッカケに
静かに、でも悲しすぎないストーリーで
周りのたくさんの人が縁の中で
お互いさまに支え合い、明日に向かい
また笑顔で“進んで”行っちゃえ!
そんな映画でした

2024年に、出会って23年の親友が
いつでも会えるところに生きててくれること
それだけでもありがたいと改めて感じて
LINEで今作を薦めておいた

どうしよっかなー
くらいでレビューを先に読まれた方には
私はオススメしたいです

ke_yo