SONG OF EARTH ソング・オブ・アースのレビュー・感想・評価
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ノルウェーの自然の映画かと思ったら それよりも 親とか先祖とかに思...
ノルウェーの自然の映画かと思ったら それよりも 親とか先祖とかに思いを馳せる映画だった もっと眠くなるかと思ったけど結構良くて 4にするか迷った 自然の画はすごいですね 綺麗なだけじゃなくて、 何をどの角度から撮ってるのかとか、 これはどのくらいの大きさなのかとか、 想像もできないようなシーンがそこそこありました
飛んで飛んで飛んで!回って回って回って写る?
ノルウェーのドキュメンタリー監督が、自らの父母と、彼らが生きる山河を描いたドキュメンタリー映画。製作総指揮のビッグネームがウリで、高感度?な観客に刺さる工夫のパブリシティ、てなもんや。 自然を雄大に描く手法にドローン撮影を駆使している。逆にこのような過酷な撮影対象には、ドローンが必須なのだろう。このテクノロジーが無ければ、平板なアングルが続き、ときおりヘリコプターの影さえ写って興ざめする空撮が織り込まれる代物になるだろう。そういう意味で、イマの時代だから成立する企画なのだと断言する。
映画かというと微妙なものの…
今年339本目(合計1,431本目/今月(2024年9月度)25本目)。 ※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。 ノルウェー?スウェーデン?を舞台にしたドキュメンタリー映画です。 この「映画というか微妙」というのはこの映画の特質で、80分ほどの作品ですが、主人公なりが話しているシーンを全部かき集めても5分あるかどうかで、ほかはずっとノルウェー(と思われる)ところの春夏秋冬の雪山やお花、フィヨルド等がずっと映し出される「だけ」なので、スカパー等にありそうな「自然チャンネル」を見ているような気分になります。実際、映画というかというと微妙で(映画館でやっていれば映画なんでしょうが…)、いわゆる「自然科学館」の類(自然に特化した科学館)でビデオ放映を延々やってるようなイメージに限りなく近いです。 かつ、「フィヨルドの精霊」「雪山の神様」…といった単語もしばしば登場します。このあたり、日本でも例えば沖縄などに(広義の意味での)シャーマン・ドルイド信仰文化があるように、自然の現象一つ一つを信仰対象にする文化(ドルイド・シャーマン文化)が背景にあるものと思います。日本では沖縄や北海道のアイヌ文化等で見られるのである程度の推測がつきますが、このあたりもよくわからないので(推定でしかわからない)、ちょっと厳しいかなといったところです。 この3連休だとどうしても他の作品、特にまだまだ「スオミの話をしよう」などの引っ張り作品があるので、この作品がどこまで伸ばせるか…は難しいところです。 なお、なおもって映画のストーリーというストーリーが本当にないので(字幕を全部かき集めても5分にしかならない。もう、自然文化を体験する作品と思ったほうが良い)、感想を書きましょうといっても書きようもなく困ったところです。まぁしいて言えば、日本では最北の北海道でも見ることが通常できないフィヨルドや、日本では一部に部分的に残る、シャーマン・ドルイド文化などを本格的に見ることができるという「文化体験」の観点ではおすすめといったところでしょうか。 採点に関しては以下まで考慮しています。 ----------------------------------------------------------------- (減点0.2/「映画」というかは難しいところがある) まぁこの点、「映画館でやっていれば映画」だし、「映画評価サイトに掲載されていれば映画」というように割り切ってみることができますが、何らかの娯楽性があるものではないので(しいて言えば学習番組ないし、ヒーリング番組といったほうが良いかも)、チケットを選択する、あるいはポイントで見るときには判断に注意です。 -----------------------------------------------------------------
自分との相性が
美しい氷河や湖の景色を移しながら昔話をする老夫婦。映像はすごくキレイで感動する人もいると思います。残念ながら自分は物語を求めるタイプなので、眠くなったというのが本音です。下調べせずに見るタイプなので申し訳ありません。
なくてはならないものの変化をどう受け止めてどう行動するか。
これもまた、見た後で考えることで、じわじわと気づきのある映画。 満腹で行くと寝てしまう人もいるかもしれないくらい、静かなトーンでありつつも、怖くなるほどの爆音もある。自然の。冷たい氷河や、地球の凄いパワー感じる水の瀑布の音を聞いていたら、なんだか、孤独感や恐怖も感じるし、静まり返った景色の中に、一本の木がすくっと立っている様子からは偉大なるほどの力強さを頼もしくも思う。 自然の姿はいつも変化しているから、いつも自然に寄り添っていても、その自然から、時には恐ろしいことも、感動的なこと体験するわけで、自然の中で自分の人生の価値も感じる、 ということは、ということは、自然が無くてはならないわけ。 自然を丁寧に感じて暮らしている人たちの、人間を含む自然に対するスタンスは、色んな事でごちゃついている自分たちには正直感じにくいかもしれない。 自分の人生の喜びのためにもなくてはならない自然、なくてはならない人、 どちらも変化するし、失われていく。それを受け止めつつ、自分で考えて、やれることをする。 この映画を見て、自然豊かな国や、北欧への憧れで終わるのは勿体ない気もしたが、興味を持つことで、それを維持するために必要なことを知る人が増えるわけだから、入り口としてもいいと思った。 地球のクーラーの役割もしている氷河が、激しい勢いでどんどん崩れていくのは、ほんと深刻な気分になった。溶けた水の激しさから、海面上昇をも考えさせられるし。地球温暖化が急速に進んでいること、今、画面で観ているこの風景も失われていくこと。 後にも先にも希望としての、シンボルとなる木。 映画の中の音は凄く凝って用意されたものらしいが、音も、映像も一緒になってオーケストラの楽曲を聞きながら、心をその風景の中に持って行くような映画だった。話が四季にわかれているのも、楽曲的。 見る人によって感じ方楽しみ方変わると思うが、自分にはいくつか、心に残る素敵なシーン(暗い山の中に立っている木の姿)や、ガツンとつきつけられるシーン(氷河が崩れる)など、この映画を今後も思い出すだろう、良い場面があって、満足。
北欧のフィヨルド自然を満喫できます
ノルウェーのフィヨルドの四季をじっくり見せる映画です。 ドローンや水中カメラをふんだんに使い、 夏の氷河の崩れるシーンや春先の雪崩 森の空中からのシーン、クリスマスの夜景など 自然のすごさに感動します。 #ソング・オブ・アース
フィヨルドの老夫婦
ノルウェー西部の山岳地帯オルデダーレンに暮らす老夫婦の姿を、実娘でありドキュメンタリー作家が密着。 とにかく雄大な大自然の映像の連続に睡魔に襲われると思う。かく言う自分もそうだった。ただ言い訳がましいが、何事もファストを求められがちな都会に暮らしている者ならスローな雰囲気に浸れる。人間は所詮ちっぽけな生き物。フィヨルドの老夫婦の終の棲家はあまりにも広大。 「ヴィム・ヴェンダース製作総指揮」という売りがどこまで集客にプラスになるかは分からないが、まだまだ残暑厳しい時期の日本公開という事もあり、涼しい映画館で本作を観てヒーリング体験するのもいいかも。
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