「最初の京都の町屋の中を赤い傘が通り抜けて行く 上からのカットで、 ...」ゆきてかへらぬ 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
最初の京都の町屋の中を赤い傘が通り抜けて行く 上からのカットで、 ...
最初の京都の町屋の中を赤い傘が通り抜けて行く
上からのカットで、
もうこの映画は良さそうだぞと思いました。
どう考えてもその先に幸せは無さそうな三人の
それでもお互いを必要とする不思議な関係と、
独特な台詞回しが
全く経験した事のない時代なのに
妙にリアルに感じさせてくれた。
こんな台詞思いつきもしないなと言う
台詞回しがたくさんあって、粋で格好良く癖になりました。
中原中也が魅力的過ぎて、
恋の行く末はどうでも良いから中也の創作をもっと
見せてくれ!と思いました。
20歳くらいから突然晩年に飛んでしまい、
亡くなった後は蛇足のような喪失感がありました。
岡田将生さんは言わずもがな、
中原中也役の俳優さんも素晴らしかったが、
広瀬すずさんももはや大女優と言う貫禄でした。
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