劇場公開日 2024年11月8日

「原作が読みたい」本心 高坂圭さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5原作が読みたい

2024年11月9日
PCから投稿

平野啓一郎原作の映画化。

結構たくさんの要素がてんこ盛りで

映画で全てを飲み込むのは、なかなか。



舞台は近未来。

AIで亡くなった母親を蘇らせる。

自殺は申告制で国家の許可を得たもの

だけが許される、「自由死」という制度。

前科があるものは、リアルアバターという

職にしかつけない、これは依頼主の代わりに

何でもしなければならないという過酷なもの。

貧富の差も激しく、貧しいものは、

あっち側の人間にはなれない。

でも愛だけはせめてと、スクリーンに願う。

果たして結末は……。



むかーしの角川映画のコピーにあったけど、

これは読んでから観るほうがいいかなって、

古っ。

高坂圭