「カスハラ対策は必要」本心 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
カスハラ対策は必要
工場で溶接工として働いていた石川朔也は、ある日、同居の母・秋子から、大切な話をしたい、と携帯に電話が有った。しかし、その日は飲みの予定があり早く直ぐ帰れず、飲み会が終わり帰宅してると、豪雨で水かさの増した川のそばに立っていた母を見つけた。危ないのでそばに行こうとしたが、母は川に流されたのか傘とともに姿が消えてしまった、川に流されたと思い、母を助けようと川に飛び込んだ朔也は救助されたが全身ケガを負い昏睡状態に陥った。1年後にようやく目を覚ました彼は、母が、自由死(自殺)を選択して他界したと警察から知らされた。勤務していた工場は溶接ロボットの普及により溶接工は不要となっていて朔也は職を失っていた。そこで、依頼主の指示通りに動くリアル・アバターという新たな仕事を始めた。ある日、仮想空間上に任意の人をつくるバーチャル・フィギュア(VF)の事を知った朔也は、母の自由死に至った本心を知るため、母のVFを作ってもらい、母の親友の三好が台風被害により避難所生活を送っている事を知り、母のVFと一緒に暮らすことになった。さてどうなる、という話。
リアル・アバターという職業が将来出来るかどうかはわからないが、ユーザー評価が絶対で、連絡もAIからっていうのは、従業員をバカにしたような、なんとも言い難い設定だなぁ、と思った。
カスハラ対策が全く出来ないのは疑問。
それに人殺しの強要とかありえないだろ、とも思った。
朔也役の池松壮亮は不遇の青年役を好演してたし、母役の田中裕子は相変わらずの存在感で素晴らしかった。三好役の三吉彩花は高身長でスタイル良くて美しいなぁって見てたら、シャワーのシーンで形の良い美しいバストも観れて得した気分。
その他、妻夫木聡、綾野剛、水上恒司、仲野太賀など、流石の俳優陣だった。
おはようございます。
おっしゃる通り、アバターの利用規約ぐらいあるだろ!と思ってしまいましたが、ああしないと話が進まないというところが何というか、苦しいところですね。