「ノスタルジーが波のように…」本日公休 ゆのさんの映画レビュー(感想・評価)
ノスタルジーが波のように…
日本統治時代の名残もあって、台湾に行ったこともない私がなんだか懐かしいと思う風景。
主演俳優も勝手に市原悦子さんに似てるとか、吉行和子さんににてるなとか思いながらほのぼの鑑賞。
お母さんすごく人とのつながりを大切にしてて、人として尊敬できる。
子供達ははまだ未熟な感じで、自分のことばっかり考えてる。
元娘婿がお母さんと感性がにてるのね、本当の親子のよう。
でも自分はどっちかと言うと子供達と考え方は似てるかもなぁ。
そんなふうにほのぼのしてる時、やっとの思いでコ医師の元へ駆けつけて二階へあがって見えた風景に私の涙腺がやられた。
(これ見に来てる方、年配の方が多かったのでやられたと思う。すすり泣きが聞こえてきた…。)
母が亡くなった時、行きつけの美容室の先生が死化粧をしてくれて、それとリンクしてしまって。
そこでたたみかけるように流れる挿入歌がまた素敵すぎたっ……!!
このシーンだけでもうこの映画オールオッケイ!
でも他の場面も十分良かった。
嗚咽するほど泣かせない、ギャグ的な面白さもあったし(最後の最後まで)。
とりあえずもう一回見たいなぁ。
きっと見逃しがたくさんあるから。
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