「近所の床屋さんと同じ💈」本日公休 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
近所の床屋さんと同じ💈
台湾には床屋さんでの女性の顔剃りはないんだろうか。お客さんは子ども含めてみんな男だった。ヨーロッパも同様だ。産毛の色・質と習慣が日本とは異なるんだろう。
私には行きつけの床屋さんがある。
床屋さんはトークが命。近所の色んな話、おばさんかかりつけの医者の話、常連客の話、おばさんの親戚・息子・(今は亡き)夫の話など盛りだくさん。いきなり主題に入るのでわからないこともあるがそれは大体、私が見たことも会ったこともない人達の話。でもおばさんの手は常に動いて仕事している。ある段階になったら椅子を倒し、もう黙るから眠ってよいと許可がおりる。眠ってしまうこともあるし目をつぶるだけで眠らない時もある。「あれ、今日は眠らなかったね」とおばさんには見通しだ。映画のアールイさん同様、私の床屋のおばさんも前回の来店日をメモしているようだ。年に4回ほど行く理由は顔すっきりさせたい、マッサージが気持ちいい、着物を着るからだ。でも一番の理由は無器用な自分が剃ったら顔が血だらけ傷だらけになる、ましてうなじは自分では剃れないからだ。床屋に行くし美容院へはもっと頻繁に行くから忙しい。担当者は替えない。だからその人が店を移ったらどこまでも追いかける、可能な限り。その点、近所の床屋さんは家族経営で常連客あっての店だから盤石不動だ。
床屋さんは昔のヨーロッパでは外科医で歯医者さんも兼ねてた。だから映画「本日公休」で出張理髪へ行った先が元・歯医者さんという設定はいいなあと思った。根っこがつながっている。西脇順三郎の詩「齒醫者」を思い出した。手入れの行き届いたプロフェッショナルの道具類は美しい。だからそのシーンが映るたびに見惚れた。客に着せる上っ張り、ハサミ、櫛、剃刀、タオル、石鹸、シェービングブラシ。アールイさんは膝が痛むけどまだまだ若い!私の床屋のおばさんは多分80歳位だ。おばさんに長生きして貰いたいから常連客であり続ける!
全然、映画レビューになってないなあ。床屋さんはあまりに身近な存在。
talismanさん
いまでは毎週自分で、バリカンで、鏡を見ながらカットしている僕です。髪型がバレるでしょ
(笑😁)
理容店の店頭の「あのぐるぐる」💈
子どもの頃、不思議で眺め続けましたよね。
あの3色は「動脈・静脈・包帯」の色だと聞きました。
抜歯は村の鍛冶屋、蹄鉄職人もやってくれていたそうです
😱
しかし、このtalismanさんのコメント欄も、ホント床屋談義になっていて楽しい。みんなこんなに喋りたがっているのね
😆🖐️
美容院もね、そうなんです。
>近所の色んな話、おばさんかかりつけの医者の話、常連客の話、おばさんの親戚・息子・(今は亡き)夫の話など盛りだくさん。
だから、長年のお得意様だと、親友ではないけど超親しい、不思議な関係。強いていうと、カウンセラーに似てるかも。
うちの母も、大晦日は大忙しで、新年になってから帰ってくる、(お店は家からちょっと離れていました)でもって、やっぱり小太りで、立ち仕事なので足が太くなるって言ってたけど、真偽の程はわかりません。膝が痛い場合は、整形外科の先生に「体重を減らしましょう」って言われる。
私も、歯医者と行きつけの美容院、ご指名の美容師さんは変えません。
男性だけじゃないですよね
でも、歯医者は最近変えました。20年も通ったのに手を広げて未熟な歯科医を雇うようになって、治療の質が落ちたので。それでも、5年位は我慢したんです。新しい歯医者さんは、地元の、20年以上先生が変わってないところだよ。床屋と同じ安心感があります。
とても心温まる作品でした。ちなみに私は最近までQBハウスを利用してたんですが値上げしたので、それに近くで整髪のみで990円の店を見つけてそこに通い始めました。コスパ重視ですから、え、レビューで書いてることと違うだろとお思いですか?ですよねえ。昔行きつけの店があったんですが廃業されたので今やわたくし整髪流浪の民でございます。会話に夢中になれる楽しい店だったんですけどねえ。
ちなみにあの床屋の看板は静脈と動脈の色を表してるんですよね。
コメントありがとうございます。
床屋さんのグルグル回る3色のあれ、確か三つの役割を示していたのだと思うのですが、台湾でも3色でしたね。
床屋さんを始めとしたご近所さん、少しうるさくて野次馬っぽくて面倒な気もするけれど、顔見知りになれば心地よい。
徐々に失われつつあるけど無くしたくない、そんな世界ですね。
共感、コメントありがとうございました。QBハウスはアメリカあたりから来たチェーンかと思ってましたが驚くべきことに日本由来だそうです。私はまだ行ったことはありません。
ダニエル・デイ=ルイスとはまたマニアックなところ行きますねw
ダニエル・デイ=ルイスといえばあんまり沢山観ていませんかボクサーのイメージが…恋愛映画ですけどね。
後はやはりラスト・オブ・モヒカンですかね。
私もこの映画を観て、talismanさんの読んで、美容院とは別に近所の行きつけ床屋が欲しくなりました。
今から付き合いを築くのは大変な気がしますが、、、💧
人情もあるのか?(笑)
面白いレビューでした。
もう一つの短編ストーリーを読んでいるようでした。
私は子供の頃は近所の床屋でしたが、20歳位からは美容院に変わり、今行ってる美容院も東京来て以来の20年同じ担当者で、店が変わったら付いていってます。
映画にあったように、男は習慣で変えないですよね。同感して観てました(笑)
共感とコメントありがとうございます。映画を観ると更に行きたい場所が増えます(^-^; ヨーロッパでは外科医は歯医者さんも兼ねていたんですね、勉強になりました🙇