エア・ロック 海底緊急避難所のレビュー・感想・評価
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実直なジャンル映画だが、なんだか奇妙なヤバみアリ
サメ要素はそこまで強くないにしても、海洋パニックスリラーというジャンルもので、A級マイナスかB級プラスくらいにカテゴライズされると思うのだが、ご都合主義にしても不思議なヤバみがある。主人公である女性の葛藤と成長をわりときっちり描いていて、実直で真面目な作品だなあとも思うのだが、いくら主人公でもほかの連中が彼女に頼りすぎで、つい笑ってしまう。ほんと男どもが口だけで全然頼りにならないのだが、客室乗務員が貨物室へのハッチを開けて、主人公にさあどうぞ、とやったときは、いや、さすがに機内に通じてるあんたが行きなよとなったりした。そして、否応なしに陣頭に立つことを強いられて、グングン成長していく主人公が恋人を失ったときの、錯乱ゆえかもしれないけれど歴史改変にも似たトンチキ発言と、それをしれっと受け流したほかの生存者たち。いや、この映画はヤバいよ。あんなゾワゾワするシーン書いた脚本家、天才か。
綺麗に纏まっている
パニックモノとしては安定し過ぎた作りで、観ている側としては想像を裏切られる様な事はない。
この手の作品に必ず居る、自分勝手で他人を巻き添えにする奴が居ない事には驚いた。
あの大変な時に亡くなった夫の帽子を取ってきてと言う婆さんの個人的な発言にはちょっと呆れたが、婆さんも蘇生直後で混乱して言ったのだろう…。
ボディーガードのおじさんの頑張りも空しく、窮地に追い込まれて行く展開はそこそこに盛り上がる。
仲間の死が割とあっけないのは尺の問題か
実際どのくらい深いのか分からない所から浮上してたから、急浮上したた潜水病とかで肺が持たなかったりするのでは?とか思ったがそこはあっさりクリアー(笑)
ちょっとした時間潰し程度なら良しといった作品でした
サメが出てきて何人もの犠牲者が出ますが恐いのはサメだけでなく頼りのエアロックに時間制限が有ること。早く出たいのに出られないジレンマを感じながら観賞出来た。
【ハラハラドキドキ、バードストライクによりエンジンを損傷しサメがウヨウヨ生息する海に水平着陸した飛行機が、海底に沈む中生き残った人たちのサバイブする姿を描いたパニック・スリラー。】
■州知事の娘エヴァ(ソフィー・マッケントッシュ)は、卒業旅行で恋人ジェドと友人カイルと、何故か母を亡くしたエヴァの面倒を見るブランドンと、メキシコのリゾート地・サボヘ向かう。
一方、エヴァが空港で出会った幼い娘、ローザは大好きなお爺さん、お婆さんと。そして男性客室乗務員ダニーロは、パートナーとの結婚のためサボヘ向かう。
だが、飛行途中、彼らを乗せた飛行機はバードストライクによりエンジンを損傷し、海に水平着陸をする。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・まずは、突っ込み処として彼らが乗った小型飛行機がボロッチくて、その後の展開が容易に想像できる。
”大体さあ、バードストライクで墜落するって、機長の操縦の腕はどーなのよ!”などと突っ込みつつ、今作はその後の展開が大切なので、スルーして鑑賞続行。
・今作の見所は、ヤッパリ海に不時着して海底に沈んだ飛行機の中のエア・ロックの中で辛うじて、生き延びようとするエヴァ達のサバイブする姿である。
そこに、ハラハラドキドキ感を齎すのは、海中にいた鮫の群れである。
鮫は、溺死した乗客を餌にして、序でに生き残っていたエヴァ達にも襲い掛かる。
ヤッパリ、鮫映画は怖いよねえ。バクバクー。
・そんな中、ナント10歳のローザが”鮫は泡に弱い!”と言い、ローザのお婆ちゃんはイラク戦争従軍時に、介護兵だった経験を活かしてカイルや鮫に片足を食われたジェドの介護をするのである。
・イヤーな感じは、海底に沈んだ飛行機が海底棚から徐々に深海に滑り落ちそうになるバランスであり、彼らを助けに来たダイバー二人が鮫にバクバクーとやられるシーンである。
怖いなあ。
<けれども、ローザの”鮫は泡に弱い!”という言葉を信じ、エヴァが貨物室からダイバーセットを持ってきて、飛行機のエア・ロックから泳いで脱出するシーンは、ハラハラドキドキである。
しかも、お婆ちゃんは溺死したお爺ちゃんの帽子を胸に抱いて、ローザたちを見送るのである。
そして、奇跡的に生き残った3人(エヴァ・ローザ・ダニーロ)は、救助ヘリに無事に回収されるのである。
良かった、良かった。
ヤッパリ、飛行機に乗る時には、ボロッチイ飛行機は避けなきゃ駄目だね!>
<2024年9月22日 刈谷日劇にて鑑賞>
一番迫力があるのは飛行機の窓ガラスが割れた後
飛行機事故により海に墜落し海中に沈んでからの
生き残りをかけたサバイバルスリラー映画です。
海中でのワンシチュエーションでの生き残りをかけた
サメ🦈・酸素残量・飛行機の耐久力との戦いが実にスリリングに
描かれており、非常にスリルを感じながら&ドキドキしながら観ることができました。
とは言え、意外性はほぼなく、驚きの展開はありませんでした。
海中よりもむしろ、飛行機が墜落する最中、窓ガラスが割れたときの機内の状況が激変するシーンや
そこから、人がバンバン外に放り出されていくシーンが圧倒的に恐ろしかったです。
海中でのジワジワくる恐怖よりも、何も考える暇もないほど瞬間的に死に至ることが、
衝撃的でしたね。
ここは見どころだったと思います。
ただ、よく練られた脚本だと思いますし、既視感はあれど鑑賞後感は良いので
あ〜面白かった!という、余韻は残りませんが晩夏に最適な少し涼しくなる作品で
楽しめました。
期待しないでみたら意外と面白かった!そんな作品ですね。
今年も来ました夏の風物詩のサメ映画
もはや、日本のサマームービーの定番となったサメ映画、今回もワンシチュエーションかつノースターと低予算方式ながら、なかなか楽しめました。映画が始まって早々、主人公御一行様が乗った旅客機が事故で機体が裂け、乗客が次々と外に吹っ飛ばされるシーンはとても迫力あります。その後飛行機は海に墜落、沈没したら、今度は機体の裂け目から人喰いザメが入り込んできて生き残った乗客を襲い始めると言う情け容赦ない展開がいい感じです。さらに、生存者の中で唯一頼りになるボディーガードがあっと言う間にサメにやられてしまうのも、緊迫感を一気に高めます。結局、生存者達は空気の残ったキャビンで救助を待つ破目になるんだけど、生存者の男性キャラがみんな、ポンコツで役立たずだし、演出なのか予算のせいなのか、サメのお姿が断片的にしか見られないのが残念。最後に海上に脱出した主人公達を追いかけてくるとか、そこを救難ヘリのパイロットがサメを退治するとか、もうひとひねりほしかったです。役者は、全く知らない人ばかりだけど、ボディーガード役で、太ったジーン・ハックマンみたいな風貌のコルム・ミーニーが一番よかったですね。
そんなに息続く??
海底緊急避難所。どっかに避難したのではなかったですわな。 しかし、B級感満載。 細かい演出は想像のつくものばかり。あーやっぱりな。の連続です。
サメの要素は少なくしてトラブルで海に墜落したパニック映画にした方が良かったような。
そんなにグイグイ、都合良く飛行機内にサメ、入って来ないでしょ。でまた、サメ、簡単にUターンできないでしょ。とかとか。
まあ、じいじ。ばあば。の結末は悲しいがな。
同性婚はフラグに含まれません
海底でサメもいたんじゃ外に出られないし、海面に出ても海の真ん中に身体ひとつじゃ…
救助を待つ以外に何をやるのか、と思いながら鑑賞。
まぁ基本は予想通りで、酸素問題は途中で忘れられたので、問題は機体の崩壊とサメくらい。
最後は海面に出た直後に救出される都合のよさ。
展開やフラグもベタベタで、ダイバーの所なんて「志村、うしろー!」みたいで笑ってしまったよ。
選択肢としても待つか出るかの2択しかなく、装備を探すくらいしかやることもないので間延び感がある。
(人数分、かつ子供用まである装備…)
一番怖かったのは、海底よりもむしろ空中。
あそこの迫力は凄まじかったし、逆にそこがピークになってしまった。
それにしても、男どもの情けないこと。
潜る役目は怪我をしてるブランドンや女性のエヴァばかりで、カイルは文句しか言わない。
おばあちゃんは帽子を頼んだ時はイラッとしたが、その後は医療面含め毅然としてたし。
ダニーロよりブランドンの方が機内設備に詳しいのはどうなんだろ。
なんか色々目覚めそうになるくらいローザちゃんが可愛すぎたから、せめてもう少し気遣ってあげて。
冒頭の海のシーン(エヴァの母親?)は綺麗だけど長すぎたし、展開も少ないので91分でもややダレた。
とはいえ一定の緊迫感はあったし、気軽に観るなら悪くないかも。
絶望のバーゲンセール
あざとい展開はあるものの、開始10分で囚われる絶望に身慄いする。
乗ってた飛行機が鳥の群れに突っ込んでエンジンが損傷して海に不時着するだけども、瞬く間に海中に沈む。
墜落していく機体の内部描写は迫力あって、先制パンチとしては強力だった。
そこからはサメの恐怖に脅かされる事になるのだけれど、まぁ次から次へと絶望の目白押し。
ぼぼほぼ何もしない客室乗務員だったり、何故かイニシアチブを発揮する主人公が謎だったりはするのだけれど、物語を楽しむようなものでもないので…まぁいいかと。
とは言え、段階的に沈む機体には戦慄を覚える。
ズズッと海底を滑るたんびに、俺の体は座席にのめり込むような感覚だ。
最後に海底に落ちていく機体な海流にのまれて、なかなか浮上できない主人公のカットとかは、よく出来てるなぁと感心する。
救助されて良かったよ、ホント。
この手の作品では突っ込んではいけない所なのだけど、登場人物達の肺活量は凄まじく…わかってはいても萎えるといえば萎える。
機体から脱出する主人公とか、オリンピックレコードを大幅に更新しそうな容量だ。
肝も冷えたし、暑い夏にはピッタリな作品だと思われる。オマケとして、飛行機と海への恐怖心も増幅される。
…今思えば、オープニングが凄腕の子守役から始まるのが謎と言えば謎だった。
No Way Up
海底の危機を描くの大好きな制作チームの最新作、そしてしっかりサメも登場してくれるのは観にいく事がお布施だからそりゃ当然鑑賞。デカスクリーンでいかせてもらいました。
安心安全でクオリティの高い海底パニックものになっており楽しませてもらいました。
序盤から不穏な雰囲気や死亡フラグの乱立など、お膳立て十分な状況から始まってくれて、スムーズに飛行機の中まで入ってくれる最低限のあらすじと登場人物紹介を済ませてくれるのもパニックもの特有のダラダラが無くて好印象でした。
空中パニックのシーンにまずハラハラさせてもらいました。
バードストライクによってエンジンの破損からの壁がバリバリ剥がれてオープンになってからの乗客が生身のままポンポン飛ばされて行き、座席にしがみついていたかと思いきや座席ごと吹っ飛ばされて、乗務員が助けに行ったら一緒に手を取り合って空に放たれてなどなど、もう即死だわという絶望感をハイスピードで見せてくれるもんですから、お股がヒュンってなりながらも素晴らしい映像を見せてくれてワクワクが止まりませんでした。
この空中の映像をもっと観ていたかったくらいです。
格安の航空機だからなのか乗務員に問題があるせいなのか、CAが酸素ボンベの注入をしていなくてピンチだったり、バードストライクが起こってもジョークを飛ばす中々にクレイジーな機長だったりと、そっちの視点も欲しかったなーってくらいには航空に携わる人間のポンコツさが目立っていました。
登場人物がそこまで多くない割には退場のさせ方が雑だったのは惜しいなと思いました。
ボディガードなんか頼もしさの塊なのにあっさりサメに襲われてしまって離脱しますし、祖父は空中分解の時点でおそらくアウト、主人公の彼氏?はふざけてしまったタイミングにサメに足をパクりんちょされて出血多量で死んで、序盤から死亡フラグ立てまくってたおちゃらけボーイは生き残るのかと思いきや怯えてしまったがためにサメにガブガブ、祖母は祖父と共にというのもあってエアロックの中で死亡という事もあり、派手なところでの死が序盤に集まったせいか、主要人物の死がササっと描かれてしまったのは勿体なかったです。
その割には乗務員は貨物室の案内だったり、酸素ボンベの場所だったりを教える程度の活躍だったのに最後まで生き残っていてなんだかなーとは思いました。
逃走中でミッションしてない人が逃走成功してしまったみたいな気分でした。
今作のサメは特別出演くらいの扱いなので、特別出番は多くないですが、大事な場面でしっかり襲撃してくれますし、丸ごとではなく部位部位を噛みちぎって身体的にも精神的にもダメージを与えてくれるタイプのサメで、潜んで油断しきったところを襲うなんていう頭のいい面も持ち合わせていて、ここ近年のサメ映画の中でも知能はトップクラスじゃないかなと思いました。
ラストの脱出はさすがに無理があるだろうと笑いながら観ていました。
結構な海底にいたはずなのに全力で泳いで、途中止まったりなんかして、それでいて息が持つというどえらいもんを観せられましたが、そうでないと物語も綺麗に閉まらんししょうがないかなと思いました。
着地こそ無難でしたが、しっかりとまとまった海底パニックものでしたし、サメの襲撃も堪能できましたしでとても満足できました。
この制作チームはやっぱ信頼の塊ですので来年あたりにまた1本作って欲しいな〜と思いました🦈
鑑賞日 8/19
鑑賞時間 9:25〜11:10
座席 L-19
副題のセンスのなさは絶望レベルだが、ヘリ一機で何とかなる海難事故もあるのでセーフ
2024.8.20 字幕 MOVIX京都
2024年のイギリス映画(91分、G)
海に墜落した飛行機に取り残された人々を描いたパニックホラー
監督はクラウディオ・ファエ
脚本はアンディ・メイソン
原題は『No Way Up』で、「上には行けない」という意味
物語は、ロサンゼルス国際空港にて、メキシコのハバカリフォルニアに向かう一行が描かれて始まる
州知事の娘エヴァ(ソーフィー・マッキントッシュ)は、恋人のジェド(ジェレミアス・アムーア)とその友人カイル(ウィル・アッテンボロー)とともにバカンスに行こうと考えていた
だが、父の言いつけでボディガードのブランドン(コルム・ミーニー)が同伴することになっていた
その便には、祖父母と旅行するローザ(グレース・ネトル)がいて、祖父は元軍人のハンク(ジェームズ・キャロル・ジョーダン)、祖母は陸軍看護師だったナナことマーディ(フィリス・ローガン)だった
彼らの乗った便は順調に航行するものの、沖合に出てわずか数分のところでバードストライクに見舞われてしまう
機長は平穏をアナウンスするものの、突如右翼のエンジンから炎が吹き出し、機はコントロールを失ったまま、海へと墜落してしまった
大陸棚を滑走し、海溝の手前で止まった機体は、壁面に大きな穴が空き、前方部分にわずかなエアロックが残っている状態だった
生き残ったのは、ブランドン、エヴァ、カイル、ジェドと、ローザとマーディ、客室乗務員のダニーロ(マヌエル・パシフィック)の7人だけ
ブランドンは救助が来るまで動かない方が良いというものの、みるみると酸素は減っていく
そこで、医療用のボンベを持った客のことを思い出したブランドンは、それを回収するために水没したエリアへと向かう
だが、そこには人喰いサメがいて、ブランドンはその餌食になってしまうのである
映画は閉鎖空間パニックスリラーで、尽きてくる酸素、周りには人喰いサメという状況に追いやられる人々を描いていく
助けが来るまで耐えるかどうかと考えていたが、外の情報は一切わからない
だが、被害者の中に州知事の娘がいたことで、捜索は入念に行われ、それによって墜落現場を発見するに至った
ツッコミどころ満載の映画で、人生を振り返る人から死んでいくというお約束も展開される
ご都合主義に満ちた展開で、主人公補正、少女補正などもあるのだが、役に立たないダニーロが何もしないまま助かってしまうのは不思議だった
彼は常に冷静だがほぼ自分では動かないキャラで、それが功を奏したのか、トラブルには巻き込まれずに済んでいる
このあたりが何となくリアルにも感じてしまう
緊張感があるので91分は楽しめるが、観終わったあとに色々とツッコミどころがジワる作品だったりする
パンフレットでは、このような状況になった時の対処法みたいなのが載っていて、暗に映画の真似をしないでくださいねと補完しているようにも思えた
いずれにせよ、州知事の娘捜索にヘリ一機というレベルなので、見つかったこと自体が奇跡だと思う
海域のことを知っているはずの救助ダイバーがサメに襲われて死ぬという設定ありきの内容はアレだが、そのあたりは物語の展開ありきなので野暮な追い討ちなのかもしれない
酷暑を映画館で凌ぐにはちょうど良い映画だけど、配信で観たら寝ると思うので、初動だけが頼りの興収になってしまうのかな、と思った
助かるには犠牲の上に成り立つものか
鑑賞前は次々と困難に襲われていく一方かと思っていたが、最初こそその通りだったものの、頼れる主人公のボディガードがやられるあたりから、遭難者にとっても➕要素も発生し始めた。
ボディガードや、その他の者の死➖酸素量を稼げる。救助に来たダイバーの犠牲➖後で、彼らのギアを流用。ダイビング器材を発見、ゲットするも、人数分ない➖大怪我(サメによる)した主人公の彼氏の死などである。
最後クライマックスで機内から脱出する決意をした遭難者達だが、年齢などを理由に、皆の足を引っ張る事を恐れ、機内にとどまり孫を主人公に託す祖母と、過去のトラウマから脱出時にパニックを起こしてしまい、結局サメの餌食になる主人公の同行者。
脱出のクライマックスであわや主人公が襲われる、と思ったら何人も襲い、腹が満たされていたのか主人公を襲わずにスルーするサメ。これらの事が起こる最中でも、機体が海底の崖からどんどんズレ落ちていくし、水圧に機体が悲鳴をあげる描写もしばしある。
また旅客機が海面に不時着水後も、機長がメーデーの連絡が出来たのか、その辺の描写がない事も、展開が読めない一助になっている。
レビュー点数あまりにも低いから😔
メチャメチャ期待値下げて行ったせいもあってか、酷評するほど酷くはありませんでした☺️
後、温泉シャークを先に観ていたのも、大きかったかも😅
いづれにしても、元軍医のばあさんを人工呼吸して生かしたのがこの作品の核ですな🤔
あのばあさんいなかったら、温泉シャークと同じ尺で終わっていたかもしれませんもん🤣
ばあさんは仕方ないとしても、長生きしたけりゃ、人間謙虚でないといけませんよって改めて思わせる作品でもありますな😌
ん? あれ?
サメ映画なの。でもサメがストーリーの根幹に関わらないの。どういうこと?って思うんだけど、サメ映画はなんでもありだからね。次はサメが出ないサメ映画だね。
冒頭はキャラ説明なんだけど「いかにも」って感じなんだよね。敢えて安っぽくやってんだろっていう。
それで飛行機に乗るんだけど、バードストライク。そのまま敢えなく墜落です。
海に沈んでしまうので、乗客ほぼ全滅。生き残ったのはキャラ紹介されてた7人のみ。
それで機内から色んなものを調達しようとすると、なんとサメが!
このサメすごいんだよね。理由なく人間を襲ってくるの。なんか恨みがあるのかな。
それで沈没した飛行機の中だからね、通路せまいんだよ。人間がやっと通れるくらい。
しかしサメは、そこを悠々と泳いで侵入し、次々と人間を襲う!
そんなにおっきなサメは入れないと思うんだよね。
「このまま待っているか、脱出するか」の悩みなんだけど、酸素も少なくなるし、飛行機が海溝に落ちそうになるから「行くしかない」ってなるの。
ここの悩みにサメほぼ関係ないね。「酸素は十分だけどサメが!」じゃないから。
だから、サメとほぼ戦わないんだよね。
ラストに向けていよいよ脱出し、主人公一人が取り残される!
ここでサメと対決だ!と思ったら対決はなくて、静かにやり過ごすだけなの。
それで主人公は浮上してヘリに発見され、さすがに簡単すぎるからここでサメに襲われんだろと思ったらそのまま救出された。
なんかね、全体的にゆるいつくりだからね、ここでサメが海中から飛び出してミサイルのようにヘリに激突して爆破でラストにして欲しかった。それくらいやらないと、おさまらないよこの話。
でも《海底47m》のチームだからね、ここで「と思ったら実は……」で暗い気持ちにさせんのかと思ったら、それもなかった。
映画館出てね「本当は主人公は海底で酸欠になって、その幻視を我々はみせられていたのでは……」と恐くなったよ。
いろいろ詰めは甘いしB級だけどサメ映画だからね。かなり楽しく観られて良かったよ。
白人男性は生きづらい時代
航空パニック&サメ映画という、ジャンルムービーの美味しいところ取りで、低予算ながらそれなりに楽しめる。
とはいえ冒頭10分で、キャラクターの属性で大体生き残りそうなのが誰かが分かってしまい、実際その通りになった。
何だかんだで脱出成功
早朝の飛行機で南国リゾート地へ旅立つはずだったが、バードストライクにより片翼のエンジンが破損してしまうと、欠片が機体を直撃し、いっきに堕ちてしまった。
あまりにも脆くないかm(_ _;)m
話にも出ていたが、機体が古いとはいえバードストライクであそこまで破損してしまうとそもそもがフライト用には適さなかったのでは?しかも州知事の娘が乗る設定にしては格安すぎないかw
しかも、ボディーガード付き(;´Д`)
設定で様々なツッコミどころがありながらも、深海まで堕ちた飛行機から脱出する。
ローザが話した、サメは泡に弱いって単純に目を眩ませるには泡が効果があるってだけだったが、限られたアイテムの事を考えたら賢明な判断だったのだろう。
ラストは、エヴァの母親が航空機事故で着水した際に溺れて亡くなった過去を連想させる(序盤にも登場していたが)シーンだったが、エヴァの母親が娘を助けて何とか浮上することができた、そしてまたタイミングよくヘリコプターに救助してもらってエンディング。
看護師の経験をもつマーディの存在も、工学部卒のエヴァの恋人ジェイドの存在も、嫌味や弱音しか言わないカイルはいらない(笑)、CAのダニーロも飛行機内の案内をするだけの人で果たして非常時にそれしか出来ない人は必要だったのか、ボディーガードのブランドンは心強かった。
キャラクターもツッコミどころがあったけど、ストーリー性としては飽きさせないエンターテイメントには富んでいたのでこの評価かな。
内容でなく出演者に
どっかで見たことあんな~ぁと思っていると『ダウントンアビー』でメイド長を演じていたフィリス・ローガンさんじゃあ~りませんか!? ヘアースタイルが変わると女性は変身するってか?それとアイルランド出身の忘れてはいけない『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』でマイルズを演じたコルム・ミーニイさん、お久しぶりね!?
CA: Can I get you anything, sir?
Brandon: Some peace would be nice.
「アメリカ人がこんな優しいジョークを言うはずがない」って思っていると
ロサンゼルスからメキシコのロスカボス行き航空機にバードストライク、そして墜落って、最初はイギリス流の冗談なのか? 巡航高度1万メートルの上空まで鳥ちゃんたちが飛べるなんてと... でそんなこと起きるのかと思っていると確かに発生した事実があったので... あたし、イギリス映画をいつも色眼鏡で見ちゃいますので失礼しました。でもね。
本作『エア・ロック 海底緊急避難所』に御出演のメインキャストの俳優さんたちは、イギリスをはじめコモンウェルスに所属する国やかつては所属していた国の人たちなので何故、セットアップをアメリカにしたのかは... まぁ、どうでもいいけどね⁉
機内の限られた場所のワンシチュエーションで、ほぼスタジオで撮影されているのでかなり早くの段階で「飽きるな」と思っていたけど分かり易い内容に、場面展開も小気味よく進行していくのでそれなりに亜流で狭小の『ポセイドンアドベンチャー』とあまり見劣りのしない視覚効果なんてね⁉ 嘘です。見劣りします。ただし、サメちゃんたちが襲っては来ても
"謳い文句" とは違い、なんか迫力に欠けるし、体から流れる血が海中を真っ赤に染めることもなく、とても控えめな彼らでした。
ただし、何故か知らないけれど10才の少女にオートクチュールでもないのにウエットスーツがピッタリってどういう事?(重箱の隅を突きます)
本作を拝見して、当時17歳のマイケル・ケインがクレジットされていないイギリス映画『Morning Departure (1950)』(アメリカでの公開時『Operation Disaster』)のやるせなさを
ラストの方で、ほぼすっぴんで頑張ってやり遂げたフィリス・ローガンさんの演技を見ることで思い出しました。彼女に拍手です。
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