「今年も来ました夏の風物詩のサメ映画」エア・ロック 海底緊急避難所 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
今年も来ました夏の風物詩のサメ映画
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もはや、日本のサマームービーの定番となったサメ映画、今回もワンシチュエーションかつノースターと低予算方式ながら、なかなか楽しめました。映画が始まって早々、主人公御一行様が乗った旅客機が事故で機体が裂け、乗客が次々と外に吹っ飛ばされるシーンはとても迫力あります。その後飛行機は海に墜落、沈没したら、今度は機体の裂け目から人喰いザメが入り込んできて生き残った乗客を襲い始めると言う情け容赦ない展開がいい感じです。さらに、生存者の中で唯一頼りになるボディーガードがあっと言う間にサメにやられてしまうのも、緊迫感を一気に高めます。結局、生存者達は空気の残ったキャビンで救助を待つ破目になるんだけど、生存者の男性キャラがみんな、ポンコツで役立たずだし、演出なのか予算のせいなのか、サメのお姿が断片的にしか見られないのが残念。最後に海上に脱出した主人公達を追いかけてくるとか、そこを救難ヘリのパイロットがサメを退治するとか、もうひとひねりほしかったです。役者は、全く知らない人ばかりだけど、ボディーガード役で、太ったジーン・ハックマンみたいな風貌のコルム・ミーニーが一番よかったですね。
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